『易経』を出典とする四字熟語 — 65 件
『易経』(えききょう)を出典とする四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全65件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
遏悪揚善(あつあくようぜん)「大有」
悪い行いには罰則を与えて禁止し、善い行いには褒賞を与えて奨励すること。 「遏悪」は悪い行いを禁止したりとどめたりすること。 「揚善」は善い行いを奨励したり誉めたりすること。 「悪を遏(とど)め善を揚(あ)ぐ」とも読む。
以杞包瓜(いきほうか)
高位の人物が持つ徳が、大衆を包み込むこと。または、高位の人物が謙遜した態度で賢者を求めること。 「杞」は植物の行李柳のことで、高い地位を持つ人のたとえ。 「瓜」は植物の瓜のことで、普通の人々のたとえ。 行李柳で作った葛籠に壊れやすい瓜を入れるということから。 「杞(き)を以(もっ)て瓜(うり)を包む」とも読む。
一陽来復(いちようらいふく)「復卦」
悪い傾向にあった物事がよい傾向に向かうこと。 または、冬が終わって春が来ること。または、冬至のこと。 「一陽」は冬から春になる兆しのこと。 「来復」は再びやってくること。 もとは易経の言葉で、陰と陽の二つを組合せたものからなる六十四卦で、陰暦十月は陰だけで構成され、冬至から陽が一つ含まれるようになるということから。陽が復する(戻ってくる)のは冬至からであることから。
一闔一闢(いっこういちびゃく)「繋辞・上」
陰の気と陽の気が衰えたり盛んになったりする様子。 「一」は"あるときは"の意味。 「闔」は閉じること。 「闢」は開くこと。
一致百慮(いっちひゃくりょ)
物事を色々と考えても、結論は結局一つになるということ。 「一致」は考えた末に出る結論。 「百慮」は色々な考え。 「致(ち)を一(いつ)にして慮(りょ)を百(ひゃく)にす」とも読む。
一朝一夕(いっちょういっせき)「坤・文言伝」
ほんの少しの時間。あっという間の時間。 「一朝」はひと朝。 「一夕」はひと晩。 どちらもきわめて短い時間のたとえ。 「一朝一夕に出来ることではない」などと後に否定の語を伴って用いることが多い言葉。
雲行雨施(うんこううし)「乾」
天子の恩恵が広く行き渡ること。 雲が動いて様々な場所で雨が降り、全てのものを潤すという意味から。 「雲行(ゆ)き雨施(ほどこ)す」とも読む。
雲竜風虎(うんりょうふうこ)「乾」
似た同士が互いに引きつけ合うこと。 または、英雄や豪傑のたとえ。 竜は雲と共に現れ、虎は風を引き連れて現れると考えられていたことから。
温厚篤実(おんこうとくじつ)「大畜」
心が温かく穏やかで、誠実な性格のこと。 「温厚」は穏やかで情に厚いこと。 「篤実」はまじめで思いやりがあること。 「篤実温厚」ともいう。
誨盗誨淫(かいとうかいいん)「繋辞・上」
人を悪事に誘い入れること。 「誨」は教えること。「盗」は盗みのこと。「淫」はみだらなこと。 盗みや淫らなことを教えるという意味から。 もとは「戸締りを怠ることは盗みをけしかけるようなものであり、女性の色気のある仕草は人をみだらな気持ちにさせるようなものである」という戒めの言葉。 「誨淫誨盗」ともいう。
開物成務(かいぶつせいむ)
物を開発して、事業や職務を望んだとおりに完成させること。または、人々の知識を開発して、世の中がうまくいくように導くこと。 易経の目的を言い表す言葉で、全てのものの能力を完全に引き出して、本来の役目を果たせるようにすることをいう。 「物を開き務めを成す」とも読み、この言葉を略して「開成」ともいう。
革故鼎新(かくこていしん)「雑卦伝」
