杯中蛇影とは
杯中蛇影
はいちゅうの-だえい
四字熟語 | 杯中蛇影 |
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読み方 | はいちゅうのだえい |
意味 | 疑う気持ちが強くなると、つまらないことでも過剰に気になり病んでしまうことのたとえ。 自分の杯の酒に蛇の形をした影が映っているのを見て、蛇を飲み込んでしまったと思い込んで病気になったが、後にその影は蛇ではなく壁にかけていた弓のものであったと知ると、すぐに病気が治ったという故事から。 |
出典 | 『晋書』「楽広伝」,『風俗通義』「怪神」 |
漢検級 | 準2級 |
場面用途 | 恐怖 |
類義語 | 影駭響震(えいがいきょうしん) |
疑心暗鬼(ぎしんあんき) | |
草木皆兵(そうもくかいへい) | |
杯弓蛇影(はいきゅうだえい) | |
風声鶴唳(ふうせいかくれい) | |
使用漢字 | 杯 / 中 / 蛇 / 影 |
「杯」を含む四字熟語
「中」を含む四字熟語
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「蛇」を含む四字熟語
「影」を含む四字熟語
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- 衣香襟影(いこうきんえい)
- 影駭響震(えいがいきょうしん)
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- 繋風捕影(けいふうほえい)
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- 匿影蔵形(とくえいぞうけい)
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- 杯中蛇影(はいちゅうのだえい)
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