彫虫篆刻とは
彫虫篆刻
ちょうちゅう-てんこく
四字熟語 | 彫虫篆刻 |
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読み方 | ちょうちゅうてんこく |
意味 | 詩文を作るときに、細かい部分の技巧を必要以上にこだわること。 または、細かい部分の技巧にこだわって飾っただけの内容のない詩文のこと。 「彫」と「刻」はどちらも刻み込むという意味。 「彫虫」は虫に文字を刻み込むこと。または、一説には非常に複雑な書体の虫書のこと。 「篆」は漢字の書体の一つで、非常に複雑な書体。 「篆刻」は木などに篆書の文字を刻み込むこと。 非常に複雑な書体で書いただけの文章という意味から。 「雕虫篆刻」とも書く。 |
出典 | 『揚子法言』「吾子」 |
異形 | 雕虫篆刻(ちょうちゅうてんこく) |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 内容のない文章 / 文章 |
類義語 | 咬文嚼字(こうぶんしゃくじ) |
雕虫小技(ちょうちゅうのしょうぎ) | |
使用漢字 | 彫 / 虫 / 篆 / 刻 / 雕 |
「彫」を含む四字熟語
- 黒歯彫題(こくしちょうだい)
- 彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)
- 彫虫篆刻(ちょうちゅうてんこく)
「虫」を含む四字熟語
「篆」を含む四字熟語
- 史籀大篆(しちゅうだいてん)
- 彫虫篆刻(ちょうちゅうてんこく)