「か」から始まる四字熟語(11ページ目) — 381 件
「か」から始まる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
姦言似信(かんげんじしん)
悪い心をもって君主に対して発した言葉は、表面的には誠意があるように聞こえるということ。 「姦」は道理に背いている様子。 「信」は誠意のある様子。真心。 「姦言(かんげん)は信(しん)に似たり」とも読む。 この言葉の前に「佞言(ねいげん)は忠に似たり」という言葉がある。
甘言蜜語(かんげんみつご)
相手に気に入られるための心地よい言葉。 「蜜語」は男女の甘い語らいのことで、蜜のように甘い言葉ということから。
歓言愉色(かんげんゆしょく)
楽しげな会話と楽しげな表情。 または、お世辞を言って、愛想よく振る舞うこと。 「歓言」は楽しく話をする、談笑。 「愉色」は楽しげな表情、笑顔。
緩絃朗笛(かんげんろうてき)
ゆったりとした弦楽器の音色と、すっきりとはっきり響く笛の音色のこと。 「緩絃」はゆったりとした弦楽器の音色。 「朗笛」ははっきりとよく響く笛の音色。 「緩弦朗笛」とも書く。
箝口結舌(かんこうけつぜつ)
口を閉じて何も言わないこと。 「箝口」と「結舌」はどちらも何も言わないことで、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
寒江独釣(かんこうどくちょう)
冬の雪が降っている川で、一人で釣りをすること。 または、その姿のこと。 画題として有名。 中国の唐の柳宗元の「江雪」という詩で歌われた情景。
換骨羽化(かんこつうか)
人から仙人になること。 「換骨」は仙人の術を使い、人間としての骨を仙人としての骨にかえること。 「羽化」は人の体に羽が生えて空を飛べるようになるという意味で、仙人になることをいう。
換骨奪胎(かんこつだったい)
詩文の創作法の一つで、昔の人が作った詩文の表現や発想を取り入れ、それに自身の発想を加えて新しいものを作り出すこと。 または、新しい技術や発想を加えて古いものを作り直すこと。 または、外側が同じでも中身が違うことや、中身だけを取り替えること。 現在では、他人の詩文を作り変えて自分の作品のように見せかけるという意味もあるが、本来は誤用。 元は人が修行して仙人の体に生まれ変わるという意味の言葉で、それを詩文を創作することにたとえた言葉。 「換骨」は凡骨を仙骨に換えること。 「奪胎」は胎盤を奪い自分のものにするという意味から、昔の詩文の内容を手本にして作り変えること。 「骨を換え胎を奪う」とも訓読する。 「奪胎」は「脱胎」とも書く。 「奪胎換骨(脱胎換骨)」ともいう。
冠婚葬祭(かんこんそうさい)
祝いと弔いの儀式の総称。 「冠」は成人式、「婚」は結婚式、「葬」は葬式、「祭」は法事や盆などの祖先の祭礼のこと。 「婚」は「昏」、「葬」は「喪」とも書く。
敢作敢当(かんさくかんとう)
覚悟を決めて行動すること。 または、決断して行動した結果の責任を潔く取ること。 または、その気持ちのこと。 「敢作」は「敢行」と同じ意味で、思い切って行動すること。 「当」は取り掛かること。
寒山拾得(かんざんじっとく)
中国の唐の時代の二人の高僧で、文殊菩薩と普賢菩薩の生まれ変わりとされている、寒山と拾得のこと。 二人とも奇行が多く、詩人として有名で、禅画の画題としてよく使われる。
緩衝地帯(かんしょうちたい)
対立し合っている国同士の間にあり、衝撃を緩和する目的で設ける中立地帯。または、ぶつかった時の衝撃を弱める目的で間に設置する物。
勧奨懲戒(かんしょうちょうかい)
善を勧めて悪を罰すること。 「勧奨」は奨励すること。 「懲戒」は罰すること。 善い行いを勧めて、悪い行いをしないようにするということ。
干将莫邪(かんしょうばくや)
古代中国にあったとされる名剣の名前。 「干将」は中国の春秋時代の呉の国の刀工の名前。 「莫邪」はその刀工の妻の名前。 干将は呉の王に剣を作るように言われ、剣を作り始めたが、上手くいかなかった。 炉に妻の髪と爪を入れてみると、二振りの名剣が完成して、その剣に「干将」と「莫邪」と名づけて献上したという故事から。 「干将莫耶」とも書く。
