「さ」から始まる四字熟語 — 187 件
「さ」から始まる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
塞翁失馬(さいおうしつば)
人生の幸福と不幸は、つぎつぎと入れかわるもので、前もって見通すことはできないということ。目の前の出来事に喜んだり悲しんだりしてもしかたがないといういましめ。 「塞翁」は、中国北方の国境の砦(塞)のそばに住んでいた老人を指す。 あるとき、この老人が飼っていた馬が逃げて塞の外(胡の地)へ出てしまった。 近所の人々が気の毒がると、老人は「これがかえって幸いにならないとも限らない」と言った。 しばらくして、その馬はすぐれた馬を連れて戻ってきた。 人々が祝うと、老人は今度は「これが災いのもとにならないとも限らない」と言った。 やがて、その良馬に乗った息子が落馬して足の骨を折り、不自由な体になってしまう。 人々が同情すると、老人はまた「これが幸いに転じないとも限らない」と言った。 のちに戦(いくさ)が起こり、若者の多くが兵に取られて命を落としたが、足を痛めていた息子は徴兵をまぬがれ、親子ともに生きながらえたという故事から。 日本では、ことわざの「[[人間万事塞翁が馬*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/60.php]]」の形で親しまれている。 「塞翁之馬」ともいう。
斎戒沐浴(さいかいもくよく)
神仏へのお祈りや神聖な儀式の前に飲食や行動を慎み、水で髪や体を洗い心身を清めること。 「斎戒」は飲食を断つなどの戒を守り、心を清めること。 「沐浴」は水で髪や体などを洗って身を清めること。 「沐浴斎戒」ともいう。
才華蓋世(さいかがいせい)
すぐれた才能と知恵で世の人々を圧倒すること。 「才華」は内から溢れ出たすぐれた才能と知恵のこと。 「蓋世」は世の中を覆いつくすほどに意気が旺盛という意味から、世の中を圧倒することのたとえ。 「才華(さいか)、世を蓋(おお)う」とも読む。
採菓汲水(さいかきっすい)
木の実を採り、水を汲んで仏にささげるように、身を惜しまず仏道の修行に励むこと。 「菓」は木の実のこと。 『法華経』に、釈迦が前世で王だったとき、教えを聞くために仙人に仕え、木の実を採り水を汲んで千年ものあいだ働いたと語られていることから。 「採花汲水」とも書く。
才華爛発(さいからんぱつ)
素晴らしい才能が溢れ出ていること。 「才華」は素晴らしい才能のこと。 「爛発」は鮮やかに現われること。
歳寒三友(さいかんさんゆう)
冬の寒さに友とすべき三つのもの、松・竹・梅のこと。東洋画(中国や日本の絵画)の題材としてもよく描かれる。 「歳寒」は寒い季節、冬のこと。転じて、乱れた世や逆境のたとえにもなる。 松と竹は冬でも緑を失わず、梅は寒さの中で花を開くことから。 また、乱れた世の中で、まわりにすぐれた人物がいないときに代わりの友とする山水・松竹・琴酒をいう場合もある。
歳寒松柏(さいかんしょうはく)
逆境で苦しい状況でも、信念や志を貫くことのたとえ。 「歳寒」は季節の冬。または逆境や苦難という意味。 松や柏などの常緑樹は寒い季節でも緑の葉をつけていることから。
才気煥発(さいきかんぱつ)
すぐれた才知が、隠しようもなく外に表れること。 「才気」は物事をすばやくつかむ心のはたらき。 「煥発」は光り輝くように現れ出ること。
再起不能(さいきふのう)
以前のよい状態に戻ることができないこと。 「再起」は悪い状態から以前のよい状態に戻ること。 「不能」は実現する能力がないこと。
猜疑嫉妬(さいぎしっと)
疑って妬むこと。 「猜疑」は信用できず妬むこと。
歳月不待(さいげつふたい)
