「災難に逢う」に関連する四字熟語 — 28 件
「災難に逢う」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全28件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
飲鴆止渇(いんちんしかつ)
後のことは何も考えずに目先の利益を得ること。 または、一時逃れをして、後から大きな災いに遭うこと。 「鴆」は羽に猛毒をもつ鳥の名前で、その鳥の羽が入っている酒を喉の渇きを癒すために飲むことから。 「止渇飲鴆」ともいう。
冤家路窄(えんかろさく)
会いたくない人にだけよく出会うことのたとえ。 または、次から次へと悪い出来事が起きることのたとえ。 「冤家」は仇の家。 「路窄」は道幅の狭い道。 仇同士が狭い道で出会うと逃げることは出来ないという意味から。 「冤家(えんか)、路(みち)窄(せま)し」とも読む。
殃及池魚(おうきゅうちぎょ)
予想していなかった災いにあうこと。別の人の災いに巻き込まれること。 「殃」は災い、災難のこと。 「池魚」は池の中の魚。 池の水を火事の消火に使われたために水が枯れ、火事に関係のない魚に被害が及ぶことから。 「殃(わざわい)池魚(ちぎょ)に及ぶ」とも読む。
禍生於忽(かしょうおこつ)
不幸や災難は、油断が原因となって発生するということ。 「忽」は怠ること。 「禍(わざわい)は忽(こつ)より生(しょう)ず」とも読む。
禍生得意(かしょうとくい)
物事が思い通りに進んだ時にこそ、予想外の不幸が生まれるということ。 「禍(わざわい)は得意(とくい)より生(しょう)ず」とも読む。
禍生不徳(かしょうふとく)
その人自身の不徳が原因となって、不幸が起こるということ。 「禍」は災難、不幸。 「禍(わざわい)は不徳(ふとく)に生(しょう)ず」とも読む。
禍生有胎(かしょうゆうたい)
災難には前触れがあるということ。 「胎」は兆し、前触れ。 「禍(わざわい)の生(しょう)ずるは胎(たい)有(あ)り」とも読む。
禍重乎地(かじゅうこち)
予想外の不幸は、大地よりも重くのしかかるということ。 「禍」は不幸や災難。災い。 「禍(わざわい)は地よりも重し」とも読む。
渦中之人(かちゅうのひと)
問題に巻き込まれている人。 または、その中心にいる人。 「渦中」は混乱している状況の中。
虎豹之文(こひょうのぶん)
才能と知恵のどちらもある人は、才能と知恵があるために災いを招くということのたとえ。 虎や豹は毛皮が美しいために、狩りをする気を起こさせるという意味から。 「文」は文様。
災難即滅(さいなんそくめつ)
災いがすぐに消えること。 または、それを願う言葉。
七難八苦(しちなんはっく)
様々な苦難や災難のこと。または、災難や苦難にあうこと。 元は仏教語で経典によってことなるが、『観音経』で「七難」は、火難、水難、羅刹難、王難、鬼難、枷鎖難、怨賊難の七つのこと。 「八苦」は、生、老、病、死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦の八つのこと。
辛苦遭逢(しんくそうほう)
非常に辛く苦しい出来事にあうこと。 「辛苦」は辛く苦しい出来事。 「遭」と「逢」はどちらも遭遇するということ。
尺蚓穿堤(せきいんせんてい)
小さなことが原因となり、大きな災難が発生すること。 「尺蚓」は小さなみみず。 「穿堤」は堤防に穴をあけること。 小さなみみずが堤防に穴をあけたことが原因になり、そこから堤防が決壊して一つの村が水に浸かるということから。 「尺蚓(せきいん)堤(つつみ)を穿(うが)つ」とも読む。
前虎後狼(ぜんここうろう)
災難などの辛いことが次から次へと起こること。 前から来る虎を防いでも、すぐに後ろから狼がやって来るという意味から。 「前門の虎、後門の狼」という形で使うことが多い言葉。 「前門に虎を拒ぎ後門に狼を進む」を略した言葉。