旰食宵衣(かんしょくしょうい)
夜が明ける前から衣服を身に着けて夜遅くに夕食を取ることから、為政者が早朝から夜遅くまで懸命に政治に取り組むこと。 「宵」は夜が明ける前。 「旰」は日が暮れる頃。または、深夜。 「旰食宵衣」ともいう。
関雎之化(かんしょのか)
夫婦の仲がよく、家庭が穏やかなこと。 「関雎」は『詩経』の中にある篇の名前。 周の文王と后妃の睦まじい夫婦の徳を詠じたもので、その徳に影響を受けて、どの家庭も穏やかになるという意味から。
韓信匍匐(かんしんほふく)
将来的な目的を果たすために、恥辱や苦労を耐えることのたとえ。 「韓信」は人の名前。 韓信は背が高く、大きな剣を持っていたために、「立派な剣を持っているが臆病者だ。やれるものなら剣で突いてみろ。出来なければ股の下をくぐれ。」と挑発され、恥に耐えて股の下をくぐった。 後に漢の劉邦に仕え、王朝を建国するときに大きな功績を上げ、名将として三傑と称されるまでになったという故事から。
観者如堵(かんじゃじょと)
多くの見物人が集まっている様子。 「堵」は土を固めて作った塀。 見物人が多く、塀のように見えるという意味から。 「観(み)る者堵(と)の如(ごと)し」とも、「観(み)る者堵(かき)の如(ごと)し」とも読む。
感情移入(かんじょういにゅう)
他人の表情や言葉で、感情などを自分のものとして体験すること。 十九世紀の末に、ドイツのリップスが唱えたもので、美学における根本の概念をいう。 自然や芸術作品などの対象に、自分の感情を投射することで、対象の感情をつかもうとすることをいう。
肝腎肝文(かんじんかんもん)
非常に重要なこと。 「肝腎」は肝臓と腎臓のことで、人の身体で大切な部分ということから、重要なことのたとえ。 「肝文」は肝になる一節という意味から、重要なことのたとえ。
閑人閑話(かんじんかんわ)
ひまで用のない人が話す無駄な話。 「閑人」は暇な人。 「閑話」は役に立たない話。無駄話。 自身の話を謙遜していう言葉。
寛仁大度(かんじんたいど)
心が広くて、度量が大きく、慈悲深いこと。 「寛仁」は慈悲深く、心が広いこと。 「大度」は度量が大きいこと。
閑人適意(かんじんてきい)
世間から離れて、のんびりと風流な生活をすること。 または、そのような人のこと。 「閑人」は特にすることのない、暇な人。または、風流な人。 「適意」は思うままに振舞うこと。
姦人之雄(かんじんのゆう)
世辞がうまく、世渡り上手で中身の薄い人のこと。 「姦人」はあくどい人のこと。
鼾声如雷(かんせいじょらい)
いびきの音がすさまじく大きいこと。 「鼾声」はいびきの音。 雷のように大きな音のいびきということから。 「鼾声(かんせい)雷の如(ごと)し」とも読む。
甘井先竭(かんせいせんけつ)
才能がある人ほど、衰退するのが早いということのたとえ。 「甘井」はうまい水の出る井戸。 うまい水が出る井戸は、人がより多く集まるために、先に水がなくなるということから。 「甘井(かんせい)、先(ま)ず竭(つ)く」とも読む。
埳井之鼃(かんせいのあ)
世の中のことを知らず、自分だけの狭い見識や考え方にとらわれていることのたとえ。 「埳井」は壊れた古い井戸。 「鼃」は蛙(かえる)のこと。 井戸に住む蛙が海に住む大亀に、自分の住む井戸は広く自由で素晴らしいと語ったところ、大亀から海の広さや深さを聞かされて蛙はとても驚いたという故事から。
姦声乱色(かんせいらんしょく)
人の心を乱し、堕落させる音楽や淫らな女性の容貌のこと。 「姦声」は人の心を乱して堕落させる音楽。 「乱色」は淫らな女性の容貌。
干戚羽旄(かんせきうぼう)
武の舞と文の舞のこと。 「干戚」は盾と斧などの武器を持って舞う、武の舞のこと。 「羽旄」は鳥の雉の羽と、牛の旄牛の尾を飾った旗を持って舞う、文の舞のこと。
寒泉之思(かんせんのおもい)
子どもが親を思いやり、尽くそうとする心。 「寒泉」は冷たい地下水。 植物を育む冷たい地下水のように愛情をもって育ててくれた母親に対して、七人の子どもたちは苦労をかけるばかりで孝行できなかったことを自責したという話から。
