銀盃羽化とは
銀盃羽化
ぎんぱい-うか
四字熟語 | 銀盃羽化 |
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読み方 | ぎんぱいうか |
意味 | 物を盗まれることのたとえ。
「羽化」は羽が生えて飛んで行くということ。 中国の唐の書家の柳公権は、書の報酬として様々な金品を得ていた。 ある時、縄で結ばれたままの箱の中身である銀の杯が使用人に盗まれたことに気づいたが、銀の杯に羽が生えて飛んで行ったのだろうと言って、使用人を咎めなかったという故事から。 「銀杯(ぎんぱい)羽化(うか)す」とも読む。 |
出典 | 『新唐書』「柳公権伝」 |
漢検級 | 準1級 |
使用語彙 | 銀盃 / 羽化 |
使用漢字 | 銀 / 盃 / 羽 / 化 |