「天子」に関連する四字熟語 — 48 件
「天子」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全48件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
皇位継承の証として、天皇が代々受け継いできた三種の神器の一つ。 草薙剣や草那芸之大刀とも呼ばれ、スサノオノミコトが八岐大蛇を倒したときに尾から出てきたとされている。 現在は、熱田神宮で神体として祭られている。
一世一元(いっせいいちげん)
天皇や皇帝が一代ごとに一つの元号を定め、変えずに用いること。 日本では明治天皇のときに制度として実施された。
一天万乗(いってんばんじょう)
天子や天皇のこと。 「一天」は天の下全てということから、全世界のこと。 「乗」は兵車のことや、兵車を数える場合に使う単位。 一万乗の兵車を出すことが出来る国の君主という意味から。 古代中国では、兵車一台に馬四頭と兵士百人がついていたとされている。 「一天万乗の君」を略した言葉。
乙夜之覧(いつやのらん)
天子が読書すること。 書物を読むことの大切さをいう言葉。 「乙夜」は午後十時くらいの時間。 「覧」は読書のこと。 天子はとても忙しいため、夜遅くになってやっと読書する時間ができるという意味から。 「乙覧」と略して使うこともある言葉。
禹湯文武(うとうぶんぶ)
夏、殷、周の三代の王朝の始祖とされる人物の名前。 「禹」は夏王朝の禹王。 「湯」は殷王朝の湯王。 「文」と「武」は周王朝の文王と武王のこと。 どの人物も古代中国の聖天子とされている。
雲行雨施(うんこううし)
天子の恩恵が広く行き渡ること。 雲が動いて様々な場所で雨が降り、全てのものを潤すという意味から。 「雲行(ゆ)き雨施(ほどこ)す」とも読む。
易姓革命(えきせいかくめい)
王朝が交代すること。 「易姓」は姓が変わること。中国の王朝は同じ姓の人が継ぐため、姓が変わることは王朝の交代を意味する。 「革命」は天命が改まること。 昔の中国の思想では、天命により天子が選ばれ、天子の徳が無くなれば他の人に天命が下るとされていたことから。 「姓(せい)を易(か)え命(めい)を革(あらた)む」とも読む。 「革命易姓」ともいう。
階前万里(かいぜんばんり)
天子が地方の政治の状況を詳しく知っていて、家臣がごまかすことができないこと。 「階前」は宮殿の階段の前のこと。 宮殿の階段の前にあるかのように、万里の遠方の地方のことも詳しく知っているという意味から。
几杖不朝(きじょうふちょう)
天子が老齢の臣下に対してひじ掛けと杖を与え、参内しなくてもよいとした特権。または、有力な臣下に政治的配慮として与える特権。 「几」はひじ掛けのこと。 「朝」は朝廷に参内し、天子に挨拶をすること。
宮車晏駕(きゅうしゃあんが)
天子が死ぬこと。 「宮車」は天子の車。 「晏駕」は夜になって霊柩車が墓に向かって出発すること。 天子が朝廷に来ないことを、夜になれば来るだろうと願う臣下の心情を表したという説もある。
金口玉言(きんこうぎょくげん)
天子などの高い身分の人の貴重な言葉。 他人の言葉への敬称。 または、約束を破ってはならないという戒め。 「金口」と「玉言」はどちらも天子などの高貴な人の言葉という意味で、貴重な言葉のたとえ。
金枝玉葉(きんしぎょくよう)
天子の一族や子孫のこと。 「金」と「玉」はどちらも身分が高く、気品があることのたとえ。 「枝」と「葉」は子孫のたとえ。 元は雲や樹などの美しさをいう言葉。 「玉葉金枝」ともいう。
瓊枝玉葉(けいしぎょくよう)
天子の一族のこと。または、身分の高い家の子弟のこと。 「瓊」と「玉」は身分が高いこと、高貴であることのたとえ。 「枝」と「葉」は子孫という意味。
黄屋乗輿(こうおくじょうよ)
屋根の色が黄色い乗り物。 天子の乗り物をいう。 黄色は、天子の象徴として使われる色であることから。
皇統連綿(こうとうれんめん)
天皇の血筋が途絶えることなく、いつまでも続くこと。 「皇統」は天皇の血統のこと。 「連綿」は途切れることなく長く続くこと。 「皇統連緜」とも書く。
黄袍加身(こうほうかしん)
