「貧しい暮らし」に関連する四字熟語 — 49 件
「貧しい暮らし」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全49件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
悪衣悪食(あくいあくしょく)
粗末な着物と食事のことから、質素で貧しい生活という意味。
一裘一葛(いっきゅういっかつ)
この上なく貧しい暮らしのたとえ。 「裘」は冬に着る毛皮の服。 「葛」は夏に着る薄い布の服。 それぞれを一枚ずつしか持たず、ほかの着替えを持たないということから。
一瓢一簞(いっぴょういったん)
粗末な飲食物。貧しい生活。または、贅沢がなく、無駄の少ない生活。 「瓢」は飲み物などを入れるひさご。 「簞」は竹を編んで作った飯を入れるための器。わりご。 一つのひさごに入れた汁物と一つのわりごに盛った飯の意味から。
一貧一富(いっぴんいっぷ)
貧しい時と富んでいる時では、他人からの接し方が変わるということ。 または、貧しくなったり豊かになったりすること。 環境や事情が変わることで、初めて人との関係の実態がわかるということ。 古代中国の翟公が大臣になると、家に客がひっきりなしに来ていたが、免職されると客がまったく来なくなり、その後もう一度大臣になると、また客が集まるようになったのを見て嘆いたという故事から。
一飽一襲(いっぽういっしゅう)
質素な服装と食事。 「一飽」は一度の食事で満腹になること。 「一襲」は一式揃った衣服。 生活に困らない程度の衣服と食事ということから。
衣弊履穿(いへいりせん)
貧しいことのたとえ。 「衣弊」は使い古して破れた衣服。 「履穿」は履物が破れ穴があくこと。 ぼろぼろになった衣服ということから、貧しい服装をいう言葉。 「衣(い)弊(やぶ)れ履(くつ)穿(うが)つ」とも読む。
褞袍粗糲(おんぽうそれい)
粗末な服装で、粗末な食事をすること。 または、貧しい暮らしをすること。 「褞袍」はどてらのことで、粗末な服装のたとえ。 「粗糲」は玄米のことで、粗末な食事のたとえ。
葛屨履霜(かっくりそう)
貧しいことのたとえ。または、ひどい扱いをされることのたとえ。また、度を越した倹約をすることのたとえ。 「葛屨」は葛の蔓を編んで作った靴で、主に夏に履くためのもの。 夏に履くための涼しい靴で、冬の霜を踏むことから。 「葛屨(かっく)霜(しも)を履(ふ)む」とも読む。
家徒四壁(かとしへき)
ひどく貧しいことのたとえ。 家の中に家具が何も無く、四つの方向に壁しかないという意味から。 「家、徒(ただ)四壁(しへき)のみ」とも読む。
家貧孝子(かひんこうし)
貧しい家庭で育った子どもは、親孝行な子どもになるということ。 または、人は苦しい状況のときこそ、本当の価値を発揮するということ。 「家貧しくして孝子顕れ、世乱れて忠臣を識る」を略した言葉。
環堵蕭然(かんとしょうぜん)
狭く質素でみすぼらしい家の様子。 「環堵」は家を囲む垣根のこと。または小さく狭い家のこと。「堵」は長さの単位で、一説に約二・二メートルとされるが諸説ある。 「蕭然」は寂しい様子。
顔回箪瓢(がんかいたんぴょう)
質素な食事のたとえ。 「箪」は竹でできた容器、わりご。 「瓢」は瓢箪でできた容器、ひさご。 わりご一杯の飯とひさご一杯の汁物だけの食事ということから。 孔子の弟子の顔回が、貧しい生活をしながらも勉学に励むのを孔子がほめた言葉から。
饑寒並至(きかんへいし)
非常に貧しく辛い生活。 「饑」は食べるものがなく餓えること。 「寒」は着るものがなく凍えること。 餓えと寒さによる苦しい生活のことから。 「饑寒(きかん)並び至(いた)る」とも読む。
窮極無聊(きゅうきょくぶりょう)
非常に貧しく希望がないこと。 または、貧しく、心苦しいために、何も楽しめないこと。 「窮極」は貧しさが極限に達すること。 「無聊」は頼りになるものがないこと。または、心に憂いがあって何も楽しめないこと。
窮途之哭(きゅうとのこく)
貧しくて生活に苦しみ、悲しむこと。 「窮途」は行き止まりの道という意味から、苦しい状況のこと。 「哭」は悲しんで声を上げて泣くこと。 中国の晋の阮籍が行き止まりで進めずに嘆き悲しんだという故事から。
匡衡鑿壁(きょうこうさくへき)
貧しい生活をしながらも勉学に励むこと、苦学のたとえ。 「匡衡」は中国の前漢の学者の名前。 匡衡は家が貧しく、灯火を買うことができなかったので、壁に穴を開けて隣の家の明かりで読書をしていたという故事から。
