「教えを説く」に関連する四字熟語 — 26 件
「教えを説く」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全26件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
易往易行(いおういぎょう)
阿弥陀如来にすがり南無阿弥陀仏を唱えれば、たやすい修行で極楽往生できるという他力本願の浄土宗の教えのこと。
一世木鐸(いっせいぼくたく)
人々の指導者のこと。 「一世」はこの世にいる人たちのこと。 「木鐸」は木の振り子がついている大きな鈴のことで、古代中国では、法律や命令を人々に伝えるときに鳴らしていたということから、指導者のたとえ。
因機説法(いんきせっぽう)
相手の能力や、その場の状況に合わせて仏の教えを説くこと。 仏教の言葉で、「機に因(よ)りて法を説く」とも読む。
応機接物(おうきせつもつ)
相手に応じて、適切なやり方で教育、指導すること。 仏教の言葉で、「機(き)に応じ物(もの)に接す」とも読む。
応病与薬(おうびょうよやく)
人の性格や素質、理解力などの能力に合わせて適切な指導をすること。 「病に応じて薬を与える」とも読み、仏教語で症状に合う薬を与えると言う意味から。
開権顕実(かいごんけんじつ)
仮に説かれた教えを取り払い、真実の教えを明らかにすること。 天台宗の教えで、『法華経』より前に説かれた三乗(悟りに至る三つの道)は人を導くための方便にすぎず、『法華経』の説く一乗こそが真実だとする。 「権」は仮の教え、方便。「実」は真実の教え。 「開」は開いて取り除くこと、「顕」ははっきり示すこと。
開三顕一(かいさんけんいち)
仏教において悟りに至るための三つの道(三乗)が仮の姿であり、最終的には仏の統一された教えである一乗こそが真実の教えであると示すこと。
頑石点頭(がんせきてんとう)
説得力や影響力が大きいことのたとえ。 「頑石」はただの石。 「点頭」はうなずくこと。 意思のない石ですらうなずくほどに影響力が大きいということから。 僧の道生が石を集めて説法すると、その説法を理解して石はうなずいたという故事から。
虚往実帰(きょおうじっき)
師匠や先生などから偉大な教えを受けること。 「虚往」は頭の中を空にして出掛けること。 「実帰」は十分に満たして帰ること。 知識が全くない状態で出掛けて、出掛けた先でたくさんの教えを受け、十分に満たされて帰るという意味から。 「虚(きょ)にして往(ゆ)き実(み)ちて帰る」とも読む。
金口木舌(きんこうぼくぜつ)
すぐれた言論で人々を指導する人のたとえ。 金属の口に、舌の形をした木製の振り子でできた大きな鐘のことで、古代中国で新しい政令を出すときにこの鐘を鳴らして人々に知らせていたということから。
現身説法(げんしんせっぽう)
仏や菩薩がこの世に現れて、人々を救うために様々な姿に変わって法を説くこと。 または、指導者が現在の姿や体験したことを見せて、人を教え導くこと。 「現身」は仏や菩薩が人々を救うために、様々な姿に変わって現れること。 「説法」は仏の教えを説くこと。
初転法輪(しょてんぼうりん)
釈迦が悟りを開いた後、鹿野苑(ろくやおん)ではじめて行った説法のこと。 「転法輪」は仏が説法すること。仏の教えを説くこと。
直指人心(じきしにんしん)
人の心を直に指差すこと。 禅宗の言葉で、人の心と仏は同じものであり、そのことを言葉や文字でなく、直接的に導くことをいう。
耳提面命(じていめんめい)
細かいところまで行き届いた丁寧な説明をして、理解できるように説き聞かせること。 「耳提」は耳を引いて寄せること。 「面命」は向かい合って説き聞かせること。
随宜所説(ずいぎしょせつ)
教えを聞く相手の素質や能力に合わせて、理解できるように説かれた仏の教えのこと。 「随宜」は仏教語で相手に順応するという意味。
世尊金口(せそんこんく)
釈迦が自ら行う説法のこと。 釈迦が弟子や人々のために、自身で説いた教えや説法をいう。 「世尊」は高貴な人という意味の言葉で、釈迦のことをいう。 「金口」は仏の口のこと。
善巧方便(ぜんぎょうほうべん)
相手や状況に合わせたやり方を考えること。 「善巧」は上手いこと。 「方便」はやり方。 仏教の言葉で、仏が人々に仏法を説く時のやり方をいうもので、相手の能力に合わせてやり方を変えるということから。
対機説法(たいきせっぽう)
相手の事情や、能力に合わせて説法を変えること。 「機」は教えを受ける人の才能や能力のこと。 「機に対して法を説く」とも読む。
対症下薬(たいしょうかやく)
問題点を確認して、それに合わせた処置をすること。 「対症」は病気の症状に合わせて対処すること。 「下薬」は薬を与えること。 「症(しょう)に対して薬(くすり)を下す」とも読む。
朝参暮請(ちょうさんぼしん)
仏教の修行をする者が朝と夕方に寺に行って、住職からの説法を受けること。 「参」は師のところへ行くこと。 「請」は師に教えを請うこと。
提耳面命(ていじめんめい)
細かいところまで行き届いた丁寧な説明をして、理解できるように説き聞かせること。 「提耳」は耳を引いて寄せること。 「面命」は向かい合って説き聞かせること。
如是我聞(にょぜがもん)
仏教で経文の冒頭に記される定型の言葉。 「私はこのようにお聞きしました」という意味。
発人深省(はつじんしんせい)
気づかれないように悟らせて、物事を深く考えるようにさせること。 「発人」は他人を啓発すること。 「深省」は深く考えること。
不言之教(ふげんのおしえ)
口に出すことなく相手に習得させることのできる教えのこと。 老荘思想の「無為自然」の教えのことで、道を修めた者は、何もせず、何も言わずに人を教え導くことができるということ。
妙法一乗(みょうほういちじょう)
法華経だけが悟りを得られる唯一のものと説いたもの。 「妙法」は仏法の妙法蓮華経、「一乗」は悟りを得るための唯一の道という意味。
誘引開導(ゆういんかいどう)
「引導」の語源で、人々を仏の教えに導くこと。 または僧侶が葬式のときに死者へ極楽浄土の法を説くこと。