臣下が皇帝を支持して、その位につかせること。 皇帝の象徴である黄色の衣服を着させることから。 「黄袍」は皇帝の象徴である黄色い衣服。 中国の五代時代、趙匡胤(ちょうきょういん)は、臣下に擁立されて皇帝に即位したという故事から。
佐命立功(さめいりっこう)
天子に仕えて、建国の手助けをして功績を上げること。 「佐命」は天命を受けた帝の手助けをすること。 「立功」は功績を上げること。 「命(めい)を佐(たす)けて功(こう)を立つ」とも読む。
三種神器(さんしゅのじんぎ)
皇位の証として代々伝わっている三つの宝物。 天照大神が天孫降臨の時に授けたとされるもので、八咫鏡、八尺瓊勾玉、天叢雲剣のこと。
賛拝不名(さんぱいふめい)
天子に上奏する時に、自分の名前を言わなくてよいこと。 天子が功績のある臣下に与えた特権の一つ。 「賛拝(さんぱい)するに名(な)いわず」とも読む。
縮地補天(しゅくちほてん)
政治の構造を大きく変えること。 「地」は実際行われる政治。 「天」は政治の理念。 天子の政治改革をいう言葉で、現実にある様々な問題を引き締めて、政治理念との不足を補うという意味。 「地を縮め天を補う」とも読む。
乗輿車駕(じょうよしゃが)
天子が乗る車。 または、天子のこと。 「乗輿」と「車駕」はどちらも天子が外出するときに使う車のこと。
乗輿播越(じょうよはえつ)
天子が都を落ち延びて、遠くの他国を流浪すること。 「乗輿」は天子が乗る車のこと。 「播越」は居場所がなくなって、他国を流浪すること。
垂拱之化(すいきょうのか)
天子の徳により民衆が感化されて、天子が何もしなくてもおのずと天下が平穏に治まること。 「垂拱」は袖を垂れて手をこまねくという意味から何もしないこと。 「化」は感化、教化されること。
青蓋黄旗(せいがいこうき)
天子が出現する吉兆、めでたい前兆のこと。 「青蓋」は青い日よけのつけた車で青蓋車。 「黄旗」は黄色い旗のことで、どちらも天子の用いる物。 気が集まって青蓋車や黄旗の形で天に現れるといわれている。
聖寿万歳(せいじゅばんざい)
天子の長寿を祝福し、末永い繁栄を願う言葉。儀式や祝賀の場で使われる。
千乗万騎(せんじょうばんき)
膨大な量の車と騎馬のこと。 または、規模が大きく、堂々とした行列のこと。 「千」と「万」は数が非常に多いことのたとえ。 「乗」は兵車を数える単位で、一つの兵車には兵が百人ついたとされている。 「騎」は騎馬のこと。 権力者、特に天子の行列のことをいう。
尊皇攘夷(そんのうじょうい)
政治的な思想の一つで、天皇を崇拝して、他国の勢力を排除しようとすること。 「攘」は追い払うこと。 「夷」は異民族のこと。 元は別々の尊王論と攘夷論の二つが一つになって、江戸時代の討幕運動の中心となった。 「尊王攘夷」とも書く。
帯礪之誓(たいれいのちかい)
何があっても絶対に変わることがない固い誓いのこと。 功労のある家臣に天子が誓う言葉で、いつまでも繁栄させることを約束する言葉。 中国の黄河が帯のように細くなったり、泰山が砥石のように平らになるほどの年月がたっても、功労のある家臣の家はいつまでも途絶えさせないという意味から。 中国の漢の劉邦の誓約文、「封爵之誓」の文言。
丹書鉄契(たんしょてっけい)
手柄のあった家臣に、天子が与えた誓いの証。 「丹書」は朱で書くこと、「鉄契」は鉄でできた割り符。 朱で書けば字が消えないので、鉄の札に朱で誓いを記し、本人やその子孫が罪を犯しても罰を軽くすると約束した証とした。
竹苑椒房(ちくえんしょうぼう)
天子の子孫と皇后。転じて、皇室や宮中のこと。 「竹苑」は天子の子孫を、「椒房」は皇后やその居室を指す。 「竹苑」は、前漢の文帝の子である梁の孝王が竹園を築いた故事にもとづき、天子の子孫を表すようになった語。 「椒房」は、中国で皇后の部屋の壁に山椒の実を練り込んで塗った習わしに由来し、山椒の香気が湿気や邪気を退けるとされたこと、また実が多いことを子孫繁栄になぞらえたことから、皇后の居室、ひいては高貴な女性の部屋を意味するようになった。 これらを合わせて皇室・宮中を指す言い回しが生まれたとされる。
重熙累洽(ちょうきるいこう)
天子の徳が積み重なっていって、その恩恵が広く行き渡ること。 「重熙」は光明を積み重ねること。 「累洽」は恩恵が広く行き渡ること。 何代もの間、善政が続いて平和な時代が長く続くという意味から。
天威咫尺(てんいしせき)