匡衡壁鑿(きょうこうへきさく)
貧しい生活をしながら勉学に励むこと。苦学のたとえ。 「匡衡」は中国前漢の学者の名前。 「壁鑿」は壁に穴を開けること。 匡衡は幼い頃家庭が貧しく灯火の油を買うことができなかったため、壁に穴を開け隣家の明かりで勉学に励んだという故事から。
曲肱之楽(きょくこうのたのしみ)
富を求めずに、貧しくても正しい行いをする楽しみのこと。または、貧しい暮らしをしていても、その中に楽しみはあるということ。 「曲肱」は枕が買えないために腕を曲げて、肘を枕にするという意味。
桂玉之艱(けいぎょくのかん)
他の土地からやってきて、物価の高さで生活に苦労すること。 「桂」は香木、「玉」は宝玉、「艱」は悩むや苦しむこと。 戦国時代の遊説家の蘇秦が、楚の威王を訪れたところ、面会までに三か月も待たされてしまい、その間、宝玉より高い食べ物や香木より高い薪の値段に悩まされ、生活に苦労した故事から。
原憲之貧(げんけんのひん)
心は清らかだが、貧乏なことのたとえ。 孔子の弟子の原憲(げんけん)は、貧しくても満足していたという話から。
高等貧民(こうとうひんみん)
高い教養や知識、自信などを持っているが、貧しい生活をしている人。
羹藜含糗(こうれいがんきゅう)
粗末な食べ物のたとえ。または、日々貧しい食事をとって暮らすことのたとえ。 「羹」は吸い物、「藜」は植物のアカザのことで、「羹藜」は粗末な食べ物のたとえ。 「糗」は保存のために干した飯のこと。 アカザの吸い物を食べ、干した飯を口に含むという意味から。 「藜(れい)を羹(あつもの)にし糗(きゅう)を含む」とも読む。
困苦窮乏(こんくきゅうぼう)
生活に必要なものが足りないほどに生活が苦しいこと。 「窮乏」は必要なものが足りないこと。
困苦欠乏(こんくけつぼう)
生活に必要なものが足りないほどに生活が苦しいこと。 「欠乏」は必要なものが足りないこと。
鑿壁偸光(さくへきとうこう)
貧しい生活をしながら勉学に励むこと。苦学のたとえ。 「鑿」は穴を開けること。 「偸」は盗むこと。 壁に穴を開けて隣の家の光を盗み、盗んだ光で勉強をするということから。 前漢にいた匡衡は貧しく、灯火の油を買うことができず、壁に穴を開け、隣家の明かりを盗んで勉学に励んだという故事から。 「壁を鑿(うが)ちて光を偸(ぬす)む」とも読む。
鑿壁読書(さくへきどくしょ)
貧しい生活をしながらも勉学に励むこと、苦学のたとえ。 「鑿壁」は壁に穴を空けること。 匡衡は家が貧しく、灯火を買うことができなかったので、壁に穴を開けて隣の家の明かりで読書をしていたという故事から。
三旬九食(さんじゅんきゅうしょく)
生活がひどく貧しいことのたとえ。 「三旬」は一ヶ月のこと。 一ヶ月の間に九回しか食事ができないという意味から。 中国の春秋時代の子思が衛の国にいた時に、一ヶ月で九回しか食事ができないほど貧しかったという故事から。
四海困窮(しかいこんきゅう)
世の中の人々が貧乏で生活に困ること。 「四海」は四方の海の内側という意味から、世の中や国内、世界のたとえ。
菽水之歓(しゅくすいのかん)
貧しい生活をしていても、両親へ孝行して喜ばせること。 「菽水」は質素な食事のたとえで、「菽」は豆のことをいい、豆の粥と水という意味から。 「歓」は喜ばせること。 孔子が弟子である子路に孝行を説いた故事から。
相如四壁(しょうじょしへき)
貧しいことのたとえ。 「相如」は人の名前。 中国の司馬相如は、若い頃貧しい生活をしていて、部屋の中には家具等が何もなく、四方は壁だけしかなかったという故事から。
裋褐不完(じゅかつふかん)
貧しくて粗雑な衣服を身に着けていること。 衣服が破れたままで整っていないことから。 「裋褐(じゅかつ)完(まった)からず」とも読む。
上漏下湿(じょうろうかしゅう)
貧しい家、あばら家を言い表す言葉。 屋根からは雨が漏れてきて、床から湿気が上がってくるという意味から。 「上(かみ)は漏(も)れ下(しも)は湿(しめ)る」とも読む。
人貧智短(じんぴんちたん)
人は貧しく、生活に困ると頭が働かなくなり、よい知恵が浮かばなくなるということ。 「人(ひと)貧(ひん)すれば智(ち)短し」とも読む。
赤貧如洗(せきひんじょせん)
ひどく貧しいこと。 「赤」は何もないこと。 水で洗い流した後のように何もないということから。 「赤貧洗うが如し」という形で使うことが多い言葉。
