甕裡醯鶏とは
甕裡醯鶏
おうり-けいけい
四字熟語 | 甕裡醯鶏 |
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読み方 | おうりけいけい |
意味 | 見識が狭く世間の事情がわからない人のたとえ。 「甕裡」は甕(かめ)の中のこと。 「醯鶏」は酢や酒にわく小さな羽虫のこと。 孔子が老子に面会した後に弟子に向かって「私は甕にわく羽虫のようなものだ。老子が甕の蓋を開いて外に出したくれたおかげで、天地の大全を知ることができた。」といった故事から。 |
出典 | 『荘子』「田子方」 |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 見識が狭い / 世間知らず |
類義語 | 管窺蠡測(かんきれいそく) |
管中窺豹(かんちゅうきひょう) | |
井底之蛙(せいていのあ) | |
尺沢之鯢(せきたくのげい) | |
遼東之豕(りょうとうのいのこ) | |
使用漢字 | 甕 / 裡 / 醯 / 鶏 |
「甕」を含む四字熟語
- 甕牖縄枢(おうゆうじょうすう)
- 甕裡醯鶏(おうりけいけい)
- 酒甕飯嚢(しゅおうはんのう)
「裡」を含む四字熟語
- 甕裡醯鶏(おうりけいけい)
- 忙裡偸閑(ぼうりとうかん)
「醯」を含む四字熟語
- 甕裡醯鶏(おうりけいけい)