漆身呑炭とは
漆身呑炭
しっしん-どんたん

四字熟語 | 漆身呑炭 |
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読み方 | しっしんどんたん |
意味 | 仇討ちや復讐をするために、非常に苦労すること。
「漆身」は漆を身体に塗る、「呑炭」は炭を呑むこと。 春秋時代、晋の予穣は主君の仇討ちをするために、漆を身体に塗って皮膚病の別人を装い、炭を呑(の)んで声が出ないようにして機会をうかがったという故事から。 「呑炭漆身」ともいう。 |
出典 | 『史記』「刺客伝」 |
異形 | 呑炭漆身(どんたんしっしん) |
漢検級 | 準1級 |
場面用途 | 苦労を重ねる / 復讐 / 怨む |
類義語 | 臥薪嘗胆(がしんしょうたん) |
座薪懸胆(ざしんけんたん) |
使用されている漢字
「漆」を含む四字熟語
- 膠漆之交(こうしつのまじわり)
- 漆身呑炭(しっしんどんたん)
- 黝堊丹漆(ゆうあくたんしつ)
- 雷陳膠漆(らいちんこうしつ)
「身」を含む四字熟語
- 可惜身命(あたらしんみょう)
- 以身役物(いしんえきぶつ)
- 以身殉利(いしんじゅんり)
- 位尊身危(いそんしんき)
- 一身軽舟(いっしんけいしゅう)
- 一身是胆(いっしんしたん)
- 一体分身(いったいぶんしん)
- 灰身滅智(けしんめっち)
- 現身説法(げんしんせっぽう)
- 降志辱身(こうしじょくしん)
- 獅子身中(しししんちゅう)
- 修身斉家(しゅうしんせいか)
- 身軽言微(しんけいげんび)
- 身言書判(しんげんしょはん)
- 身心一如(しんしんいちにょ)
- 身心脱落(しんじんだつらく)
- 身体髪膚(しんたいはっぷ)
- 身中之虫(しんちゅうのむし)
- 人身攻撃(じんしんこうげき)
- 人面獣身(じんめんじゅうしん)
- 全身全霊(ぜんしんぜんれい)
- 痩身矮躯(そうしんわいく)
- 即身成仏(そくしんじょうぶつ)
- 怠慢忘身(たいまんぼうしん)
- 断髪文身(だんぱつぶんしん)
- 寵愛一身(ちょうあいいっしん)
- 長身痩躯(ちょうしんそうく)
- 半身不随(はんしんふずい)
- 人身御供(ひとみごくう)