「う」を含む四字熟語
「う」を含む四字熟語 — 4264 件
盲亀浮木(もうきふぼく)
非常に出会うことが難しいこと。または非常に珍しいこと。 「盲亀」は盲目の亀、「浮木」は流木のこと。 大海に住む盲目の亀が、百年に一度海面に浮かんでくる時に、小さな穴の開いた海を漂う流木の中に首を入れるという寓話(ぐうわ)から。
罔極之恩(もうきょくのおん)
両親から受けた報いきれないほどの恩のこと。 「罔極」は限りがないという意味。 報いることが出来ないほどの限りない恩という意味から。
毛挙細故(もうきょさいこ)
非常に小さな事柄をわざわざ取り上げること。 「毛挙」は毛の先のように小さな事柄をわざわざ論じ合うこと。 「細故」は小さく些細な事柄。 「細故(さいこ)を毛挙(もうきょ)す」とも読む。
妄言多謝(もうげんたしゃ)
独断と偏見でいい加減な言葉を並べ立てた後に、相手にわびる言葉。 手紙などで自分の意見などを包み隠さずに記した手紙の末尾に記して、失礼をわびる言葉。
妄言妄聴(もうげんもうちょう)
根拠のない、いい加減なことを言ったり、相手の話を真面目に聞かないこと。 「妄言」は根拠のないでたらめな発言。 「妄聴」はいい加減に話を聞くこと。 話をする人も話を聞く人も、どちらもいい加減な様子をいう言葉。
孟光荊釵(もうこうけいさい)
中国の後漢の梁鴻が妻を選んだという故事のこと。 「孟光」は人の名前で、梁鴻の妻。 「荊釵」はいばらでできたかんざしのことで、質素な装飾品のたとえ。 梁鴻は妻を選ぶ時に美しい女性ではなく、容姿の醜い孟光を選んだ。 孟光は嫁ぐ時に美しく着飾ったが梁鴻は相手にせず、孟光は理由を尋ねると、共に隠遁する人を探していたと答えた。 思い違いをしていた孟光はそのことを詫びて、それまでの質素な服装にいばらのかんざしをつけたところ、梁鴻は喜んで孟光を迎え入れたという故事から。
毛骨悚然(もうこつしょうぜん)
激しい恐怖を感じて震え上がること。 「悚然」は恐怖で立ち竦むこと。 髪の毛から骨の中まで恐怖を感じるという意味から。
猛虎伏草(もうこふくそう)
英雄は隠れていても必ず世に現れるという意味。 虎は草原に伏して身を隠そうとしても、隠すことは出来ないということから。
妄想之縄(もうぞうのなわ)
自分の身を苦しめる心の迷いのこと。 仏教語で、みだらな考えや心の迷いを身体を縛るための縄にたとえたもの。
妄誕無稽(もうたんむけい)
根拠がなにもなく、でたらめなこと。 「無稽」は考えるべき根拠がまるでないこと。
妄談臆解(もうだんおくげ)
本人だけの勝手ででたらめな解釈や考え方のこと。 「妄談」は根拠のない適当な主張、「臆解」は本人だけの勝手な解釈のこと。 仏教で修行していない人の仏道の間違った解釈のことをいう仏教語。
孟仲叔季(もうちゅうしゅくき)
兄弟姉妹の長幼の順序を表す言葉。 長子を「孟」、次子を「仲」、三子を「叔」、四子を「季」という。 兄弟が三人の場合は「孟仲季」という。
妄評多罪(もうひょうたざい)
他人の文章を批評したあとに、末尾に付記する言葉で、見当外れで無遠慮な批評をわびるという意味。
孟母三遷(もうぼさんせん)
子どもは周りの影響を受けやすいので、子どもの教育には環境を整えることが大事であるということ。 「孟母」は孟子の母親。 「三遷」は三度転居すること。 孟子の母親は、孟子への悪い影響を避けるため墓地の近くから市場の近くに引っ越し、さらに学校に近くに引っ越した。 その結果、孟子は勉学に励み偉大な儒者になったという故事から。
孟母断機(もうぼだんき)
