哭岐泣練とは
哭岐泣練
こくき-きゅうれん
四字熟語 | 哭岐泣練 |
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読み方 | こくききゅうれん |
意味 | 心がけや習慣次第で、人は悪人にも善人にもなるということ。
「哭」は大きな声で泣くこと。 「岐」は分かれ道。 「練」は白い糸。 「哭岐」は楊朱が分かれ道を見て、どちらにも行くことができると気づいて泣いたという故事から。 「泣練」は墨子が白い糸を見て、何色にも染めることができると気づいて泣いたという故事から。 どちらも好きなように選ぶことができ、その選択次第で結果が変わるということをいう。 「岐(き)に哭(こく)き練(れん)に泣く」とも読む。 「哭逵泣練」とも書く。 |
出典 | 『淮南子』「説林訓」 |
異形 | 哭逵泣練(こくききゅうれん) |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 影響を受ける |
類義語 | 墨子泣糸(ぼくしきゅうし) |
墨子悲糸(ぼくしひし) | |
墨子悲染(ぼくしひせん) | |
楊朱泣岐(ようしゅきゅうき) | |
使用漢字 | 哭 / 岐 / 泣 / 練 / 逵 |
「哭」を含む四字熟語
- 鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)
- 窮途之哭(きゅうとのこく)
- 哭岐泣練(こくききゅうれん)
「岐」を含む四字熟語
「泣」を含む四字熟語
「練」を含む四字熟語
- 哭岐泣練(こくききゅうれん)
- 手練手管(てれんてくだ)
- 百鍛千練(ひゃくたんせんれん)
- 未練未酌(みれんみしゃく)