覆水不返とは
覆水不返
ふくすい-ふへん
四字熟語 | 覆水不返 |
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読み方 | ふくすいふへん |
意味 | 一度行ったことは、元に戻したり、やり直したりすることは出来ないということ。 または、一度離婚した夫婦の仲は二度と元のようになることはないということ。 こぼれた水は元には戻らないという意味から。 古代中国の周の呂尚は、読書ばかりしていて貧乏だったために妻の馬氏は離婚したが、呂尚が出世すると復縁を求めた。 呂尚は水を地面にこぼして、こぼれた水は二度と元には戻らないと言い、断ったという故事から。 「覆水は返らず」とも読み、多くは「覆水盆に返らず」という形で用いる言葉。 |
出典 | 『拾遺記』 |
漢検級 | 3級 |
場面用途 | 覆水盆に返らず |
類義語 | 破鏡不照(はきょうふしょう) |
使用語彙 | 覆水 |
使用漢字 | 覆 / 水 / 不 / 返 |