物事を途中でやめてしまったり、諦めてしまってはいけないという戒めの言葉。おもに学問のことを指す。 「孟母」は孟子の母親のこと。 「断機」は織りかけている機の糸を途中で切ること。 孟子が学問を投げ出そうとしたときに、孟子の母親は織り途中の機の糸を切断して「学問を途中でやめることは、この織物と同じようなものだ」と言って戒めたという故事から。
網目不失(もうもくふしつ)
法が細かいところまで厳しく抜け道がないこと。 「網目」は法の網の目のこと。 法の網の目に穴がないという意味から。
網目不疎(もうもくふそ)
法が細かいところまで厳しく定められていて抜け道がないこと。 「網目」は法の網の目のこと。 「疎」はあらいや大雑把ということ。 法の網の目があらくないという意味の言葉。
孟浪咄嗟(もうろうとっさ)
いい加減な処置をとること。 「孟浪」はいい加減で大雑把なこと。 「咄嗟」は急なこと。 対処を考えずに、適当にその場で済ませることをいう。
沐猴而冠(もくこうじかん)
見た目は立派だが中身は愚かで卑しいことのたとえ。または、度量が狭く、愚かな人物が相応しくない地位についていることのたとえ。 「沐猴」は猿、「而冠」は冠を身に付けることから、猿が冠を被ること。 ある者が楚の項羽のことを「楚の国の人は猿が冠を被った猿だという噂を聞いたがその通りだ」と蔭口(かげぐち)を言ったという故事から。
目挑心招(もくちょうしんしょう)
遊女が客を流し目で誘惑する様子のこと。 「目挑」は流し目で誘うこと、「心招」は心の中で誘い招くこと。
百舌勘定(もずかんじょう)
支払いをするときに口先でうまくごまかして、他人にお金を払わせて自分は支払わないこと。 または自分が得するようにすること。 百舌と鳩(はと)と鴫(しぎ)が十五文の買い物をしたとき、百舌は鳩と鴫をうまくごまかして、鳩に八文、鴫に七文を支払わせて自分は一文も支払わなくていいようにしたという昔話から。
物臭道心(ものぐさどうしん)
働いて生活をすることを嫌って僧侶になること。または、そのような僧侶のこと。 「物臭」は面倒がること。または、そのような人のこと。 「道心」は仏教を信仰する心。または、仏教を信仰している人のこと。 仏道の修行をするために僧侶になるのではなく、働きたくないので僧侶になるという気持ちで僧侶になることをいう。
茂林修竹(もりんしゅうちく)
青青と生い茂っている林と長く伸びている竹のこと。 「修竹」はよく伸びている竹のこと。
問牛知馬(もんぎゅうちば)
関係のない話から始めていって、うまく相手の隠していることを聞き出すこと。 趙広漢の得意とした話術の鉤距術というもので、鉤距は物を引っ掛けて出す道具のこと。 馬の値段を知るには、犬や羊、牛と聞いていき、馬の値段を聞いてほかと比較して値段を知るという尋問方法の一つ。 趙広漢はこれを使って、多くの犯罪者を検挙したという。
門巷塡隘(もんこうてんあい)
門の前などに大勢の人が集まることの形容。 「門巷」は門や門の前にある小道、「塡隘」はふさがって狭くなるという意味で、人が多くて道が通れないということから。
門戸開放(もんこかいほう)
制度や制限をなくして、自由に出入りできるようにすること。 門戸を開け放って自由にするという意味から。
問鼎軽重(もんていけいちょう)
人の権力や地位を軽くみて、取って代わろうとすることのたとえ。 または、人の権力や能力を疑って軽くみること。 「鼎」は古代中国で、ものを煮るのに用いた青銅器。ここでは帝位の象徴とされた宝器。 古代中国の楚の荘王が、周の帝位の象徴である鼎の大きさや重さを尋ねた。 鼎は象徴であり、大小や軽重を問うべきではないにもかかわらず、それを問うたのは周の王室の権威をないがしろにし、暗に王権を狙ったものあったという故事から。 一般的に「鼎の軽重を問う」という形で使うことが多い言葉。
