「け」から始まる四字熟語 — 169 件
「け」から始まる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
経緯万端(けいいばんたん)
物事が複雑にからみ合っていて、どこから手をつければよいか分からないこと。 「経緯」は織物の縦糸と横糸。 「万端」はあらゆる事柄のことで、糸でいえば数えきれないほど多くの糸の端。 縦横の糸がもつれて糸の端が無数にあり、ほどく糸口が見つからないという意味から。
閨英闈秀(けいえいいしゅう)
非凡な女性。才能豊かな女性。 「閨」は女性の寝室、「闈」は後宮、または奥座敷のことで、どちらも女性のいる場所であることから、女性のたとえ。 「英」と「秀」は秀でた才能を持つ人のこと。
形影一如(けいえいいちにょ)
仲のよい夫婦のこと。 または、善い心も悪い心も、影のようにそのまま行いに映し出されること。 「形影」は物のすがたと、それが落とす影。 「一如」は二つのものが一体で、分けられないこと。 体があれば必ず影があり、体が動けば影も同じように動いて、決して離れないという意味から。
経営惨憺(けいえいさんたん)
いろいろなことに苦心して、心を悩ませながら計画して営むこと。 「経営」は目的のために考えて準備して行動すること。 「惨憺」は心を砕いて悩むこと。 「惨憺」は「惨澹」とも書く。 「惨憺経営」ともいう。
形影相随(けいえいそうずい)
心の善悪が行動に出ること。 「形影」は姿形と影。 影は体の動きと同じ動きをするということから。 「形影(けいえい)相(あい)随(したが)う」とも読む。
形影相弔(けいえいそうちょう)
誰かが来ることもなく、一人で寂しい様子。 「形影」は体とその影。 「弔」はあわれむ、いたわること。 そばにいるのは自分の影だけで、体と影とがたがいをあわれんで慰め合うしかないという意味から。 三国時代の魏の曹植が上奏文で用い、のちに晋の李密が、年老いた祖母の世話をするために官職を辞退したいと願い出た上奏文「陳情表」でも、身寄りのない自分の境遇をこの言葉で述べた。 「形影(けいえい)相(あい)弔(とむら)う」とも読む。
形影相同(けいえいそうどう)
心の善し悪しは、隠しようがなくそのまま行いにあらわれるということ。 「形影」は形と影。 「相同」はたがいに同じであること。 形が曲がれば影も曲がり、形がまっすぐであれば影もまっすぐであるように、心が正しければ行いも正しく、心がゆがめば行いもゆがむという意味から。 『列子』に、影が曲がるかまっすぐかは形しだいで決まると説く話がある。
形影不離(けいえいふり)
極めて密接な関係で、離れることができないこと。 「形影」は物の形とその物の影のこと。 物と影は互いに離れることができないということから。
繋影捕風(けいえいほふう)
話や物事にまとまりがないことのたとえ。 影をつなぎとめて、風を捕まえることで、不可能なことという意味から。
傾家蕩産(けいかとうさん)
財産の全てを使い果たし、全てを失うこと。 「傾家」と「蕩産」はどちらも財産を全て使って失うこと。 「家を傾(かたむ)け産(さん)を蕩(やぶ)る」とも読む。
桂冠詩人(けいかんしじん)
「桂冠」は月桂樹の枝葉で作った冠のことで、古代ギリシャで英雄や詩人にこれが授けられた風習から、イギリス王室から最高の地位の詩人に与えられる称号のこと。
形骸土木(けいがいどぼく)
自然のまま飾らずに生きることのたとえ。 「土木」は土と木のこと。 「形骸」は人の体。 土や木のように自然で飾らない姿という意味から。 「形骸(けいがい)を土木にす」とも読む。 「形骸土木」ともいう。
傾蓋知己(けいがいのちき)
以前からの親友のように、初めて出会った者同士がすぐに親しくなること。 「傾蓋」は車の蓋を傾けるという意味から車を止めること。 「知己」は友人という意味。
傾危之士(けいきのし)
言葉や策謀で、国を混乱させ傾けて危うくする危険人物のこと。 「傾危」は傾いて危ない様子。
