影駭響震とは
影駭響震
えいがい-きょうしん

四字熟語 | 影駭響震 |
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読み方 | えいがいきょうしん |
意味 | ちょっとしたことで驚き、ひどく恐れて震え上がること。 「影駭」は影を見るだけで驚くこと。 「響震」は物音が聞こえただけで震え上がること。 |
出典 | 『文選』班固「答賓戯」 |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 恐怖 |
類義語 | 疑心暗鬼(ぎしんあんき) |
草木皆兵(そうもくかいへい) | |
杯弓蛇影(はいきゅうだえい) | |
杯中蛇影(はいちゅうのだえい) | |
風声鶴唳(ふうせいかくれい) |
使用されている漢字
「影」を含む四字熟語
暗香疎影(あんこうそえい)
どこからともなく漂う花の香りと、月光に照らされた木々の影の情景。 または、梅のこと。 「暗香」はどこからか漂う良い香りのこと。 「疎影」はまばらに広がる木々の影のこと。
衣香襟影(いこうきんえい)
いろんな人の姿、形のこと。 または、人々の様子。 衣服の香りと襟の形という意味から。
影迹無端(えいせきむたん)
痕跡や手がかりになるものが何もないこと。 「迹」は痕跡。 「端」は手がかり。 「影迹端無し」とも読む。
含沙射影(がんしゃせきえい)
陰険な方法で人を害すること。 「含沙」は水の中にいる虫のいさごむしのこと。 いさごむしが人の影に砂を吐くと、影に砂をかけられた人は高熱が出て死んでしまうとされていることから。 「含沙影を射る」とも読む。
形影一如(けいえいいちにょ)
仲が良い夫婦のこと。 または、心の善悪が行動に出ること。 体と影は離すことが出来ないように深く結びついた関係ということから。
形影相随(けいえいそうずい)
心の善悪が行動に出ること。 「形影」は姿形と影。 影は体の動きと同じ動きをするということから。 「形影相随う」とも読む。