天子の側近のこと。または、天子の威光に近づきすぎて怖れ多いこと。 「天威」は自然と恐れ従わせる天子の威厳。 「咫尺」の「咫」は長さの八寸、「尺」は十寸ということから、「咫尺」は非常に近いという意味。 天子の威光が非常に近くにあるという意味から。
天顔咫尺(てんがんしせき)
天子の側近として仕えること。 「天顔」は天子の顔。 「咫尺」の「咫」は長さの八寸、「尺」は十寸のことから、「咫尺」は非常に近いことのたとえ。
天高聴卑(てんこうちょうひ)
帝王は高い場所にいるが、地上にいる普通の人々のことも聞いてよく知ることができるということ。 帝王の理解力や判断力がすぐれていることをいう。 「天高きも卑(ひく)きを聴く」とも読む。
天潢之派(てんこうのは)
皇族のこと。 「天潢」は天の川のこと。 「派」は大元から別れ出たもののこと。 天の川の支流にたとえた言葉。
天日之表(てんじつのひょう)
天子となるべき容貌のこと。 「天日」は太陽、また、天子のこと。 「表」は顔の形、容貌。 ある書生が、唐の高祖李淵の次男である太宗を評した故事から。
天之暦数(てんのれきすう)
運命のこと。 または、天命によって帝王になる運命のこと。 「暦数」は運命のこと。 古代中国の伝説上の聖天子の尭帝が、自身の息子ではなく、臣下の舜に帝位を譲ったときに言ったとされる言葉から。
南洽北暢(なんこうほくちょう)
天子の徳や威光、恩恵などが国中に広く行き渡ること。 「洽」と「暢」はどちらも広く行き渡るという意味。
白板天子(はくはんのてんし)
北方の異民族が東晋の天子を呼ぶ時の呼び名。 「白板」は何も書かれていない板。 中国の六朝時代は、官位を任命する場合、板に名前を書いていたということから、正式に任命されずに即位した天子のことをいう。 中国の晋王朝は、北方の異民族に侵攻されて、南の地へ都を移して、国家としての正式な印章を持たずに東晋を開いたという故事から。
万乗之君(ばんじょうのきみ)
大国の君主のこと。 「乗」は兵車を数える単位のこと。 一万台の兵車を出すことができる国の君主という意味から。
鳳凰于飛(ほうおううひ)
「鳳凰」はおおとりのことで、「鳳」は雄、「凰」は雌とされ、つがいになって飛ぶことから、夫婦の仲がとてもよいこと。 または、徳の高い天子の下に、賢臣が多く集まること。
鳳凰銜書(ほうおうがんしょ)
天子の使者が命令の書かれた文書を持ってくること。 「鳳凰」は聖天子が出現する時に現れるとされる想像上の鳥。 「銜」は口にくわえるという意味。 鳳凰が勅書を口にくわえて持ってくるという意味からきた言葉。
鳳凰来儀(ほうおうらいぎ)
世の中が平和であることのたとえ。 「鳳凰」は聖天子が出現するときに現れるとされる想像上の鳥。 「来儀」は鳳凰が飛来して、威厳のある姿を示すこと。
奔南狩北(ほんなんしゅほく)
天子が災難に巻き込まれないように、北へ南へと逃れること。 「奔」は逃げること。 天子が災難を避けるために逃げることをはばかって、逃げるではなく狩りに行くと言っていたということから。
竜興致雲(りょうこうちうん)
聖徳のある天子が立つと、賢明な臣下が現れることのたとえ。 竜が興ると雲がわき起こることになぞらえた語。
竜舟鷁首(りょうしゅうげきしゅ)
天子や貴族などの地位の高い人が乗る船。 「鷁」は中国の想像上の水鳥で、強風の中でも難なく飛ぶことができるので、水難避けとされている。 竜や鷁の頭の彫り物を船首に飾りつけた二艘で一対の船で、平安時代から室町時代に祭礼や宮中の行事、貴族の水遊びなどで使われていたとされている。 「竜」は「りゅう」、「首」は「す」とも読む。
竜舟鳳艒(りょうしゅうほうぼう)
天子や高貴な身分の人などが乗る、見事な舟。 船首などに竜や鳳凰の装飾をほどこしたものをいう。 竜や鳳凰はいずれも伝説上の瑞獣で、古来天子の象徴とされる。「艒」は小さい舟、小舟の意。
竜頭鷁首(りょうとうげきしゅ)
天子や貴族などの地位の高い人が乗る船。 「鷁」は中国の想像上の水鳥で、強風の中でも難なく飛ぶことができるので、水難避けとされている。 竜や鷁の頭の彫り物を船首に飾りつけた二艘で一対の船で、平安時代から室町時代に祭礼や宮中の行事、貴族の水遊びなどで使われていたとされている。 「竜」は「りゅう」、「首」は「す」とも読む。