門当戸対(もんとうこたい)
互いの家柄や勢いの程度が同じで、釣り合いがとれている様子。 「門」と「戸」はどちらも家の格式のこと。 「当」と「対」はどちらも程度が同じで釣り合いがとれていること。
問答無益(もんどうむえき)
話し合うことに意味がないこと。 議論を終わらせるときに使う言葉。 話を続けても、互いに利益になることはないという意味から。
問答無用(もんどうむよう)
話し合うことに意味が無いこと。 「問答」は話し合うこと、「無用」は必要ないことで、主にこれ以上話し合っても無駄なため、一方的に話し合いを終わらせるときに使う言葉。
問柳尋花(もんりゅうじんか)
花や柳を探しながら景色を楽しむことから、春の景色を楽しむこと。 または、花や柳を遊女や芸妓にたとえて、色町で遊ぶこと。 「柳を問い、花を尋ねる」とも読む。 「尋花問柳」ともいう。
夜雨対牀(やうたいしょう)
兄弟や友人との仲がとても良いこと。 「対牀」は寝床を並べるという意味。 夜に雨の音を聞きながら寝床を並べて仲良く眠ることから。 「対牀夜雨」ともいう。
冶金踊躍(やきんようやく)
自分が置かれている今の立場に満足できないこと。 「冶金」は金属を溶かすこと、「踊躍」は勢いよく飛び跳ねることで、溶かされた金属がるつぼの中で、勢いよく跳ねて外へ出ようとすることから。
薬石無効(やくせきむこう)
薬や医者の治療がまったくもって効かないこと。 「薬石」は石の鍼(はり)治療や薬剤。 「無効」は効き目が無いという意味。
約法三章(やくほうさんしょう)
簡単な法や取り決めを作り、それを実施することを民衆と約束すること。 秦末期に関中を平定した劉邦が、県の長老に秦の法律を廃止して、人を殺したものは死刑、傷害と盗みは罰するとした三つの法の制定を約束した故事から。
薬籠中物(やくろうちゅうのもの)
自分の使いたい時に自由に使える物や技術、または人のこと。 「薬籠」は薬箱のことで、自分の家にある薬箱の中の薬はどれも役に立つものであり、必要なときに好きなように使えることから。
野戦攻城(やせんこうじょう)
野原や平地で戦闘をして、城を攻めること。 「野戦」は野外で戦う、「攻城」は城を攻めること。
野蛮草昧(やばんそうまい)
文明や文化がなく、秩序がない様子。 「野蛮」は文明がないこと。 「草昧」は物事の始めで、秩序がなく乱れている様子。
夜郎自大(やろうじだい)
自分の力量も知らずに、偉そうに振舞うこと。 「夜郎」は中国、漢代にあった国の名前。 夜郎国の王が漢の大きさを知らずに、漢国の使者に自分の国の大きさを自慢して、夜郎国と漢国のどちらが大きいか尋ねた故事から。
黝堊丹漆(ゆうあくたんしつ)
建物が昔からの伝統に基づいて作られていること。 異説もあるが、「黝」は青みを帯びた黒色、「堊」は白色、「丹」は赤色、「漆」は黒色または漆塗りのこと。
游移不定(ゆういふてい)
思い切りがつかずに、物事を決められないこと。 または、常に揺れ動いていて安定しないこと。 「游移」はあっちに行ったり、こっちに行ったりして定まらないこと。 「不定」は安定しないこと。 「游移(ゆうい)して定まらず」とも読む。
誘引開導(ゆういんかいどう)
「引導」の語源で、人々を仏の教えに導くこと。 または僧侶が葬式のときに死者へ極楽浄土の法を説くこと。
游雲驚竜(ゆううんきょうりょう)
書の筆遣いが素晴らしく、筆跡が生き生きとしている様子。 「雲」はいろいろなものに変化すること。 「竜」は神秘的で、力強く勇ましい動きのこと。 素晴らしい筆遣いを雲と竜にたとえたもの。