桂宮柏寝(けいきゅうはくしん)
桂の宮殿と柏の居室のことから、豪華で美しい宮室のたとえ。 「桂」と「柏」は香木の名前。 「寝」は居室、または表座敷のこと。
軽裘肥馬(けいきゅうひば)
身分が高く財産がある人の服装。または、常にとても富貴な様子。 「軽裘」は軽くて高級で丈夫な皮ごろも。 「肥馬」は肥え太った立派な馬。 「肥馬軽裘」ともいう。
敬教勧学(けいきょうかんがく)
学問を行うように勧めること。 君主が行うべきこととされる。 「教(おしえ)を敬(けい)し学(がく)を勧(すす)む」とも読む。
荊棘叢裏(けいきょくそうり)
乱臣や逆臣が住んでいる家のたとえ。 「荊棘」は荊のことで荊に棘があることから、障害になるもののたとえ。 「叢裏」は草むらの中のこと。 草むら中にひっそりと潜んでいる荊という意味から。
荊棘銅駝(けいきょくどうだ)
国が滅ぼされることを嘆くことのたとえ。 「銅駝」は銅製のラクダの像のこと。 「荊棘」は荊(いばら)、または荒れ果てること。 中国、晋の索靖は国が乱れることを予知し、「宮門に飾ったラクダの像も、やがて荒れ果てたいばらの中に埋もれるだろう」と嘆いたという故事から。 「銅駝の荊棘中に在るを歎く」を略した言葉。 「荊棘銅駝」ともいう。
軽挙妄動(けいきょもうどう)
事の是非を考えることなく、軽率に行動すること。 「軽挙」は軽率な行動、「妄動」は考えもなしにでたらめに行動すること。
桂玉之艱(けいぎょくのかん)
他の土地からやってきて、物価の高さで生活に苦労すること。 「桂」は香木、「玉」は宝玉、「艱」は悩むや苦しむこと。 戦国時代の遊説家の蘇秦が、楚の威王を訪れたところ、面会までに三か月も待たされてしまい、その間、宝玉より高い食べ物や香木より高い薪の値段に悩まされ、生活に苦労した故事から。
鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)
鶏の群れの中の一羽の鶴という意味から、多くの凡人の中で極めて優れている一人の人物のこと。
鶏犬不寧(けいけんふねい)
非常に緊迫した状況で、心が落ち着かないことのたとえ。 騒然としていて、鶏や犬でさえも落ち着かないという意味から。 「鶏犬(けいけん)も寧(やすら)からず」とも読む。
鶏口牛後(けいこうぎゅうご)
大きな組織に入って上の人に付き従い言いなりになるより、小さな組織だとしても上に立つほうがよいということ。 「鶏口」は鶏の口ばしのことで、小さな組織の長という意味。 「牛後」は牛の尾のことで、大きな組織の末端という意味。 戦国時代、蘇秦が韓王に秦の属国になるより、たとえ小国だとしても一国の王のほうがよいと説得した故事から。 「寧(むし)ろ鶏口と為(な)るも、牛後と為(な)るなかれ」の略。
経国済民(けいこくさいみん)
世をうまく治めて、民を苦しみから救うこと。 「経」は統治する、「済」は救済するという意味。 「経済」の語源。
経国大業(けいこくのたいぎょう)
国を安定して統治するために必要な大切な仕事。 または、素晴らしい文章のこと。 「経国」は国を治めること。 「大業」は社会的に重要な仕事。
傾国美女(けいこくのびじょ)
「傾国」は国を傾け滅ぼすという意味で、国政をないがしろにするほど君主が心を引かれるほどの絶世の美女のこと。
傾国美人(けいこくびじん)
「傾国」は国を傾け滅ぼすという意味で、国政をないがしろにするほど君主が心を引かれるほどの絶世の美人のこと。
鶏骨支床(けいこつししょう)
喪に服して、痩せ衰える様子。 「鶏骨」は痩せ衰え、鶏の骨のように見えるということ。 痩せ衰えて、寝台に支えるだけで精一杯という意味から。 「鶏骨(けいこつ)、床(とこ)を支(ささ)う」とも読む。
稽古之力(けいこのちから)
過去の出来事を考える努力のこと。 または、学問や芸術の成果で、財産や地位を得ること。 「稽古」は過去の出来事を考えること。