古い習慣や制度などを新しいものに改正すること。 「革故」と「鼎新」はどちらも新しいものにするという意味。 「故(ふる)きを革(あらた)め新しきを鼎(と)る」とも読む。 「鼎新革故」「革旧鼎新」ともいう。
確乎不抜(かっこふばつ)
意志がしっかりとしているため、何があっても動揺したり、平静さを失ったりしないこと。 「確乎」はしっかりと定まっていること。 「不抜」は固くて抜くことができないという意味から、しっかりとしていて動かない、動揺しないこと。 「確固不抜」とも書く。
河図洛書(かとらくしょ)「繋辞・上」
非常に珍しく、価値のある書物のこと。 「河図」は、『易経』の八卦の元になったとされる図で、中国の伏羲の時代に黄河から現れた竜馬の背中にあった、渦巻いた毛の模様を写し取ったものとされている。 「洛書」は、『書経』の「洪範」の元になったとされる文で、夏の禹王の時代に、洛水という川の洪水を治めた後に現れた神亀の背中に記されていた文字を書き写したものとされている。
泣血漣如(きゅうけつれんじょ)「屯卦」
深い悲しみで涙が流れ続けること。 「泣血」は涙が出なくなり、血の涙を流すこと。 「漣」は涙が流れること、「如」は様子や状態を表す助字。
金蘭之契(きんらんのけい)
極めて固く親密な友人関係のこと。 「蘭」はよい香りのするふじばかまのこと。 金のように堅く、蘭のようにかぐわしい関係という意味から。
仰観俯察(ぎょうかんふさつ)
目に入るさまざまな物や現象を観察すること。 上を見上げては空に起こる現象を観察し、下を見ては土地の様子を観察するという意味から。 「俯察仰観」ともいう。
君子豹変(くんしひょうへん)「革卦」
信念を持たずに考えや態度をあっさりと変えること。 元は「人格者は間違いをすぐに認めて改める」という良い意味で使われていたが、現在は悪い意味で使われることが多い言葉。 「君子」は徳のあるすばらしい人物のこと。 「豹変」は豹の毛が生え変わるときに模様が美しく変化することで、ここでは考えや態度を急に変えることのたとえ。
群竜無首(ぐんりょうむしゅ)「乾」
よい人材はたくさんいるが、統率できる者がいないために、うまく事が運ばないこと。または、まとめる人がいないこと。 「群竜」の「竜」はよい人材のたとえで、「群竜」は竜がたくさんいるという意味から、よい人材がたくさんいること。 「無首」の「首」は統率できる者のことで、「無首」は統率できる者がいないこと。 「群竜、首無し」とも訓読する。
結縄之政(けつじょうのまつりごと)
古代に行われた政治のこと。 文字が存在しなかった時代の政治を行う上での意志の伝達や記録の方法で、大事には大きな縄の結び目を結び、小事には小さな縄の結び目を結んだということから。
蹇蹇匪躬(けんけんひきゅう)「蹇卦」
自身のことはあとまわしにして、主君に尽くすこと。 「蹇蹇」は辛い状況でも主君に忠義を尽くすこと。 「匪躬」は自身が富や名声を得るためではないということ。
牽羊悔亡(けんようかいぼう)「夬」
本性のままにさせず、正しい方向を教えて導けば、後悔するような出来事にあわなくてすむということ。 「牽羊」は羊を引っ張るという意味で、羊は本能的に他の羊とぶつかって、角が絡むまで前進し続けるので、羊飼いは羊を導く必要があるということ。 「悔亡」は後悔することがなくなるということ。 「羊(ひつじ)を牽(ひ)けば悔い亡(ほろ)びん」とも読む。
元亨利貞(げんこうりてい)「乾」
易経で乾の卦のもつ四つの徳のこと。 「元」は全てのものが生まれる根源。 「亨」は全てのものが成長すること。 「利」は開花すること。 「貞」は実を結ぶこと。 天の四つの徳として春夏秋冬、仁礼義智に配したもの。 易経の占いの結果で、積極的に徳を積み、正しい操を守れば、全てのことは上手くいくという意味。 「元(おお)いに亨(とお)る、貞(ただ)しきに利(よろ)し」とも読む。
黄裳元吉(こうしょうげんきつ)「坤」