尤雲殢雨(ゆううんていう)
男女の情交のこと。 「尤」はもたれかかること。または、まとわりつくこと。 「殢」は寄り添って親しむこと。 「雲」と「雨」は楚の国の懐王が巫山にいる巫女と情交を交わしたという故事から、男女の情交のたとえ。 「殢雨尤雲」ともいう。
優婉閑雅(ゆうえんかんが)
美しくて気品がある様子。 「優婉」はやさしくて、美しい様子。 「閑雅」は上品で優美な様子。 「優婉嫺雅」とも書く。
勇往邁進(ゆうおうまいしん)
ひるまず、ためらわず、ひたすら目標や目的を目指して真っ直ぐ進むこと。 「勇往」は意気込んで前に進むこと。 「邁進」は気後れすることなく進むこと。
有害無益(ゆうがいむえき)
害があるだけで何も益がないこと。 「無益有害」ともいう。
遊嬉宴楽(ゆうきえんらく)
親しくなって、遊んで楽しむこと。または、遊んで楽しむこと。 「遊嬉」は遊んで楽しむこと。 「宴楽」は宴会を開いて一緒に楽しむこと。または、ゆったりとした気持ちで楽しむこと。 「遊嬉」は「游嬉」とも、「宴楽」は「燕楽」とも書く。
雄気堂堂(ゆうきどうどう)
勇敢で力強い性質で、立派な様子。 「雄気」は男らしく勇敢な性質。 「堂堂」は立派な様子。
有脚陽春(ゆうきゃくようしゅん)
足のある陽気の満ちた春という意味から、行く先々で仁徳を施す人のこと。 唐の宋璟という人物が行く先々で恩徳を施したことを、人々が称した故事から。
勇気凜凜(ゆうきりんりん)
失敗や危険を恐れず気力に溢れていて、勇ましい様子。 「凜凜」は勢いが盛んな様子。 「凜凜」は「凛凛」とも書く。
有形無形(ゆうけいむけい)
形があるものと無いもの。 視覚的に認識できるものとできないもの。 物質的なものと精神的なもの。
邑犬群吠(ゆうけんぐんばい)
小者たちが集まり、うわさや悪口などを話して騒ぎ立てること。 「邑」は村里のことで、群がり吠え立てる村里の犬にたとえた言葉。
有言実行(ゆうげんじっこう)
言ったことは必ず実行すること。 「有言」は口に出して言うこと、「実行」は実際に行動すること。 「不言実行」をもとにしてつくられた俗語。
油腔滑調(ゆうこうこっちょう)
話や文章などが、物事の表面だけを捉えていて軽薄なこと。 「油」はあぶら、「滑」はなめらかや、すべるという意味で、上辺しか見ずに本質を理解していない、上滑りしていることを言い表す言葉。 「腔」と「調」はどちらも言葉の調子や語気のこと。
有厚無厚(ゆうこうむこう)
不合理なことをこじつけによって正当化しようとすること。 「極めて厚さがあるものは、もはや厚い厚くないということすら言えないので厚さの概念自体がない」という詭弁(きべん)。
有口無行(ゆうこうむこう)
口先だけで行動が伴わないこと。 「有口」は口先だけがうまいこと。 「無行」は行動しないこと。
雄材大略(ゆうざいたいりゃく)
すぐれた才能と大きな策略のこと。 「雄材」はすぐれた才能、「大略」は大きな計略という意味。
宥坐之器(ゆうざのき)
自らの戒めとするために身近に置いてある道具のこと。 「宥坐」は身近や身の回りという意味。 桓公の墓にあった器は「水が入っていない空の時は傾き、水を適度に入れるとまっすぐに立ち、水が満ちるとひっくり返り全てこぼれる」という。 これを見た孔子は「知を持つものは愚を自覚し、功績を持つものは謙譲の心をもち、力を持つものは恐れを忘れず、富があるものは謙遜を忘れずに正しい姿勢を保て。」と説いた故事から。
遊山玩水(ゆうざんがんすい)
