「馬」で終わる四字熟語 — 26 件
「馬」で終わる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
以毛相馬(いもうそうば)
外見で人を判断することはできないということ。 馬の毛の色ですぐれた馬を見分けようとするという意味から。 「毛(け)を以(もっ)て馬(うま)を相(そう)す」とも読む。
管仲随馬(かんちゅうずいば)
聖人の知恵を借りること。 または、昔の人の経験を尊重することのたとえ。 「管仲」は中国の人の名前。 「随」は従うこと。 中国の春秋時代、名宰相といわれていた管仲は、戦いから帰るときに道に迷い、馬の知恵を借りようと馬を放ち、馬の後についていくと帰ることができたという故事から。 「管仲(かんちゅう)馬(うま)に随(したが)う」とも読む。
朽索六馬(きゅうさくりくば)
困難で危険な状態のたとえ。 「朽索」は腐って崩れ落ちそうな縄。 腐って駄目になった縄で、六頭立ての馬車を操ることから。 「朽索(きゅうさく)六馬(りくば)を馭(ぎょ)す」とも読む。
魚竜爵馬(ぎょりょうしゃくば)
古代の中国で行われていた演芸のこと。 諸説あるが、大魚が竜になってうねり歩いたり、大きな雀や馬の形をしたものが飛び去ったりする、非常に珍しく変わっているものとされている。
軽裘肥馬(けいきゅうひば)
身分が高く財産がある人の服装。または、常にとても富貴な様子。 「軽裘」は軽くて高級で丈夫な皮ごろも。 「肥馬」は肥え太った立派な馬。 「肥馬軽裘」ともいう。
懸崖勒馬(けんがいろくば)
あと少しのところで危険なことに気がついて引き返すこと。 「懸崖」は険しい崖。 「勒馬」は馬の手綱を強く引くこと。 崖から落ちる直前に気がついて、手綱を引いて何とか助かるという意味から。 主に情欲に溺れかけ、そのことを後悔して悟ることをいう言葉。 「懸崖(けんがい)に馬(うま)を勒(おさ)う」とも読む。
高車駟馬(こうしゃしば)
身分が高く、気品のある人の乗り物のこと。 または、高貴な人のこと。 「高車」は高さの高い立派な車。 「駟馬」は四頭の馬に引かせる馬車。
呼牛呼馬(こぎゅうこば)
相手に何を言われても、逆らわないこと。 相手に牛と言われれば自分を牛だと思い、馬と言われれば自分を馬だと思うということから。 「牛と呼び馬と呼ぶ」とも読む。
塞翁失馬(さいおうしつば)
人生における幸福と不幸は変転きわまりなく、前もって見通すことはできないということ。目先の出来事に一喜一憂すべきではないといういましめ。 「塞翁」は、中国北方の国境の砦(塞)のそばに住んでいた老人を指す。 あるとき、この老人が飼っていた馬が逃げて塞の外(胡の地)へ出てしまった。 近所の人々が気の毒がると、老人は「これがかえって幸いにならないとも限らない」と言った。 しばらくして、その馬はすぐれた馬を連れて戻ってきた。 人々が祝うと、老人は今度は「これが災いのもとにならないとも限らない」と言った。 やがて、その良馬に乗った息子が落馬して足の骨を折り、不自由な体になってしまう。 人々が同情すると、老人はまた「これが幸いに転じないとも限らない」と言った。 のちに戦(いくさ)が起こり、若者の多くが兵に取られて命を落としたが、足を痛めていた息子は徴兵をまぬがれ、親子ともに生きながらえた。 この故事から、禍(わざわい)と福(さいわい)は表裏をなして入れ替わり、人の力では予測しがたいことのたとえとして用いられるようになった。 「塞翁之馬」ともいう。
射将先馬(しゃしょうせんば)
馬に乗っている武将を射止めるためには馬を射ることが先決であるという意味から、目的を果たすためにはその周囲やよりどころにしているものを先に攻めるとよいということ。
指鹿為馬(しろくいば)
間違っていたり、理屈に合わないと理解していても、無理に押し通すこと。 中国の秦の始皇帝の死後に、権力を得ようとした趙高は、二世皇帝に鹿を馬と言って献上した。 そのことに対して、何も言わなかった人や、それは馬だと言った人、鹿だと言った人がいたが、趙高は鹿と言った人は全て処罰したという故事から。 「鹿(しか)を指して馬(うま)と為(な)す」とも読む。
心猿意馬(しんえんいば)
