「て」から始まる四字熟語(5ページ目) — 157 件
「て」から始まる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
天地万有(てんちばんゆう)
この世に存在する全てのものや現象のこと。 「天地」は天と地、この世のこと。 「万有」は形がある全てのもののこと。
天地無用(てんちむよう)
荷物の外側に見えやすいように記す指示で、中の物が壊れやすい物なので、取り扱いに注意して上下を逆にしてはいけないということ。 「天地」は上と下。 「無用」はしてはいけないという意味。
天長地久(てんちょうちきゅう)
物事が終わることなくいつまでも続くこと。 天地はいつまでも消えることがないという意味から。 平和や長寿、繁栄などがいつまでも続くことを願って使われる言葉。 「天(てん)は長く地は久(ひさ)し」とも読む。 「天地長久」ともいう。
点滴穿石(てんてきせんせき)
小さい力でも積み重なれば強大な力になることのたとえ。 「点滴」は一滴の水、「穿石」は石に穴をあけること。 水滴も同じ位置に落ち続ければ、いずれ石に穴をあけることができるという意味から。
点鉄成金(てんてつせいきん)
他人の作った平凡な文章に手を加えて素晴らしい作品にすること。 仙人の術にたとえた言葉で、鉄に手を加えて金に変えるということから。 「鉄(てつ)を点(てん)じて金(きん)と成す」とも読む。
輾転反側(てんてんはんそく)
なかなか寝付けずに、何度も寝返りをうつこと。 心配や悩みなどで眠れない様子をいう。 「輾転」と「反側」はどちらも寝返りをうつこと。 「展転反側」とも書く。
転倒黒白(てんとうこくびゃく)
事実を捻じ曲げること。 黒い色を白い色と言い、白い色を黒い色と言うということから。 「黒白(こくびゃく)を転倒す」とも読む。
天道是非(てんどうぜひ)
天から受ける裁きは、本当に正しいのかどうかということ。 運命に対する怒りや疑問をいう言葉。 「天道(てんどう)是か非か」とも読む。 善人が貧しいまま餓死し、悪人は不自由せずに天寿を全うすることが多いということを嘆いた、中国の前漢の歴史家の司馬遷の言葉から。
天道無親(てんどうむしん)
天の働きは、何に対しても公平であるということ。 「無親」は特定の人にだけ親しくするようなことはしないということ。 「天道(てんどう)親(しん)無し」とも読む。
天人五衰(てんにんのごすい)
天人が死ぬ時に現れるとされている、五つの死相のこと。 「天人」は仏教の言葉で、六道で最も上にある天道に住む人。 「五衰」はいくつかの説があり、『大般涅槃経』では、着ている服が垢で汚れ、脇から汗が出て、体がくさくなり、頭の上にある花が萎れ、自分のいるべき場所のことを好きでなくなるという五つのことをいう。
諂佞阿諛(てんねいあゆ)
相手に気に入られるように振る舞うこと。 「諂佞」と「阿諛」はどちらもお世辞を言ったりして、気に入られるために振る舞うことで、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
天然自然(てんねんしぜん)
人の手が加わっていない、あるがままの状態のこと。 人の手が加わっていないという意味の「天然」と「自然」を重ねて強調した言葉。 「自然天然」ともいう。
天之美禄(てんのびろく)
酒の別名。 「美禄」はよい俸禄ということ。 天から授かった素晴らしいものという意味から。
天之暦数(てんのれきすう)
運命のこと。 または、天命によって帝王になる運命のこと。 「暦数」は運命のこと。 古代中国の伝説上の聖天子の尭帝が、自身の息子ではなく、臣下の舜に帝位を譲ったときに言ったとされる言葉から。
天馬行空(てんばこうくう)
考え方や行動が自由なこと。 または、詩文や書の筆遣いに勢いがあること。 「天馬」は天帝が乗るとされる、空を駆けることのできる馬。 空を天馬が駆ける様子から。 「天馬(てんば)空(くう)を行く」とも読む。
