「だ」から始まる四字熟語 — 60 件
「だ」から始まる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
大安吉日(だいあんきちにち)
物事を行うのに最も縁起がよいとされる日。結婚式などの祝い事は、この日を選んで行われることが多い。 「大安」は暦に記される六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)の一つで、六つのうちでいちばんよい日とされる。六曜は「六輝」ともいう。
大異小同(だいいしょうどう)
一致する部分は少しあるが、全体的に大きく異なっているということ。 「大異」は大部分が異なっていること。 「小同」は細かい部分が似ていること。
大喝一番(だいかついちばん)
大きな一声で厳しく叱ること。 または、その声のこと。 「喝」は禅宗で使われる修行者の迷いや邪心を厳しく叱ったり、励ますときのかけ声のこと。
大喝一声(だいかついっせい)
大きな声を発して、厳しく叱ること。 または、その声のこと。 「喝」は禅宗で使われる修行者の迷いや邪心を、厳しく叱ったり励ますときのかけ声のこと。
大願成就(だいがんじょうじゅ)
大きな願いごとがかなうこと。 また、神仏に願ったことがかなうこと。 「大願」は大きな願いのこと。 「成就」は望んだことが望んだ通りになること。
大驚小怪(だいきょうしょうかい)
取るに足らないことに、大げさに驚くことのたとえ。 くだらない出来事を騒ぎ立てることをいう。 「大いに小怪(しょうかい)に驚く」とも読む。
大根役者(だいこんやくしゃ)
演技がへたな役者をあざけっていう言葉。芸に深みや魅力が乏しく、見ていて引き込まれない俳優のこと。 由来には諸説あり、大根はどれだけ食べても食あたり(=「当たる」)しないことから、けっして「当たらない(=人気が出ない)」役者にかけたとする説がもっともよく知られている。ほかに、大根の切り口が白いことを素人(しろうと)にかけたとする説などもある。
大悟徹底(だいごてってい)
欲望や迷いなどの煩悩を全て捨てて悟りを得ること。 「大悟」は真理を会得すること。 「徹底」は端から端まで全てに行きとどくこと。
大死一番(だいしいちばん)
必死の覚悟で物事に取り組むこと。 元は仏教の言葉で、自身の欲望、迷いを捨てて修行に取り組むことをいう。
大慈大悲(だいじだいひ)
心を持つ全てのものを救おうとする、仏の限りない慈悲のこと。 「大慈」は衆生に楽を与えて救おうとする仏の慈悲。 「大悲」は衆生を苦しみから救い出そうとする仏の慈悲。 「大悲大慈」ともいう。
大千世界(だいせんせかい)
この世界の全て。全宇宙。 仏教の言葉で、須弥山を中心に四つの大陸があり、その周りに九山八海があるのが一つの世界とするもの。 その一つの世界が千集まったものが小千世界とされ、小千世界を千合わせたものを中千世界、中千世界を千合わせたものを大千世界という。 大千世界、中千世界、小千世界を合わせて三千大千世界といい、これを略した言葉。 世間という意味でも使われることがある。 一人の仏が、教え導くことができる範囲とされる。
大沢礨空(だいたくらいくう)
大と小の差が非常に大きいこと。 「大沢」は大きな沢、大きな沼地のこと。 「礨空」は小さい穴。または、蟻(あり)が掘った穴のこと。 大きな沢と小さな穴という意味から。
大胆不敵(だいたんふてき)
精神力が強く、決して恐れることがないこと。 「大胆」は度胸が据わっていること。 「不敵」は敵を敵とも思わないこと。
大智如愚(だいちじょぐ)
すぐれて賢い人は、一目見たくらいでは愚かな人に見えるということ。 本当の賢者は知識や才能を見せびらかさないということから。 「大智(だいち)は愚(ぐ)の如し」とも読む。
大智不智(だいちふち)
本当にすぐれて賢い人は、知識や才能を見せびらかさないので、一見愚かな人のように見えるということ。 「大智」は、すぐれた知恵、またはそれを持つ人。 「大智(だいち)は智ならず」とも読む。