山や川などの美しい自然の景色を見て、自然を楽しむこと。 「玩」は満足するまで楽しむこと。 「山に遊びて水を玩(もてあそ)ぶ」とも読む。 「遊山」は「游山」とも、「玩水」は「翫水」とも書く。
有識之士(ゆうしきのし)
すぐれた判断力があり、高い学のある人のこと。 「有識」は知識や見識があるという意味。
勇者不懼(ゆうしゃふく)
勇敢な人は恐れないこと。 「懼」は恐怖で震え上がること。 「勇者は懼(おそれ)ず」とも読む。
幽愁暗恨(ゆうしゅうあんこん)
誰にも知られることのない深い恨みや憂いのこと。 「幽愁」は奥深い嘆き、「暗恨」は深い恨みのこと。
有終之美(ゆうしゅうのび)
物事をやり遂げ、最後に立派な結果を残して終わること。
幽趣佳境(ゆうしゅかきょう)
慎み深く、品のある趣や心境。 「幽趣」は慎み深い味わいのこと。 「佳境」はよい場所ということから、上品で奥深い境地のこと。 すぐれた芸術に触れることで生まれる感覚をいう。
優勝劣敗(ゆうしょうれっぱい)
能力のある者が勝ち、劣っている者が負けること。 生存競争で強者が繁栄して、弱者が滅亡すること。
雄心勃勃(ゆうしんぼつぼつ)
雄々しい勇気が、溢れ出してくること。 「雄心」は雄々しい心や勇気。 「勃勃」は勢いよくわき起こること。
幽寂閑雅(ゆうじゃくかんが)
静かで趣がある様子。 「幽寂」は奥深く静かな様子。 「閑雅」は趣があって静かな様子。 「幽寂間雅」とも書く。
優柔寡断(ゆうじゅうかだん)
いつまでもはっきりとせず、決断できないこと。 「優柔」ははっきりとしないこと。
優柔不断(ゆうじゅうふだん)
いつまでもはっきりとせず、決断力に欠けること。 「優柔」ははっきりとしないこと、「不断」はどうするか決めることができないこと。
遊刃余地(ゆうじんよち)
余裕をもって物事に取り組むことのたとえ。 「遊刃」は包丁を巧みに扱うこと。 料理の名人である庖丁(ほうてい)は、肉と骨の間を巧みに切り分ける技術を持っていたため、余裕を持って牛を解体することができたという故事から。
融通無礙(ゆうずうむげ)
何かにこだわることがなく、思考や行動が自由であること。 「融通」は物事が停滞することなく順調に進むこと。 「無礙」は障害になるものがないという意味。 「融通無碍」とも書く。
遊生夢死(ゆうせいむし)
何かを成し遂げることもなく、ぼんやりと一生を過ごすこと。 ぼんやりと生きて夢を見ているかのように死んでいくという意味。
有職故実(ゆうそくこじつ)
朝廷や武家の昔から伝わる儀式や制度、風俗や習慣のこと。 または、それらを研究する学問のこと。 「有職」は朝廷や武家に昔から伝わる慣例に詳しいこと。 「故実」は伝統的な儀式や制度の慣例のこと。
雄大豪壮(ゆうだいごうそう)
規模が大きくて、立派なこと。 「雄大」は雄々しくて大きいという意味。 「豪壮」は大きくて立派という意味。
有頭無尾(ゆうとうむび)
初めだけはあるが、終わりがないこと。 初めて物事を途中で止めることをいう。 「頭(こうげ)有りて尾(お)無し」とも読む。
優美高妙(ゆうびこうみょう)
品があり、言葉にできないほど美しくすぐれている様子。 「優美」は品があって美しい様子。 「高妙」は極めてすぐれていること。
有備無患(ゆうびむかん)
日頃から十分に準備をしておけば、何が起こっても困らないという意味。 「備え有れば患(うれ)い無し」の形で使うことが多い言葉。
雄風高節(ゆうふうこうせつ)
立派で清らかな人格。 「雄風」は立派で堂堂とした品格。 「高節」は上品で立派な志。
右文左武(ゆうぶんさぶ)
文事と武事、また学芸と武芸の両方を兼ね備えること。また、重んじること。 「左武右文」「左文右武」ともいう。