天罰覿面(てんばつてきめん)
悪い行いをすれば、必ず天から罰が下るということ。 「天罰」は天が下す罰のこと。 「覿面」は実際に目撃するということから、すぐに効果が現われるということ。
顛沛流離(てんぱいりゅうり)
つまづいて倒れたり、ふらふらしながら、当てもなく歩くこと。 「顛沛」はつまづいて倒れること。 「流離」は当てもなくさまようこと。
顛沛流浪(てんぱいるろう)
つまづいて倒れたり、ふらふらしながら、当てもなく歩くこと。 「顛沛」はつまづいて倒れること。 「流浪」は当てもなくさまようこと。
天覆地載(てんぷうちさい)
広く大きな人徳や慈愛の心のたとえ。 「天覆」は天が上から広くこの世の全てのものを覆うこと。 「地載」は地が下からこの世の全てのものを載せて支えること。 天地が全てのものを包み込むという意味から、様々なことを受け入れる、人としての器量の大きさをいう。
天府之国(てんぷのくに)
外敵からの攻撃を防ぎやすい地形をしていて、作物がよくできる肥えた土地のこと。 「天府」は人の手が加えられていない、自然にできた倉庫という意味。
天変地異(てんぺんちい)
奇妙な自然現象や自然災害のこと。 「天変」は天の異変という意味から、隕石、彗星、日食、月食などの天体の異変のことや、雷、竜巻、大雨、暴風などの気象の異変のこと。 「地異」は地震、洪水、津波、噴火などの地上で起こる異変のこと。
顛撲不破(てんぼくふは)
どうやっても議論で相手を言い負かすことができないこと。 「顛」はひっくり返すこと。 「撲」はたたくこと。 ひっくり返したり、たたいたりしても破れないという意味で、学説などが批判や、反論など一切できないほどに正しいことをいう。
典謨訓誥(てんぼくんこう)
『書経』の中にある四つの文体の名前。 または、『書経』の篇名の併称。 または、経典ということ。 「典」は時代が変わっても通用する軌範、尭典と舜典のこと。 「謨」は治世のあり方、大禹謨、皐陶謨、益稷謨の三つ。 「訓」は君主を導くための教え。 「誥」は臣下に対する教え。
天保九如(てんぽうきゅうじょ)
長生きすることを願う言葉。 「天保」は『詩経』の「小雅」の中にある篇の名前で、天子の長寿と平安を祈る詩。 「九如」は「天保」の中で「如」の文字が九つ使われているということ。
天歩艱難(てんぽかんなん)
天運に恵まれないために非常に苦労すること。 または、天の運行が停滞すること。 「天歩」は天の運行。または、国家の運命のこと。 「艱難」は災難や苦労という意味。
天魔外道(てんまげどう)
天上界にいる魔王と仏教を信仰しない人のこと。 「天魔」は仏教の修行や、善い行いなどを妨害したり、邪道に誘ったりする魔王のこと。 「外道」は仏教以外の宗教や、仏道から外れた教えのこと。または、それらを信仰する人のこと。 「天魔」も「外道」も仏道を妨害し、害を与える者のことをいう。
天魔波旬(てんまはじゅん)
仏教の修行を妨げるとされている悪魔のこと。 「波旬」は悪者という意味の梵語を音訳したもの。 天上にいるとされる悪魔で、「第六天魔王波旬」を略した言葉。 他化自在天や第六天魔王、天子魔などとも呼ばれる。
転迷開悟(てんめいかいご)
煩悩による迷いを捨てて、悟りの境地へ至ること。 「転迷」は煩悩による迷いを捨てること。 「開悟」は悟りを開くこと。 「転迷解悟」とも書く。
天網恢恢(てんもうかいかい)
悪人や悪事を天は決して見逃さないということ。 「天網」は天が張っている網ということから、天の道理が厳しくも正しいということのたとえ。 天が張っている網は、非常に大きく、隙間があるように見えるが、何があっても悪は逃がさないということから。 「天網恢恢疎にして漏らさず」を略した言葉。
天網之漏(てんもうのろう)
天の下す罰から免れること。 または、法の抜け穴をつくこと。 「天網」は悪人を捕らえるために、天が張っている網ということから、国の法律をいう。
