徙木之信とは
徙木之信
しぼくの-しん
四字熟語 | 徙木之信 |
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読み方 | しぼくのしん |
意味 | 約束を必ず実行することのたとえ。 為政者は人民に法の権威や信用を示すべきという戒めのこと。 戦国時代、秦の商鞅が国民からの信用を得るために、南門の大木を北門に移した者に十金を与えると布告したが、皆疑い誰も移さなかった。 五十金に増額すると移す者が現れたので、五十金を渡して約束を本当に守ると示した故事から。 |
出典 | 『史記』「商君伝」 |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 戒めの言葉 / 仏教の言葉 / 上の立場の人の心得 / 約束を果たす |
類義語 | 移木之信(いぼくのしん) |
使用漢字 | 徙 / 木 / 之 / 信 |