「ば」から始まる四字熟語 — 89 件
「ば」から始まる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
売剣買牛(ばいけんばいぎゅう)
戦争を止め、武器を売り農業を活発にすること。 前漢の宣帝の時代に、民に倹約と農業を奨励して、武器を売って牛を買うことをすすめた。 民は農耕に精を出し、その結果収穫量があがり、税収も増えて役人も民も皆が豊かになったという故事から。
梅妻鶴子(ばいさいかくし)
俗世を離れた清らかで風流な隠遁生活のこと。 妻のかわりに梅の木を、子のかわりに鶴を愛でて、一人で清らかに風雅に暮らしたという故事から。
買妻恥醮(ばいさいちしょう)
夫を見限って離婚した女性が、その後の結婚を恥だと思うこと。 「買妻」は中国の漢の朱買臣の妻のこと。 「醮」は嫁ぐこと。 朱買臣は貧しいながらも勉学に励み、十年後には出世し金持ちになると言っていたが、妻は貧しさに耐えきれずに離婚した。 十年後に朱買臣は出世して金持ちになり、工事人の夫と再婚していた元妻を見つけ、夫婦ともに連れて帰り食事の世話をしたが、その一か月後に元妻は自殺したという故事から。
倍称之息(ばいしょうのそく)
とても高額な利息のこと。 「倍称」は借りたお金の二倍の金額を返すという意味。
倍日并行(ばいじつへいこう)
昼も夜もかまわずに先を急ぐこと。 「倍日」は一日でその倍の二日分のことをすること、「并行」は合わせるという意味で、一日で二日分の行程を進むという意味から。 「倍日併行」とも書く。
買櫝還珠(ばいとくかんしゅ)
見た目が立派なだけで実質のないものを価値があるものとして扱うこと。または、重要なことをないがしろにして、本筋から外れたことを重要視すること。また、取捨選択を間違えること。 「櫝」は蓋のついた箱のこと。 見た目の立派な箱を買い、その中に入っていた珠玉を相手に返してしまったことから。 「櫝(とく)を買いて珠(たま)を返す」とも読む。
梅林止渇(ばいりんしかつ)
別のものを使って、その場をしのぐこと。 魏の曹操の軍が道に迷って、兵士たちが喉の渇きを訴え始めると、曹操が先の梅の林に多くの甘酸っぱい実がなっていると言うと、口の中に唾液がでて、渇きをしのいだという故事から。
馬鹿慇懃(ばかいんぎん)
必要以上に礼儀正しくて丁寧なこと。または、表面は非常に丁寧で礼儀正しいが、実際は尊大なために無礼なこと。
馬鹿果報(ばかかほう)
思ってもいないことで大きな幸運が手に入ること。または、愚かな人は人から憎しみを受けることがないので、幸せな人生を送ることができるということ。
馬鹿丁寧(ばかていねい)
必要以上に礼儀正しくて丁寧なこと。または、表面は非常に丁寧で礼儀正しいが、実際は尊大なために無礼なこと。
馬牛襟裾(ばぎゅうきんきょ)
見識も教養もない人のこと。または、礼儀にはずれた行いをする人のこと。 「襟裾」はえりとすそということから、衣服のことで、牛や馬が服を着ただけのような人という意味から。
麦曲之英(ばくきょくのえい)
酒のこと。 「麦」と「曲」の漢字を組み合わせると、酒の原料の「麹」の異体字になるということから。 「英」はすぐれているものという意味。
莫逆之契(ばくぎゃくのちぎり)
互いに争うことがなく、気心の知れた関係。親友。 「莫」は否定を意味する助字で、「莫逆」は逆らうことがないという意味。
莫逆之友(ばくぎゃくのとも)
互いに争うことがなく、気心の知れた友人。親友。 「莫」は否定を意味する助字で、「莫逆」は逆らうことがないという意味。
莫逆之交(ばくぎゃくのまじわり)
互いに争うことがなく、気心の知れた関係。親友。 「莫」は否定を意味する助字で、「莫逆」は逆らうことがないという意味。 「莫逆」は「ばくげき」、「交」は「こう」とも読む。
麦秀黍離(ばくしゅうしょり)
