移木之信とは
移木之信
いぼくの-しん
四字熟語 | 移木之信 |
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読み方 | いぼくのしん |
意味 | 約束を必ず実行することのたとえ。 為政者は人民に法の権威や信用を示すべきという戒めのこと。 戦国時代、秦の商鞅が国民からの信用を得るために、南門の大木を北門に移した者に十金を与えると布告したが、皆疑い誰も移さなかった。 五十金に増額すると移す者が現れたので、五十金を渡して約束を本当に守ると示した故事から。 |
出典 | 『史記』「商君伝」 |
漢検級 | 準1級 |
場面用途 | 戒めの言葉 / 上の立場の人の心得 / 約束を果たす / 言葉 |
類義語 | 徙木之信(しぼくのしん) |
使用漢字 | 移 / 木 / 之 / 信 |
「移」を含む四字熟語
「木」を含む四字熟語
- 悪木盗泉(あくぼくとうせん)
- 一木一草(いちぼくいっそう)
- 一木難支(いちぼくなんし)
- 一世木鐸(いっせいぼくたく)
- 移木之信(いぼくのしん)
- 円孔方木(えんこうほうぼく)
- 縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ)
- 円木警枕(えんぼくけいちん)
- 朽木糞牆(きゅうぼくふんしょう)
- 朽木糞土(きゅうぼくふんど)
- 喬木故家(きょうぼくこか)
- 金口木舌(きんこうぼくぜつ)
- 禽獣草木(きんじゅうそうもく)
- 尭鼓舜木(ぎょうこしゅんぼく)
- 槁木死灰(こうぼくしかい)
- 木端微塵(こっぱみじん)
- 枯木寒巌(こぼくかんがん)
- 枯木朽株(こぼくきゅうしゅ)
- 枯木枯草(こぼくこそう)
- 枯木死灰(こぼくしかい)
- 枯木逢春(こぼくほうしゅん)
- 枯木竜吟(こぼくりょうぎん)
- 剛毅木訥(ごうきぼくとつ)
- 合抱之木(ごうほうのき)
- 山精木魅(さんせいもくび)
- 山川草木(さんせんそうもく)
- 三草二木(さんそうにもく)
- 三木一草(さんぼくいっそう)
- 徙木之信(しぼくのしん)
- 人非木石(じんひぼくせき)
「之」を含む四字熟語
- 阿吽之息(あうんのいき)
- 阿衡之佐(あこうのさ)
- 阿保之功(あほのこう)
- 晏子之御(あんしのぎょ)
- 帷幄之臣(いあくのしん)
- 異域之鬼(いいきのき)
- 衣錦之栄(いきんのえい)
- 倚玉之栄(いぎょくのえい)
- 一技之長(いちぎのちょう)
- 一言蔽之(いちげんへいし)
- 一日之長(いちじつのちょう)
- 一樹之陰(いちじゅのかげ)
- 一面之辞(いちめんのじ)
- 意中之人(いちゅうのひと)
- 一塊之肉(いっかいのにく)
- 一割之利(いっかつのり)
- 一簣之功(いっきのこう)
- 一丘之貉(いっきゅうのかく)
- 一狐之腋(いっこのえき)
- 一笑置之(いっしょうちし)
- 一炊之夢(いっすいのゆめ)
- 一世之傑(いっせいのけつ)
- 一世之雄(いっせいのゆう)
- 一朝之忿(いっちょうのいかり)
- 一朝之患(いっちょうのうれい)
- 一飯之恩(いっぱんのおん)
- 一飯之徳(いっぱんのとく)
- 一飯之報(いっぱんのむくい)
- 一以貫之(いついかんし)
- 鷸蚌之争(いつぼうのあらそい)
「信」を含む四字熟語
- 移木之信(いぼくのしん)
- 音信不通(おんしんふつう)
- 姦言似信(かんげんじしん)
- 韓信匍匐(かんしんほふく)
- 軽諾寡信(けいだくかしん)
- 軽便信用(けいべんしんよう)
- 孝悌忠信(こうていちゅうしん)
- 徙木之信(しぼくのしん)
- 信及豚魚(しんきゅうとんぎょ)
- 信疑忠謗(しんぎちゅうぼう)
- 信外軽毛(しんげきょうもう)
- 信言不美(しんげんふび)
- 信賞必罰(しんしょうひつばつ)
- 信心決定(しんじんけつじょう)
- 信誓旦旦(しんせいたんたん)
- 大信不約(たいしんふやく)
- 豚魚之信(とんぎょのしん)
- 背信棄義(はいしんきぎ)
- 半信半疑(はんしんはんぎ)
- 尾生之信(びせいのしん)
- 抱柱之信(ほうちゅうのしん)
- 朋友有信(ほうゆうゆうしん)