「甕」を含む四字熟語一覧
甕を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
甕牖縄枢(おうゆうじょうすう)
貧しく質の悪い家のたとえ。 甕(かめ)の口のような小さな窓と、扉の軸となる枢(とぼそ)の代わりとして縄を用いている家ということから。 「甕」はかめ、「牖」は窓のこと。また、「甕牖」は割れたかめの口の部分を壁にはめ込んで窓にしたものをいうこともある。 「枢」は扉の軸の部分のこと。
甕裡醯鶏(おうりけいけい)
見識が狭く世間の事情がわからない人のたとえ。 「甕裡」は甕(かめ)の中のこと。 「醯鶏」は酢や酒にわく小さな羽虫のこと。 孔子が老子に面会した後に弟子に向かって「私は甕にわく羽虫のようなものだ。老子が甕の蓋を開いて外に出したくれたおかげで、天地の大全を知ることができた。」といった故事から。
酒甕飯嚢(しゅおうはんのう)
能力も知識もない人のこと。 「甕」は物をいれる容器のかめ、「嚢」は袋。 酒を入れる甕(かめ)と飯を入れる袋のことから、酒を飲んで飯を食うだけの何の役にも立たない人のこと。 「飯嚢酒甕」ともいう。
飯嚢酒甕(はんのうしゅおう)
能力も知識もない人のこと。 「甕」は物をいれる容器のかめ、「嚢」は袋。 酒を入れる甕(かめ)と飯を入れる袋のことから、酒を飲んで飯を食うだけの何の役にも立たない人のこと。 「飯嚢酒甕」ともいう。