「しゃ」で終わる四字熟語 — 24 件
「しゃ」で終わる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
一元描写(いちげんびょうしゃ)
小説の登場人物の動向や心理状態、事件の描写を、主人公一人の視点から一元的に表現すべきであるという小説作法。
烏瑟膩沙(うしつにしゃ)
仏の頭部にある特徴的な突起。悟りや知恵の象徴とされる。三十二相(仏の身体に備わる三十二の優れた特徴)の一つ。肉髻(にくけい)に同じ。
温言慰謝(おんげんいしゃ)
優しい言葉で人を慰めること。 「温言」は優しい言葉。 「慰謝」は同情して慰めること。 「温言慰藉」とも書く。
快犢破車(かいとくはしゃ)
大成する才能をもった子供は、無茶をすることがよくあるが、周りにいる人は寛容に見守るべきであるということ。 または、そのような子供には、自身の感情や欲望を抑えることを教え、しっかりとした大人になるようにするべきであるということ。 または、そのような子供が成長していくのは楽しみであるということ。 「快犢」は威勢のよい子牛。 「破車」は車を破壊すること。 「快犢(かいとく)車(くるま)を破る」とも読む。
驥服塩車(きふくえんしゃ)
すぐれた能力を持った人が、能力に見合わない低い地位にいたり、誰でも出来るような仕事をさせられること。 「驥服」は一日で千里走るとされるすぐれた馬に車を引かせること。 塩を運ぶための車を名馬に引かせるということから。 「驥(き)、塩車(えんしゃ)に服(ふく)す」とも読む。
禽困覆車(きんこんふくしゃ)
力の弱い者でも、窮地に立たされると思ってもいない力を出すということ。 「禽」は鳥、また鳥獣。「禽困」は捕らえられて苦しんでいる鳥のこと。 「覆」はひっくり返ること。 鳥のような小さなものでも、追い詰められると車をひっくり返すほどの力を発揮するという意味から。 「禽困(きんこん)車(くるま)を覆(くつがえ)す」とも、「禽(きん)も困(くる)しめば車を覆(くつがえ)す」とも読む。
銀河倒瀉(ぎんがとうしゃ)
大きくて立派な滝を言い表す言葉。 または、雨が激しく降る様子を言い表す言葉。 「銀河」は天の川。 「倒瀉」は逆さまになって流れ落ちてくること。 銀河が地上に降り注ぐという意味から。 「銀河(ぎんが)、倒(さか)しまに瀉(そそ)ぐ」とも読む。
残杯冷炙(ざんぱいれいしゃ)
そっけない扱いをされ、辱めをうけること。 「残杯」は他の人が口をつけて残した酒。 「冷炙」は焼いたあとに冷めた肉。 人の食べ残した飲食物で、もてなしをされるという意味から。
舐痔得車(しじとくしゃ)
自分を卑しめることまでして大きな利益を手に入れること。 「舐痔」は痔を舐めること。 「得車」は車を得ること。 中国宋の曹商は使者として秦に行き、大きな車を与えられて帰国した。 これに対して荘子は「痔を患っている秦王の患部を舐めてその車をもらったのだろう」と揶揄したという故事から。
笑面夜叉(しょうめんやしゃ)
見た目は笑顔だが、心の底で悪いことを考えていること。 「夜叉」は人に害を与える悪い鬼神のこと。
脣歯輔車(しんしほしゃ)
一つが駄目になるともう一つも駄目になるような、非常に深い関係のこと。 「輔車」は車の添え木と車の荷台。または、頬の骨と下顎の骨のこと。 「唇と歯」や「頬の骨と下顎の骨」のように、互いに助け合うことによって存続できるような関係をいう言葉。 中国の晋が虢(かく)の国を攻めるときに、虞(ぐ)の国は晋に通過する許可を出したが、虞の国と互いに助け合う関係にあった虢の国が滅びると、虞の国も滅びたという故事から。 「脣歯」は「唇歯」とも書く。 「輔車脣歯(輔車唇歯)」ともいう。
新陳代謝(しんちんたいしゃ)
古いものが新しいものへと入れ替わること。 「新」は新しいもの。「陳」は古いもの。 「代謝」は入れ替わること。 本来は、生物が生きていくために必要なものを取り入れ、不必要なものを排出することをいう言葉であるが、会社や組織などの若返りのことを言う場合もある。