前狼後虎(ぜんろうこうこ)
災難などの辛いことが次から次へと起こること。 前から来る狼を防いでも、すぐに後ろから虎がやって来るという意味から。
打草驚蛇(だそうきょうだ)
必要のないことをしたために、無駄な災難にあうこと。 草をたたいて、草の中に隠れている蛇を驚かすという意味から。 「草(くさ)を打って蛇(へび)を驚かす」とも読む。 五代十国時代の南唐で、賄賂で私腹を肥やしたとされる地方長官の王魯の故事から。 兵法三十六計の第十三計でもあり、そちらは疑わしいところをあえて突いて、敵の様子を探るという意味で使われる。
池魚之殃(ちぎょのわざわい)
なんの関係も無いのに、災難に巻き込まれることや巻き添えにあうこと。 語源が諸説ある言葉。 罪を犯した桓魋が逃げるときに、池に宝珠を投げ込み、それを探すために池をさらったために魚が全滅したという故事から。 または、城門の火事の消火のために池の水を使ったために、干上がって魚が全滅したという故事から。 または、城門の火事が広がり、池中魚という名前の人の家に燃え移って死んだという故事から。 「池魚之禍」とも書く。
陳蔡之厄(ちんさいのやく)
旅先や道中で災難にあうこと。 「陳」と「蔡」はどちらも国の名前。 中国の思想家の孔子が遊説の旅の道中、陳と蔡の国境の近くで兵に囲まれ、身動きが取れなくなったうえに、食料が尽きて苦労したという故事から。
党錮之禍(とうこのわざわい)
党派や政党を結成したことが原因となって発生する災いのこと。 「党錮」は党人を禁固刑にすること。 腐敗した政治を行う宦官に党派を組んで批判したが、宦官はその者たちに党人という名前をつけ、弾圧して終身禁固刑に処したという故事から。
年災月殃(ねんさいげつおう)
かつてないほどの不幸な日のこと。 または、次々へと災厄に見舞われ、とてつもなく不幸なこと。 「年災」は天災で穀物がだめになること。 「月殃」は月の不運、報い、天罰などのこと。
白竜魚服(はくりょうぎょふく)
身分の高い人が気付かれないように出掛けて、不幸な出来事にあうこと。 「白竜」は白い竜ということから、天帝の使者のこと。 「魚服」は魚の服装をするという意味から、身分の高い人がみすぼらしい格好をすることのたとえ。 天帝の使者である白い竜が魚の姿になって泳いでいると、漁師の予且に目を射抜かれて捉えられたという故事から。
避坑落井(ひこうらくせい)
一つの災難を乗り越えても、次の災難がすぐにやってくるということ。 「坑」は地面に掘った穴。 地面の穴を注意深く避けて、井戸に落ちるという意味から。 「坑(こう)を避(さ)け井(せい)に落つ」とも読む。
風魚之災(ふうぎょのわざわい)
海上で受ける嵐などの災難のこと。 または、外敵や海賊などによる災いのこと。 「風」は嵐、「魚」は鰐魚などの災いをもたらす悪魚のこと。
無辜之民(むこのたみ)
何の罪も犯していない人たちのこと。 「無辜」は罪が無いという意味。 主に天災や人災などに巻き込まれて苦しめられる人々のことをいう。
滅頂之災(めっちょうのさい)
水中で溺れて死ぬこと。または、壊滅するほどの損害のたとえ。 「滅頂」は頭が水の中に沈むこと。 頭が水の中に沈むほどの災難という意味から。
予且之患(よしょのかん)
身分の高い人が気付かれないように出掛けて、不幸な出来事にあうこと。 「予且」は人の名前。 天帝の使者である白い竜が魚の姿になって泳いでいると、漁師の予且に目を射抜かれて捉えられたという故事から。
竜蛇之歳(りゅうだのとし)
十二支の辰年と巳年のこと。 または、辰年と巳年は賢者が死ぬ年とされていることから、災いの多い年、凶年のこと。 中国の後漢の学者の鄭玄は、病に伏しているときに夢の中で孔子に会い、「今年は辰年で来年は巳年だ」と言われ、その年のうちに亡くなったという故事から。
