「行」で終わる四字熟語 — 57 件
「行」で終わる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
安心起行(あんじんきぎょう)
信仰や実践することで得られる心の安らぎのこと。 浄土宗では「南無阿弥陀仏」と誠意を込めて唱えること。
易往易行(いおういぎょう)
阿弥陀如来にすがり南無阿弥陀仏を唱えれば、たやすい修行で極楽往生できるという他力本願の浄土宗の教えのこと。
威恩並行(いおんへいこう)
人を使う場合は、その時にあわせた、適切な賞罰をはっきりと与えることが必要だと説いた言葉。 「威恩」は刑罰と恩賞。 「並行」は一緒に行うこと。
衣繍夜行(いしゅうやこう)
たとえ出世しても、故郷に帰らなければ誰もその栄誉に気が付くことはないということのたとえ。 「衣繍」は美しい刺繍の服のこと。 暗い夜道を美しい刺繍の服を着て歩いても、誰も気がつかないという意味から。 中国楚の項羽が「富貴になっても故郷に帰らないのは、美しい服を着て暗い夜道を歩くようなものだ」と言った故事から。
一意孤行(いちいここう)
誰の意見も聞かずに自分の考えだけで行動すること。 「一意」は一つのことに専念すること。 「孤行」は一人で行くこと。 相手の意見に左右されない公平さのたとえとして用いることもある。 「孤行一意」ともいう。
一言一行(いちげんいっこう)
一つの言葉と一つの行いのこと。 何気ない言動のこと。
一時流行(いちじりゅうこう)
その時々の世の中の好みに合った一時的な新しさのこと。 もとは俳諧のことばで、常に新しさを求めて、変化を重ねていくことから。
一目十行(いちもくじゅうぎょう)
文章などを読むのが速いことのたとえ。 一目見ただけで、十行の文章を読むことができるということから。 梁の簡文帝は幼少期より理解力が人並み以上であり、読書の際には一度に十行ずつ読んだという故事から。
一方通行(いっぽうつうこう)
車両などの通行を一つの方向のみ許すこと。または、その道路。また、片方からしか意思の疎通ができないことをいう。
異類中行(いるいちゅうぎょう)
多く人々を救済するために、仏や菩薩がこの世に身を置くこと。 または、禅宗では指導者が修行者を導くために、様々な方法を取ること。 「異類」は違う種類という意味。 仏が異類の中を行くという意味から。
陰陽五行(いんようごぎょう)
この世の全てのものを造り出す陰と陽の気と、この世の全てを生み出す元となる木・火・土・金・水の五つの元素のこと。 古代中国では、これらの関わり合いで、全ての物事の解釈や説明をしようとしていたということから。
煙視媚行(えんしびこう)
恥じらいをふくんだ、しとやかな新婦のようす。 「煙視」は煙の中で物を見るように、伏し目がちに見ること。 「媚行」はゆっくりと歩くこと。 嫁いできたばかりの女性は落ち着いてつつましくふるまうものだ、という『呂氏春秋』の一節にある言葉。
恩威並行(おんいへいこう)
恩賞と刑罰をそれぞれ適切に与えること。 「恩威」は恩賞と刑罰。 「恩威(おんい)並び行う」とも読む。
瑰意琦行(かいいきこう)
考えや行いが普通の人と比べて非常にすぐれていること。 「瑰意」は非常にすぐれている心。 「琦行」は普通とは異なるすぐれた行い。
懐宝夜行(かいほうやこう)
危険なことを行うことのたとえ。 宝を懐にいれたまま夜道を歩いて移動することから。 「宝(たから)を懐(いだ)きて夜(よる)行く」とも読む。 「重宝(じゅうほう)を懐(いだ)く者は、以(もっ)て夜(よる)行かず」を略した言葉で、この言葉の後に「大功(たいこう)に任ずる者は、以(もっ)て敵を軽んぜず」と続く言葉。
嘉言善行(かげんぜんこう)