忠義を尽くす家臣が主家に仕えると、必ずよい結果をもたらすということ。 易経の言葉で、「黄裳」は黄色のもすそのことで、「黄」は五行で中心の色とされ、天子などの高貴なものの象徴で、もすそは家臣をたとえたもの。 「元吉」は大吉のこと。 「黄裳(こうしょう)は元吉(げんきつ)なり」とも読む。
厚徳載福(こうとくさいふく)「坤」
高い徳がある人は、幸福を身に受けること。 または、幸福を受けられること。 「厚徳」は高い徳があること。 「載福」は幸福を身に受けること。
亢竜有悔(こうりょうゆうかい)「乾」
高い地位を持っている人や、多くの財産を持っている人は、慎みを持って行動しなければ、失敗して悔いることになるという戒め。 「亢竜」は天の最も高いところに昇りつめた竜のこと。 最も高いところに昇りつめた竜は、これ以上昇ることができず、後は落ちることしかできないので、その後のことを考えて慎みを持っておくべきということから。 「亢竜(こうりょう)悔(く)い有り」とも読む。
虎視眈眈(こしたんたん)「頤」
力のあるものが、機会をじっくりと窺っている様子。 「虎視」は虎が獲物をじっくりと狙うこと。 「眈眈」は睨む、見下ろすという意味。 虎が獲物を鋭く見つめて、襲う機会をじっくりと待っている様子から。
衆賢茅茹(しゅうけんぼうじょ)「泰」
知識と徳の高い賢人たちが互いに力を合わせること。 「衆賢」はたくさんの賢人。 「茅茹」は植物の茅の根が連なり絡まりあっていること。 自身だけが重用されればよいとは考えず、仲間と共にすればよい結果が得られるということ。
殊塗同帰(しゅとどうき)「繋辞・下」
手段や方法など道筋は違っていても、結果や結論は同じところにたどり着くこと。 「殊塗」は異なる道筋のこと。 「同帰」は同じところに状態や結果が落ち着くこと。 「同帰殊塗」ともいう。
彰往察来(しょうおうさつらい)
昔の出来事を明らかにして、これから先のことを予測すること。 「彰」は明らかにするという意味。 「察」は様々な事情を考えること。 「往(おう)を彰(あきら)かにして来(らい)を察す」とも読む。
消息盈虚(しょうそくえいきょ)
時代が変化していくこと。 「消息」は消えたり生まれたりすること。または、繁栄したり衰退したりすること。 「盈虚」は満ちたり欠けたりすること。または、繁栄したり衰退したりすること。
小懲大誡(しょうちょうたいかい)
軽い刑罰を与えることによって、二度としないように恐れさせて警告すること。 「小懲」は小さな罰を与えて恐れさせること。 「大誡」は強く警告すること。 人徳のない人は、自分の利益にならない仁はしないので、軽い刑罰で脅して、罪を犯さないようにすることが、そのような人には幸福であるということから。 「小(すこ)しく懲(こ)らして大いに戒(いまし)む」とも読む。
信及豚魚(しんきゅうとんぎょ)「中孚」
多くの人から厚く信用されている状態のたとえ。 祭祀を行う人の誠意が供え物である豚や魚にまで及ぶ、という意味から来ている言葉。 「信(しん)豚魚(とんぎょ)に及ぶ」とも読む。
自彊不息(じきょうふそく)「乾」
休むことなく、自ら努力を続けること。 「彊」は心を緩めず励んで行うこと。 「自彊(じきょう)息(や)まず」とも読む。 「自彊」は「自強」とも書く。
耳聡目明(じそうもくめい)「鼎・彖伝」
目と耳の感覚のどちらもすぐれていること。 「耳聡」は聴覚がすぐれていること。
日中則昃(じつちゅうそくしょく)「豊」
勢いが盛んになった後は必ず衰退するということ。 「昃」は日が傾くこと。 日が昇った後は、必ず沈むことから。 「日(ひ)中(ちゅう)すれば則(すなわ)ち昃(かた)むく」とも読む。
上援下推(じょうえんかすい)
上の人から目をかけられ、下のものから推薦されること。 「援」は引き上げるという意味。 「推」は推す、推薦するという意味。
