「手」を含む四字熟語 — 40 件
「手」を含む四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
得手勝手(えてかって)
他人のことは考えず、自分の都合ばかりを考えて好き勝手に行動すること。
勝手気儘(かってきまま)
他人のことを考えず、自分の思ったままに振る舞うこと。
眼高手低(がんこうしゅてい)
目標は高いが実力が足りないこと。または、批評するのは上手いが、実際に自分で行う能力がないこと。 「眼高」は価値や本質など見抜く能力が高いこと。 「手低」は実力や技術力が低いこと。
鬼手仏心(きしゅぶっしん)
外科医は冷静に手術をするが、悪意はなく患者を救いたいという優しい心によるものだということ。 または、無慈悲な行いに見えても、相手を思いやる優しい心によるものだということ。 「鬼手」は鬼の残酷な手。 「仏心」は仏のように慈悲深い心のこと。 「仏心鬼手」ともいう。
強硬手段(きょうこうしゅだん)
問題を解決するために、無理矢理力任せに物事を行うこと。
拱手傍観(きょうしゅぼうかん)
何もせずにただ近くで見ること。 「拱手」は古代中国の敬礼のことで、手を胸の前で合わせて重ねる動作ということから、腕を組んで何もしないことをいう。 「傍観」は近くで何もせずに見ること。 「手を拱(こまね)いて傍(かたわ)らで観る」とも読む。 「拱手旁観」とも書く。
空手還郷(くうしゅげんきょう)
手に何も持たずにふるさとへ帰ること。 鎌倉時代の禅僧道元は、宋に渡って天童如浄のもとで学んだが、経典も仏像も持ち帰らずに帰国した。 そこでつかんだのは、目は横に、鼻は縦についているという、ありのままの姿をありのままに受け取ることだった。 遠い国にだけ特別な教えがあるわけではないのだから、持ち帰る物などない、という思いをこの言葉で表している。 「空手(くうしゅ)にして郷(きょう)に還(かえ)る」とも読む。
懸崖撒手(けんがいさっしゅ)
勇気を出して思い切って物事を行うこと。 または、一度死んで生き返ること。 「懸崖」は険しい崖、「撒手」はつかんでいるものを離すこと。 もとは仏教の言葉で、険しい崖から手を離すという意味で、それまでの考えを全て捨てて、心を無にして修行し、真の命をつかむことをいう。 「懸崖(けんがい)に手(て)を撒(はな)つ」とも読む。
七手八脚(しちしゅはっきゃく)
多くの人たちが、それぞれに忙しく動き回っている様子。
袖手旁観(しゅうしゅぼうかん)
隣で何も出来ずに、ただ見ていること。 「袖手」は袖の中から手を出さないということから、何もしないこと。 大きな出来事が起きて、やらなければならないことがあるのに、何もせずにただ見ているだけでいることを非難する目的で用いることが多い言葉。 「袖手傍観」とも書く。
縮手縮脚(しゅくしゅしゅくきゃく)
極めて寒く、手足が縮こまっていて伸びない様子。 または、周りを気にし過ぎて、物事を敢行できないこと。 手足が縮こまるという意味から。
手足重繭(しゅそくちょうけん)
ひどく苦労すること。 「重繭」は手足にたこやまめが何度もできること。 たこやまめが何度もできるほど苦労するということから。
手足之愛(しゅそくのあい)
兄弟への愛情を表す言葉。 兄弟を自分の手足と同じくらい大切な存在としてたとえたもの。
手足無措(しゅそくむそ)
不安に駆られて慌てている様子。 「措」は落ち着くこと。 「手足(てあし)措(お)くところ無(な)し」とも読む。
手不釈巻(しゅふしゃくかん)
勉学に励むこと。 手から書物を離すことなく、読み続けることから。 中国の三国時代、呉の孫権が呂蒙に学問を勧めたときに、後漢の光武帝は戦乱の中でも書物を手放さなかったと引いて説いたという故事から。 「手(て)、巻(かん)を釈(す)てず」とも読む。
手舞足踏(しゅぶそくとう)
うれしくて小躍りして喜ぶこと。 「手舞」は手を動かして踊ること。 「足踏」は地面を踏んで音を出すこと。 どちらも踊りを言い表す言葉。 「手の舞い足の踏むを知らず」を略した言葉。
手忙脚乱(しゅぼうきゃくらん)
忙しくて慌てふためいている様子。
心間手敏(しんかんしゅびん)
心と技術のどちらも習得していることのたとえ。 「心間」は心が落ち着いていること。 琴を演奏するときは、心は落ち着いているが、手は素早く思い通りに演奏できるということから。 「心(こころ)間(しず)かに手(て)敏(さと)し」とも読む。 「心閑手敏」とも書く。
心慕手追(しんぼしゅつい)
すぐれた技術や、その技術を持つ人物などに心が惹かれ真似をすること。 心が惹かれ、手で真似をするという意味から。
十手所指(じっしゅしょし)
多数の人の意見や評価が一致することのたとえ。 十人が同じところを指さすことから。 「十手(じっしゅ)の指(ゆびさ)す所(ところ)」とも読む。
自分勝手(じぶんかって)
自分の都合だけを考えて、他の人の迷惑などを考えずに行動すること。 「勝手」は自分の都合だけで行動すること。
順手牽羊(じゅんしゅけんよう)
わずかな隙も見のがさず、手近な利益を確実に取っていくこと。 「順手」は手の動きのついでにということ。 「牽羊」は羊を引いていくこと。 通りすがりに、そこにいた羊をついでに引いて帰るという意味から。 大きな戦いの陰にできた小さな隙を拾い集める策略をいう。 兵法三十六計の第十二計。 「手(て)に順(したが)いて羊(ひつじ)を牽(ひ)く」とも読む。
常套手段(じょうとうしゅだん)
いつも決まって使われる手段や方法のこと。 または、誰もが知っているような手段や方法のこと。 「常套」は古臭くて誰でも知っているようなこと。
如左右手(じょさゆうしゅ)
その人にとって頼りとなる存在。または、お互いに協力して助け合う様子。 「左右(さゆう)の手(て)の如(ごと)し」とも読む。
赤手空拳(せきしゅくうけん)
誰から手を借りることなく、自分の力だけで物事を行うこと。 武器を持たずに、素手で敵に向かっていくという意味から。 「赤手」は素手。 「空拳」は手に何も持たない拳だけのこと。
洗手奉職(せんしゅほうしょく)
真面目に働くこと。 または、清く正しく職務に励むこと。 「手を洗い職に奉(ほう)ず」とも読む。
先手必勝(せんてひっしょう)
先に攻撃を仕掛ければ、必ず勝てるということ。 「先手」は先に攻撃すること。
束手無策(そくしゅむさく)
どうする方法もなく、何もできないこと。 「束」は縛ること。 策略もなく、手も縛られていて何もできないという意味から。 「手(て)を束ねて策無し」とも読む。
措手不及(そしゅふきゅう)
突然の出来事に対応が間に合わず、なすすべもないさま。事態の急変に対して手を打とうとしても、その手だてが追いつかないことをいう。 「措手」は手を下して処置すること、「不及」は間に合わないことを表し、対処に着手する暇もないほど事が急である意から生まれた言い回し。
高手小手(たかてこて)
両手を後ろに回し、首から縄をかけて、二の腕から手首まで厳重に縛り上げること。 「高手」は肩から肘まで、「小手」は肘から手首まで。 罪人を逃げられないようにする縛り方をいう。