大椿之寿(だいちんのじゅ)
長く生きることのたとえ。 または、長寿を祝う言葉。 「大椿」は伝説上の大木のこと。 大木の八千年を四季の一つとして、三万二千年を人間の一年にたとえた言葉。
大同小異(だいどうしょうい)
小さな違いがあって完全に同じではないが、ほぼ同じこと。 大きな差がないこと。 「大同」は大まかには同じものであること。 「小異」は少しだけ差や違いがあること。
大同団結(だいどうだんけつ)
複数の政党や団体などの目的を持った人々の集まりが、一つの大きな目的のために、政党や団体などの各々の意見の違いを超えて力を合わせること。 日本の明治時代、一八八六年~一八八九年に発生した自由民権運動各派による反政府統一運動が有名。
大兵肥満(だいひょうひまん)
体が大きく、太っている体格のこと。 または、そのような人のこと。 「大兵」はたくましくて大きい体のこと。
大腹便便(だいふくべんべん)
体型が太っていて、腹が出ていること。 「便便」は太っている体型のこと。
大梵高台(だいぼんこうだい)
きらびやかで美しい宮殿の中のたとえ。 「大梵」は「大梵天」のことで、仏教の守護神の天部の一柱。 「高台」は高層の建物の意味で、大梵天の住む宮殿のこと。
大門高台(だいもんこうだい)
立派な屋敷のこと。 「大門」は正面にある大きくて立派な門。 「高台」は高層の建物。
大欲非道(だいよくひどう)
慈悲が全くなく、非常に欲深いこと。 「大欲」は欲深いこと。 「非道」は人の道から外れていること。 「大慾非道」とも書く。
惰気満満(だきまんまん)
何かをする気力がなく、だらけた気分が心に満ち溢れていること。
濁流滾滾(だくりゅうこんこん)
勢いよく濁った水が流れる様子。 「滾滾」は水がいつまでも激しく流れ続ける様子を言い表す言葉。
打成一片(だじょういっぺん)
他のことを全て忘れて、一つのことだけに力を尽くすこと。 仏教の言葉で、禅宗の座禅に没頭して達する悟りの境地のこと。
打草驚蛇(だそうきょうだ)
必要のないことをしたために、無駄な災難にあうこと。 草をたたいて、草の中に隠れている蛇を驚かすという意味から。 「草(くさ)を打って蛇(へび)を驚かす」とも読む。 五代十国時代の南唐で、賄賂で私腹を肥やしたとされる地方長官の王魯の故事から。 兵法三十六計の第十三計でもあり、そちらは疑わしいところをあえて突いて、敵の様子を探るという意味で使われる。
奪胎換骨(だったいかんこつ)
詩文の創作法の一つで、昔の人が作った詩文の表現や発想を取り入れ、それに自身の発想を加えて新しいものを作り出すこと。 または、新しい技術や発想を加えて古いものを作り直すこと。 または、外側が同じでも中身が違うことや、中身だけを取り替えること。 現在では、他人の詩文を作り変えて自分の作品のように見せかけるという意味もあるが、本来は誤用。 元は人が修行して仙人の体に生まれ変わるという意味の言葉で、それを詩文を創作することにたとえた言葉。 「換骨」は凡骨を仙骨に換えること。 「奪胎」は胎盤を奪い自分のものにするという意味から、昔の詩文の内容を手本にして作り変えること。 「骨を換え胎を奪う」とも訓読する。 「奪胎」は「脱胎」とも書く。 「奪胎換骨(脱胎換骨)」ともいう。
脱兎之勢(だっとのいきおい)
動きが非常に素早い様子。 罠から逃げる兎のように素早いという意味から。
脱亜入欧(だつあにゅうおう)
アジアの一員という立場を離れ、欧米の側に加わろうとすること。 「脱亜」はアジアから抜け出すこと、「入欧」は欧米の仲間に入ること。 明治の日本が、近隣の国と歩調を合わせるよりも先に西洋の制度や技術を取り入れ、列強と肩を並べる道を選んだ、その姿勢を言い表す言葉。 明治十八年に『時事新報』へ無署名で載った社説「脱亜論」の主張をまとめた言い方とされるが、この四字は社説の本文には無く、福沢諭吉の文章にも見当たらない。 言葉として広まったのは昭和も後半に入ってからで、明治の一時期の空気を一語で示す用語として定着した。