成性存存(せいせいそんそん)
天から与えられた、生まれ持った本性を大切にして、それを生かして目的を果たしたり、生命を全うすること。 「存存」は本性を保存して、保ち続けること。 「性を成し存(そん)を存(そん)す」とも読む。
井渫不食(せいせつふしょく)「井卦」
すぐれた才能をもつ人物が登用されずにいることのたとえ。 「井渫」の「渫」は水の底にあるごみを取り除くという意味から、「井渫」はきれいな井戸水のこと。 「不食」は飲むためには用いないこと。 ごみなどのないきれいな井戸水があるのに、飲むための水として用いないという意味から。 「井(せい)渫(さら)えども食らわれず」とも読む。
盛徳大業(せいとくたいぎょう)
大きくすぐれた徳と大きな事業。 「盛徳」はすぐれた高い徳。 「大業」は社会的に価値や重要性がある大きな仕事。 大きな徳があり、すぐれた人格のある君子が目標とするもののこと。
積悪余殃(せきあくのよおう)「坤・文言伝」
積み重ねた悪事の報いの災いが子孫にまで及ぶこと。 「積悪」はたくさん悪いことをすること。 「余殃」は悪事の報いが本人だけでなく、その子孫にまで及ぶこと。 「積悪の家には必ず余殃有り」という言葉を略した言葉。
積善余慶(せきぜんのよけい)「坤・文言伝」
善い行いを何度も行った家は、子孫にもその恩恵があるということ。 「積善」は善い行いを積み重ねること。 「余慶」は子孫にも幸福が及ぶこと。 「積善の家には必ず余慶あり」を略した言葉。
先庚後庚(せんこうこうこう)「巽卦」
失敗しないように注意深く物事を行うこと。 「庚」は変えるという意味。 易経の言葉で、物事を変える時には、変える前と後のことをしっかりと説明するべきであるということ。 「庚(こう)に先だち庚(こう)に後(おく)る」とも読む。
先甲後甲(せんこうこうこう)「蠱」
間違いがないように注意深く、落ち着いて行うこと。 または、物事が起こる兆候の前後。 「甲」は法令を新たに作る場合に、人々に丁寧に説明するべきということ。または、物事の兆候の始め。 「先甲」は兆候が現れていないこと。 「後甲」は兆候が現れた後のこと。
前言往行(ぜんげんおうこう)「大畜」
昔の聖人や賢者が残した言葉や功績。 「前言」は昔の人が言った言葉。 「往行」は昔の人が残した功績や行動。
聡明叡知(そうめいえいち)
聖人のもつ四つの徳のこと。 または、生まれたときから賢く、すぐれた才能があり、先のことを見通すことができること。 「聡」はすべてのことを聞き分けること。 「明」はすべてのことを見分けること。 「叡」はすべてのことに通ずること。 「知」はすべてのことを知っていること。 「聡明叡智」とも書く。
大賢虎変(たいけんこへん)「革卦」
すぐれた賢者が、時の流れに合わせて、日々自己変革すること。 または、すぐれた統治者の制度変革によって、古い制度が新しくてより良い制度に改められること。 「大賢」は徳があって立派な人。 「虎変」は虎の毛が美しく立派に生え変わること。 見事に変化や改革をすることのたとえ。
大人虎変(たいじんこへん)「革卦」
すぐれた賢者が、時の流れに合わせて、日に日に自己変革すること。または、すぐれた統治者の制度変革によって、古い制度が新しくてよりよい制度に改められること。 「大人」は徳があって立派な人、「虎変」は虎の毛が美しく立派に生え変わることから、変化や改革を見事にすることのたとえ。
断金之交(だんきんのまじわり)
この上なく親密な友情のこと。 「断金」は金属を断ち切ること。 金属を断ち切ることができるほどに固く結ばれた絆という意味から。
知小謀大(ちしょうぼうだい)
知力が乏しいにもかかわらず、大きな計画を立てること。 「謀大」は大きな計画や構想のこと。 「知」は「智」とも書く。
知崇礼卑(ちすうれいひ)