条件反射(じょうけんはんしゃ)
一定の刺激を与えると、決まって引き起こされる、後から身についた決まった体の反応のこと。 「反射」は意識せずに引き起こされる体の反応のこと。 ソビエト連邦の生理学者のイワン・パブロフによって発見された。
人口膾炙(じんこうかいしゃ)
多くの人たちの話題となり、人気を集めること。 「膾」は生肉を細かく刻んだ食べ物、「炙」は炙り肉のことで、どちらも多くの人がご馳走として好んで食べることから。 「人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)する」とも読む。 「膾炙人口」ともいう。
摂取不捨(せっしゅふしゃ)
この世に生きているもののことを、仏が決して見捨てることなく救うこと。 「摂取」は仏がこの世で生きているものを救うこと。 「不捨」はどんな生き物のことも、仏は決して見捨てないということ。
千両役者(せんりょうやくしゃ)
高い格式とすぐれた技術をそなえ、舞台で堂々とした存在感を放つ一流の役者。転じて、才能・実力ともに備わり、ここぞという場面で目立った活躍をして人々を引きつける人のこと。 江戸時代、人気と実力を兼ねそなえた最高位の役者が年に千両という破格の給金を得ていたことから、「千両を稼ぐ役者」という意味でこう呼ばれるようになった。
束馬懸車(そくばけんしゃ)
往来が困難な道を進むことのたとえ。 「束馬」は馬をつなぐこと。 切り立った山を登る時に、複数の馬をつないで車を引くということから。 「馬を束(つか)ね車を懸(か)く」とも読む。
大根役者(だいこんやくしゃ)
演技がへたな役者をあざけっていう言葉。芸に深みや魅力が乏しく、見ていて引き込まれない俳優のこと。 由来には諸説あり、大根はどれだけ食べても食あたり(=「当たる」)しないことから、けっして「当たらない(=人気が出ない)」役者にかけたとする説がもっともよく知られている。ほかに、大根の切り口が白いことを素人(しろうと)にかけたとする説などもある。
致仕懸車(ちしけんしゃ)
公の仕事から退いてのんびりと生活すること。 または、七十歳のこと。 「懸車」は車をつるしておくこと。 「致仕」は官職を辞めること。または、七十歳のこと。 中国の前漢の薛広徳は、七十歳になり官職を辞めるときに天子から賜った馬車を、高く吊るしてその名誉を子孫に伝えたという故事から。 「車を懸(かか)げて致仕(ちし)す」とも読む。 「致仕懸車」ともいう。
擲果満車(てきかまんしゃ)
とても人気があり評判がいいことのたとえ。 または、容姿が美しい少年のたとえ。 潘岳という人物は容姿がとても美しく、町を歩くだけで婦人たちに車が一杯になるほどの果物を投げられたという故事から。
螳臂当車(とうひとうしゃ)
弱者が身の程も知らずに、勝ち目のない強者に立ち向かうこと。 「螳臂」はかまきりの前足のこと。 斉の荘公の車に、かまきりが前足を振り上げ、車を止めようと立ち向かってきたという故事から。
反首抜舎(はんしゅばっしゃ)
粗末な姿で野宿すること。 または、悲壮な思いで辛い生活をおくること。 「反首」は髪の毛を束ねずに、振り乱して垂らした姿。 「抜舎」は野宿すること。
麪市塩車(めんしえんしゃ)
雪が降って積もっている景色を言い表す言葉。 「麪市」は白い小麦粉の市場ということから、市場に雪が積もっていることのたとえ。 「塩車」は白い塩を載せている車ということから、車に雪が積もっていることのたとえ。 市街も車も雪が積もっているように見えるという意味から。 「麺市塩車」とも書く。
妄言多謝(もうげんたしゃ)
独断と偏見でいい加減な言葉を並べ立てた後に、相手にわびる言葉。 手紙などで自分の意見などを包み隠さずに記した手紙の末尾に記して、失礼をわびる言葉。
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