宥坐之器とは
宥坐之器
ゆうざの-き
四字熟語 | 宥坐之器 |
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読み方 | ゆうざのき |
意味 | 自らの戒めとするために身近に置いてある道具のこと。 「宥坐」は身近や身の回りという意味。 桓公の墓にあった器は「水が入っていない空の時は傾き、水を適度に入れるとまっすぐに立ち、水が満ちるとひっくり返り全てこぼれる」という。 これを見た孔子は「知を持つものは愚を自覚し、功績を持つものは謙譲の心をもち、力を持つものは恐れを忘れず、富があるものは謙遜を忘れずに正しい姿勢を保て。」と説いた故事から。 |
出典 | 『荀子』「宥坐」 |
漢検級 | 準1級 |
使用漢字 | 宥 / 坐 / 之 / 器 |