真の知者は知識が増えれば増えるほど、謙遜して他人に対して礼を尽くすものであるということ。 「崇」は高く積み上げること。 「卑」は謙遜すること。
羝羊触藩(ていようしょくはん)「大壮」
勇気だけで勢いよく突き進む人は、どうすることもできない状況に陥るということのたとえ。 または、どうにもできない状況のたとえ。 「羝羊」は雄の羊。 「触藩」は生垣に突っ込むこと。 雄の羊が勢いよく生垣に突っ込んで、角が引っかかって動けなくなるということから。 「羝羊(ていよう)藩(まがき)に触(ふ)る」とも読む。
天一地二(てんいちちに)
天の数と地の数のこと。易経の言葉。 この世の全ての変化は「一」と「二」に含まれるとされている。 易経で「一」は奇数の代表であり陽を表す。「二」は偶数の代表であり陰を表す。
天造草昧(てんぞうそうまい)「屯卦」
天と地が生まれる前の渾沌としている様子。 「天造」は天が世界を作ること。 「草昧」は始まる前の秩序もなく、渾沌としている状態のこと。
天地玄黄(てんちげんこう)「坤」
天は黒く、地は黄色いということ。 「玄」は色が黒いということ。 漢字を正しく書く練習に使われる『千字文』の第一句。
豚魚之信(とんぎょのしん)「中孚」
全ての人に真面目で正直な心を行き渡らせることのできる、徳のある人のこと。または、そうした誠実な心のこと。 「豚魚」は豚と魚のことで、下賎な人のたとえ。 豚や魚にまで、真面目で正直な心を行き渡らせることが、信の心の究極であるとされている。
同気相求(どうきそうきゅう)
気の合う者同士は互いに求め合い、自然と集うようになること。 「同気」は気の合う仲間や同じ性質の者のこと。 「相求」は互いに求め合うこと。
内柔外剛(ないじゅうがいごう)
心の中はやさしくおだやかだが、外見は強そうに見えること。 「柔」はやわらかくて弱いという意味。 「剛」はかたくて強いという意味。 「外剛内柔」ともいう。
能事畢矣(のうじひつい)
成すべきことをすべて完全に終わったということ。 「能事」は成すべきこと。 「矣」は動作が完全に終わったという意味の助字。 「能事(のうじ)畢(おわ)れり」とも読む。
抜茅連茹(ばつぼうれんじょ)「泰」
有能な人々が、自分だけが有利になるようにせず、仲間と共に進んでいくこと。 「抜茅」は植物のちがやを抜くことで、ちがやは根が繋がっているために、一本抜けば他のものが連なって抜けることから、仲間と共に進むことのたとえ。 「連」と「茹」はどちらも連なって互いに引っ張り合うこと。 有能な人々が互いに能力を認め合い、互いに推薦しあって、一人が登用されると他の人々も登用されることをいう。
万夫之望(ばんぷののぞみ)
世界の多くの人々に尊敬して慕われること。 または、そのような人のこと。 「万夫」は数多くの人、万人。 「望」は仰ぎ見る、尊敬すること。
密雲不雨(みつうんふう)「小畜」
前触れはあるのに事が起こらないこと。 また、恩恵が全ての人にいきわたらないこと。 雨雲が空いっぱいに覆っているが、まだ雨は降らないという意味。
滅頂之災(めっちょうのさい)「大過」
水中で溺れて死ぬこと。または、壊滅するほどの損害のたとえ。 「滅頂」は頭が水の中に沈むこと。 頭が水の中に沈むほどの災難という意味から。
履霜堅氷(りそうけんぴょう)
大きな災難に遭わないように、少しでも災難の前兆があれば準備する、または避けるべきであるということ。 「履霜」は霜(しも)を踏むこと。 霜を踏むようになると寒さがさらに厳しくなるので準備をしなければならないという意味。
履霜之戒(りそうのいましめ)
大きな災難に遭わないように、少しでも災いの予兆があれば準備する、もしくは避けるべきという戒め。 「履霜」は霜を踏むこと。 霜を踏むようになると寒さが今まで以上に厳しくなるので準備をするべきであるという意味。
