「復讐」に関連する四字熟語一覧
四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
引縄批根(いんじょうへいこん)
協力して他を全て排除すること。 または、裏切った相手に報復して恨みを晴らすこと。 「引縄」は縄をつけて引っ張ること。 「批根」は根本から全て取り除くこと。 中国の前漢の高官の灌夫と、その親友の魏其侯は、力を持っていたときに擦り寄ってきたが、力を失うといきなり裏切った者たちに報復したいと思ったという故事から。 「縄を引き根を批(しりぞ)く」とも読む。
漆身呑炭(しっしんどんたん)
仇討ちや復讐をするために、非常に苦労すること。 「漆身」は漆を身体に塗る、「呑炭」は炭を呑むこと。 春秋時代、晋の予穣は主君の仇討ちをするために、漆を身体に塗って皮膚病の別人を装い、炭を呑(の)んで声が出ないようにして機会をうかがったという故事から。 「呑炭漆身」ともいう。
報仇雪恨(ほうきゅうせっこん)
仇を報じ恨みを雪ぐとも読み、仇討ちをして恨みを晴らすこと。 「報仇雪恨」の旗を掲げて、曹操が父親の仇の陶謙を討つために、徐州を攻めて、大虐殺したという故事から。
報仇雪恥(ほうきゅうせっち)
仇を討って、受けた屈辱を晴らすこと。 「仇」は恨みを晴らしたいと思う相手。 「雪」は汚れを落としてきれいにするという意味。 「仇(あだ)を報い恥(はじ)を雪(すす)ぐ」とも読む。