年月はあっという間に過ぎていき、人の都合などでは待ってくれないので、時を大切にせよという戒めの語。
最後通牒(さいごつうちょう)
外交文書の一種で、平和的交渉の最終的な要求。 受け入れられない場合は、戦争などの実力行使を行うことを宣言することが多い。
歳歳年年(さいさいねんねん)
「来る年も来る年も」や「毎年、毎年」という意味。 「年年」と「歳歳」はどちらも「どの年も」という意味。 「歳歳年年(歳々年々)」ともいう。
灑灑落落(さいさいらくらく)
性格や言動が淡白であっさりとしていて、物事にこだわらないこと。
洒洒落落(さいさいらくらく)
性格や言動が淡白であっさりとしていて、物事にこだわらないこと。 「洒落」はさっぱりとしていて、こだわらないという意味で、重ねて強調した言葉。
再三再四(さいさんさいし)
「たびたび」や「何度も何度も」という意味。 「再四」は「再三」を強調した語で、「再三」は二度も三度もということで、同じことを繰り返すという意味。
才子佳人(さいしかじん)
理想的な男女のこと。 「才子」はすぐれた才能の男性。 「佳人」は美しい女性。 「佳人才子」ともいう。
妻子眷族(さいしけんぞく)
妻と子どもなどの身内のことで、血縁関係のある親族のこと。 「妻子眷属」とも書く。
再思三省(さいしさんせい)
「再思」は考え直す、「三省」は一日に何度も反省することで、何度も考え直して、反省すること。
才子多病(さいしたびょう)
すぐれた才能がある人は病気になりやすいという意味。 「才子」はすぐれた才能があり、頭のはたらきがすぐれている人のこと。
犀舟勁檝(さいしゅうけいしゅう)
頑丈な舟と強い櫂(かい)。 「犀舟」は硬くて壊れにくい舟。 「勁」は強いこと。 「檝」は舟をこぐための櫂。
載舟覆舟(さいしゅうふくしゅう)
「載舟」は船を浮かべる、「覆舟」は船が転覆することで、船を浮かせるのも転覆させるのも水という意味から、君主は人民に支えられ、人民によって滅ぼされるということ。 または、人は敵になることもあれば、味方になることもあるということ。
才色兼備(さいしょくけんび)
女性が、すぐれた頭のはたらきと美しい容姿の両方をそなえていること。 「才」は才知、「色」は容姿の美しさ。 「兼備」は二つ以上をあわせもつこと。
采色不定(さいしょくふてい)
怒ったり喜んだりと、感情がころころと変わること。 「采色」は顔つきや顔色。 顔つきが一定しないという意味から。
妻子離散(さいしりさん)
家族が離れ離れになること。 妻と子が離散するという意味から。 「妻離子散」ともいう。
採薪汲水(さいしんきゅうすい)
自然の中で質素な生活をすること。 山で薪(たきぎ)を採り、川の水を汲むという意味から。
採薪之憂(さいしんのうれい)
病気を患っていることを相手にへりくだっていう言葉。 病気で、薪(たきぎ)を採りにいくことすらできないという意味から。
砕身粉骨(さいしんふんこつ)
力の限りを尽くして努力したり働いたりすること。 「粉骨」は骨を粉にすること。 「砕身」は身を砕くこと。 骨を粉にして身を砕くような努力をするという意味から。 特に任された仕事などに対して使うことが多い言葉。 「砕身粉骨」ともいう。
細心翼翼(さいしんよくよく)
小心者でいつもびくびくしている様子。 「細心」は慎み深いこと。または、気が小さいこと。 「翼翼」は親鳥が雛を翼で覆って注意深くかばうという意味から、遠慮がちで控えめなことをいう。 元は慎み深く礼儀正しい様子のことで、周の文王をほめる言葉。
細心臨摸(さいしんりんも)
隅々まで気を配って、手本の通りに写すこと。 「細心」は細かい部分まで気を配ること。 「臨」と「摸」は手本を見て、その通りに真似をすること。 「細心臨模」とも書く。