戒めとなる素晴らしい言葉と立派な行いのこと。 「嘉言」は素晴らしい言葉。 「善行」は立派なよい行い。
学知利行(がくちりこう)
人としての道を学んで理解し、学んだことの正しさを考えて実際に行うこと。 「学知」は学んで知ること。 「利行」は正しいと認めて実行すること。 人としての道を学んで実践するための三つの過程の二番目のこと。
危言危行(きげんきこう)
言葉と行動を清く正しくすること。 または、言葉と行動を厳格にすること。 「危」は厳しく公正にすることや品格を高くすること。
勤倹力行(きんけんりっこう)
しっかりと働いて、質素に暮らしながら力の限り努力すること。 「勤倹」はよく働いて、無駄遣いをしないようにすること。 「力行」は力の限り努力すること。
謹言慎行(きんげんしんこう)
言葉と行動を慎重に行うこと。 「謹」と「慎」はどちらも慎むということ。 「言(げん)を謹(つつし)み行いを慎(つつし)む」とも読む。
苦学力行(くがくりっこう)
働いて学資を得て、苦労しながら懸命に勉強すること。 「苦学」は苦労しながら、働きながら勉強すること。 「力行」は懸命に努力する、努力しながら行うという意味。
高山景行(こうざんけいこう)
徳が高く、素晴らしい人のたとえ。 人々が仰ぎ見る高い山と、人々の規範となる大きな道という意味で、素晴らしい人格を山や道にたとえた言葉。 「高山」は高い山のこと。 「景」は大きいこと。「行」は道のこと。
荒亡之行(こうぼうのおこない)
自分の楽しみだけに夢中になり、他を顧みない荒れた行い。 「荒亡」は狩猟や酒、女遊びに夢中になり、目的を見失うこと。または、為政者が人々に無駄な負担を強制して、本人は遊び呆けること。
困知勉行(こんちべんこう)
苦労しながらも学び、努力を積み重ねて物事を実際に行うこと。 「困知」は心を苦しめて何とか知ることが出来るということ。 「勉行」は努力を積み重ねて、実際に行うこと。 『中庸』での修養の三つの段階の一つで、才能の劣った人が行う修養だが、結果は全て同じになるので才能が劣った人も努力するべきであるという教え。
三思後行(さんしこうこう)
しっかりと考えた後に行動すること。 三度考えてから行動するという意味から。 元は必要以上に考えすぎることを戒めた言葉だったが、現在では軽はずみな行動を戒める言葉として使われることが多い言葉。 中国の春秋時代の魯の季文子の故事から。 「三(み)たび思いて後(のち)に行う」とも読む。
実践躬行(じっせんきゅうこう)
理論などを自らの力で実際に実行してみること。 「実践」は実際にやってみること。 「躬行」は自分の力で行うこと。 口だけではなく実際にやってみることの大切さをいう言葉。 「躬行実践」ともいう。
熟慮断行(じゅくりょだんこう)
不足がないようにしっかりと考え抜いた上で、固い決意を持って行動すること。 「熟慮」は不足がないようにしっかりと考えること。 「断行」は固い決意を持って行動すること。
女謁横行(じょえつおうこう)
女官が君主に対して個人的な要望を日常的に行っている状態。 「女謁」は君主からの寵愛を利用して女性が頼みごとをすること。
寸歩難行(すんぽなんこう)
わずかな距離も移動することが出来ないこと。または、非常に苦しい立場に立たされ、どうすることも出来ない状態のたとえ。 「寸歩」はほんの少しの距離、一歩。 一歩も動くことが出来ないという意味から。 「寸歩(すんぽ)行(ゆ)き難し」とも読む。
生知安行(せいちあんこう)
生まれた時から人としての正しい道を知っていて、苦労することなく実際に行うこと。 「安行」は悩むことなく行うこと。 努力することなく人の道を知り、それを行うことが出来るという意味から。 「学知利行」、「困知勉行」とともに、人の道を修養する三つの段階のことをいう。