祖国が滅亡したことを嘆くこと。 「麦秀」は植物の麦が伸びること。 「黍離」は植物の黍が生い茂ること。 古代中国の殷の箕子が滅亡した殷の廃墟を見て嘆いた「麦秀之詩」と、東周の大夫が西周の宮殿に黍が生い茂っているのを見て嘆いた「黍離」という詩の題名を重ねた言葉。
麦秀之歌(ばくしゅうのうた)
祖国が滅亡したことを嘆くこと。 「麦秀」は植物の麦が伸びること。 古代中国の殷の箕子が滅亡した殷の廃墟で、麦が生い茂っているのを見て嘆き作った歌ということから。
麦秀之嘆(ばくしゅうのたん)
祖国が滅亡したことを嘆くこと。 「麦秀」は植物の麦が伸びること。 古代中国の殷の箕子が滅亡した殷の廃墟で、麦が生い茂っているのを見て嘆いた歌のことから。
麦穂両岐(ばくすいりょうき)
豊作の前兆。 または、善い政治が行われていることのたとえ。 「両岐」は二股に分かれること。 麦の穂が二股に分かれて、どちらにも実が実るということから。
幕天席地(ばくてんせきち)
小さなことにこだわらずに、大きな目標を決めて目指すこと。 または、大きな心を持っていることのたとえ。 「席」は座るための場所。むしろ。 天を屋根の代わりにして、大地を座席の代わりにするという意味から。 「天(てん)を幕(まく)とし地を席(せき)とす」とも読む。
漠漠濛濛(ばくばくもうもう)
はっきりと見えず、ぼんやりとしている様子。 「漠」は薄暗い様子。 「濛」は雨やもやなどで薄暗く、ぼんやりしていること。
馬氏五常(ばしごじょう)
兄弟全員が優秀なこと。 中国三国時代、蜀の馬氏の五人兄弟はみな優秀であり、全員の字(あざな)に「常」の字がついていた。 中でも、馬良はひときわすぐれており、幼い頃から眉に白い毛が混ざっていたことから「白眉」と呼ばれ、「馬氏の五常、白眉最も良し」といわれたという故事から。
馬歯徒増(ばしとぞう)
何かを成し遂げるでもなく、無意味に歳をとっていくこと。 「馬歯」は、自分の歳を謙遜していう言葉。 「徒」は、いたずらに、むだにという意味。 「馬歯(ばし)徒(いたず)らに増す」とも読む。
馬耳東風(ばじとうふう)
他人からの注意や批評を聞いても受け入れることなく、全て聞き流すこと。 または、何を言われても反応を示すことがないこと。 「馬耳」は馬の耳。 「東風」は東から吹く春風のこと。 人は東からの暖かく心地よい風が吹くと春の訪れを喜ぶが、馬の耳に風が吹いても、馬は反応を示さないように見えるという意味から。
馬痩毛長(ばそうもうちょう)
貧しいと生きるだけで手一杯で、気力がなくなるということ。 馬が栄養を取ることができずに痩せて、毛だけが長くなるということから。 「馬(うま)痩(や)せて毛(け)長し」とも読む。
馬遅枚疾(ばちばいしつ)
司馬相如は文章を書くのが遅く、枚皐は文章を書くのが速かったという故事のこと。 「馬」は中国の前漢の人物、司馬相如のこと。 「枚」は中国の前漢の人物、枚皐のこと。 どちらも漢詩の表現、修辞による分類の一つの賦の巨匠。
馬遅枚速(ばちばいそく)
司馬相如は文章を書くことが遅く、枚皐は速かったという故事のこと。 司馬相如と枚皐は、どちらも中国の文章の文体の一つの「賦」の巨匠。
抜角脱距(ばっかくだっきょ)
敵の持っている武器や道具を奪って、敵を死地に追い込むこと。 「距」は鳥の蹴爪のことで、雄鳥の足の後ろにある突起物で、攻撃をする時に使われる。 角を抜いて蹴爪を外すという意味から。 「角(つの)を抜き距(けづめ)を脱す」とも読む。
抜苦与楽(ばっくよらく)
人々の苦しみを取り除いて、安楽を与える仏の慈悲のこと。
跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)
悪人などが我が物顔で好き勝手に振舞うこと。 「跳梁」は跳ね回ること、「跋扈」は大きな魚が仕掛けた罠から飛び跳ねて逃げる様子のことから。 「跋扈跳梁」ともいう。
