踏足付耳とは
踏足付耳
とうそく-ふじ
四字熟語 | 踏足付耳 |
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読み方 | とうそくふじ |
意味 | 他人に気付かれないように喋るときのしぐさ。または、人を注意をするときは、相手の立場を考えて、相手を傷つけないように気を配る必要があるということ。 「踏足」は相手の足を踏むこと。 「付耳」は耳に口を近づけて静かに言うこと。 中国の前漢の漢王劉邦が楚の国に包囲された苦戦している時に、斉の国を治めるために韓信が使者を送り仮の王にして欲しいと頼むと、劉邦は怒ったが、側近らに足を踏まれ耳元で受け入れるように忠告し、劉邦はそれを受け入れたという故事から。 |
出典 | 『史記』「淮陰侯伝」 |
場面用途 | 戒めの言葉 / 動作 |
使用漢字 | 踏 / 足 / 付 / 耳 |
「踏」を含む四字熟語
- 手舞足踏(しゅぶそくとう)
- 人跡未踏(じんせきみとう)
- 踏足付耳(とうそくふじ)
「足」を含む四字熟語
「付」を含む四字熟語
- 踏足付耳(とうそくふじ)
- 付会之説(ふかいのせつ)