煩悩や情欲などの欲望に、心を乱されて落ち着かないこと。 または、そのような欲望を抑えることができないことのたとえ。 「意馬」は馬が興奮して暴れまわるように、気持ちが落ち着かないこと。 「心猿」は激しく騒ぐ猿のように、気持ちが落ち着かないこと。 乱れて落ち着かない気持ちを、走り回る馬や騒ぎ立てる猿にたとえた仏教の言葉。 「心猿意馬」ともいう。
千軍万馬(せんぐんばんば)
この上なく規模の大きい軍隊のこと。 または、戦闘の経験を多く積んでいる人物のことで、人生経験が豊富な人物のたとえ。 「千」と「万」は数が多いことのたとえ。 「軍」は兵士、「馬」は軍用の馬のこと。
鮮車怒馬(せんしゃどば)
華やかに飾られた乗り物。 「鮮車」は、華やかに装飾をほどこした車。 「怒馬」は、血気盛んで、勢いのある馬。
素車白馬(そしゃはくば)
葬式で使う馬車のこと。 「素車」は飾りつけをしていない白い木の馬車。 「白馬」は馬車を引く白い馬。 謝罪や降伏をするときに、死を覚悟しているという意志を示すためにこの馬車を使うこともあった。
単槍匹馬(たんそうひつば)
他人の力を借りることなく、一人の力だけで行うこと。 一頭の馬に乗り、槍を一本持って一人で敵陣に乗り込むという意味から。
童牛角馬(どうぎゅうかくば)
あるはずのない物事のたとえ。または、偽りの物事。 「童牛」は角が生えていない牛。 「角馬」は角が生えている馬。 どちらもありえないもののたとえ。
南船北馬(なんせんほくば)
絶え間なくいろいろな所を旅行してまわること。 または、忙しくあちこちへ移動すること。 「南船」と「北馬」はどちらも中国の移動手段。 南部は川などが多いため船を使い、北部は山が多いため馬を使っていた。 それらを使うことから、移動頻度が高いことのたとえ。 「北馬南船」ともいう。
白馬非馬(はくばひば)
詭弁やこじつけのこと。 中国の戦国時代の公孫竜が唱えた論で、「白馬」は色を表す「白」と、形を表す「馬」という二つの概念を合わせたものなので、動物の「馬」とは全く別のものであって、「馬」ではないということ。 「白馬(はくば)は馬(うま)に非(あら)ず」とも読む。
攀轅扣馬(はんえんこうば)
立派な人が官職を辞めないことを望んで引き留めること。 「攀轅」は車のまえに突き出た二本の棒、ながえにすがりつくこと。 「臥轍」は車の進路に伏して通れないようにすること。 中国の後漢の時代、秦彭や侯覇が転任するときに、住民が引きとめたという故事から。 「轅(ながえ)に攀(よ)じて轍(わだち)に臥(ふ)す」とも読む。 「攀轅扣馬」ともいう。
万物一馬(ばんぶついちば)
この世のすべてのものは、もとをたどれば一つで、隔てはないということ。 天地も一本の指、万物も一頭の馬と変わらない、という意味から。 当時は、ことばの上で物と物の違いを細かく論じ合う議論がさかんだった。 荘子はそれに対し、是非や区別は人があとから設けたものにすぎず、道の立場から眺めればどれも同じだと説いた。
非驢非馬(ひろひば)
どちらとも言えず、曖昧なこと。 または、正体がわからないこと。 見た目は驢馬(ろば)のようにも見えるが、馬のようにも見え、驢馬でも馬でもないという意味から。 「驢(ろ)に非ず馬に非ず」とも読む。
風檣陣馬(ふうしょうじんば)
勇ましく、やる気が満ちていること。または、文章や詩句などの力強さのこと。 「風檣」は風をはらんだ帆船の帆柱。 「陣馬」は戦地にいる馬。
泛駕之馬(ほうがのうま)
一般的な常識には従わずに別の方法をとる英雄のたとえ。 「泛駕」は馬が興奮して指示に従わずに道をそれてしまうということから。
木牛流馬(ぼくぎゅうりゅうば)
三国時代に蜀の諸葛亮が作ったとされる、兵糧を運ぶための車。 「木牛」「流馬」は、それぞれ牛と馬になぞらえた呼び名。 険しい山道での輸送に用いられたと伝わるが、どのような仕組みだったかは分かっていない。
問牛知馬(もんぎゅうちば)
関係のない話から始めていって、うまく相手の隠していることを聞き出すこと。 趙広漢の得意とした話術の鉤距術というもので、鉤距は物を引っ掛けて出す道具のこと。 馬の値段を知るには、犬や羊、牛と聞いていき、馬の値段を聞いてほかと比較して値段を知るという尋問方法の一つ。 趙広漢はこれを使って、多くの犯罪者を検挙したという。
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