穿壁引光(せんぺきいんこう)
貧しい生活をしながら勉学に励むこと。苦学のたとえ。 壁に穴を開けて隣の家の光を盗み、盗んだ光で勉強をするということから。 前漢にいた匡衡は貧しく、灯火の油を買うことができず、壁に穴を開け、隣家の明かりを盗んで勉学に励んだという故事から。 「壁を穿(うが)ちて光を引く」とも読む。
千里無烟(せんりむえん)
人々の生活が貧しく苦しいこと。 「千里」は千里四方という意味から、広大な範囲のたとえ。 「烟」は炊事をするときにでる煙。 千里四方の広い範囲で、炊事をする煙が見えないという意味から。 「千里無煙」とも書く。
粗衣粗食(そいそしょく)
貧しい暮らしや質素な生活という意味。 「粗衣」は粗末な衣服のこと。 「粗食」は粗末な食事のこと。
糟糠之妻(そうこうのつま)
貧しい生活をして、共に苦労をしてきた妻のこと。 「糟糠」は酒かすと米ぬかのことから貧しい食事のたとえ。 光武帝が、姉の湖陽公主と家臣の宋弘を結婚させようとしたが、既婚者である宋弘は「貧しい時期を共に苦労してきた妻のことを大切にしたい」と言って断ったという故事から。
簇酒斂衣(そうしゅれんい)
貧しい生活のたとえ。 「簇」と「斂」はどちらも集めるという意味で、「簇酒」は酒を少しずつ集めること、「斂衣」は布の端切れを集めること。 酒好きで貧しい辛洞は、杯に一杯ずつ酒をもらって酒樽にためて飲み、同じく貧しかった伊処士は、布の端切れを集めて縫い合わせて、服を作ったという故事から。
曾参歌声(そうしんのかせい)
貧しい生活のなかでも欲にとらわれずに高潔に生きること。 「曾参」は人の名前。 曾参は衣食も満足にいかないほど貧しかったが、『詩経』の商頌の詩を歌うと世界に響き、金石の楽器の演奏のように見事なものだったという故事から。
甑塵釜魚(そうじんふぎょ)
とても貧しいことのたとえ。 「甑」は蒸すための調理器具で、こしきやせいろのこと。 「魚」は蚊の幼虫のボウフラのこと。 こしきには塵がつもり、鍋にはボウフラがわいて炊事をすることができないほど貧しいことから。 「釜魚甑塵」ともいう。
短褐穿結(たんかつせんけつ)
貧しい人の質素な衣服。 「短褐」は丈の短い粗末な布の服。 「穿結」は破れていたり、繕ったりしている服。
箪食瓢飲(たんしひょういん)
質素な食事のたとえ。 「箪」は竹でできた容器、わりご。 「瓢」は瓢箪でできた容器、ひさご。 わりご一杯の飯とひさご一杯の汁物だけの食事ということから。 孔子の弟子の顔回が、貧しい生活をしながらも勉学に励むのを孔子がほめた言葉から。
朝四暮三(ちょうしぼさん)
表面的なわずかな違いや損益にこだわり、結果が同じという本質を理解しないこと。 または、巧みな言葉や話し方で人を丸め込むこと。 変化しやすく安定しないことや、何とか生きていけるだけの生計のことをいうこともある。 春秋時代、たくさんの猿を飼っていた宋の狙公は生活が急に苦しくなり、自身が食べる分もぎりぎりの状態で仕方なく猿の餌を減らすことにしたが、嫌われるのが嫌だったためにごまかすことにした。 「朝にどんぐりを三つ、暮に四つにする」と言ったところ猿たちが怒り、「それでは朝は四つに増やし、暮は三つにする」と言うと猿たちは朝の数が増えて喜んで納得したという故事から。
朝齏暮塩(ちょうせいぼえん)
ひどく貧しいことのたとえ。 「齏」は野菜の和え物のこと。 朝食に塩漬けの野菜の和え物をおかずにして、夕食は塩をおかずにするということから。
冬月赤足(とうげつせきそく)
欲を持たず、清く正しい行いをしているために、貧しい暮らしをしていることのたとえ。 「冬月」は季節の冬のこと。 「赤足」は足に何も履かない、裸足のこと。
都門桂玉(ともんけいぎょく)
他の土地からやってきて、物価の高さで生活に苦労すること。 「桂」は香木、「玉」は宝玉。 戦国時代の遊説家の蘇秦が、楚の威王を訪れたところ、面会までに三か月も待たされてしまい、その間、宝玉より高い食べ物や香木より高い薪の値段に悩まされ、生活に苦労したという故事から。
白屋之士(はくおくのし)
役人になることなく、貧しい生活をしている学者や知識人のこと。 「白屋」は白い茅葺きの屋根の家ということから、普通の市民や貧しい家のことをいう。
無告之民(むこくのたみ)
貧しい人や老人、孤児などの弱者のこと。 苦しみを訴える相手や手段が存在しない人たちのことから。 「無告」は苦しみを訴える相手が誰もいないこと。
