「鳳」を含む四字熟語一覧
鳳を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
鴉巣生鳳(あそうせいほう)
無能の親から頭の良い子どもが生まれること。 または、貧しい家から聡明な人がでること。 鴉(からす)の巣に伝説の瑞鳥である鳳凰が生まれるという意味から。
河東三鳳(かとうのさんぽう)
兄弟全員が賢く、判断力に秀でていること。 「河東」は中国の山東省の地名。 「鳳」は中国の伝説上の鳥のことで、すぐれた人のたとえ。 中国の唐の時代、河東の薛収とその従子である元敬、またその族兄である徳音の三人はとてもすぐれた人物であったため、「河東三鳳」と称されたという故事から。
臥竜鳳雛(がりゅうほうすう)
才能はあっても、機会がないために才能を発揮できない人のこと。 または、才能を発揮する機会がなく、世間に知られていない英雄や賢者のこと。 「臥竜」は寝ている竜。 「鳳雛」は中国の伝説上の鳥、鳳凰の雛。 どちらもまだ知られていない英雄や賢者、または、将来に期待されている若者のたとえとしても使われる。 中国の三国時代、有能な人材を探していた劉備に、司馬徽が諸葛亮を臥竜に、ホウ統を鳳雛にたとえてすすめたという故事から。
臥竜鳳雛(がりょうほうすう)
才能はあっても、機会がないために才能を発揮できない人のこと。 または、才能を発揮する機会がなく、世間に知られていない英雄や賢者のこと。 「臥竜」は寝ている竜。 「鳳雛」は中国の伝説上の鳥、鳳凰の雛。 どちらもまだ知られていない英雄や賢者、または、将来に期待されている若者のたとえとしても使われる。 中国の三国時代、有能な人材を探していた劉備に、司馬徽が諸葛亮を臥竜に、ホウ統を鳳雛にたとえてすすめたという故事から。
景星鳳凰(けいせいほうおう)
聖人や賢人がこの世に現れるという喜ばしいことの前兆のこと。 「景星」はめでたいことの証の星。 「鳳凰」は聖天子が現れる時に出現するという想像上の鳥のこと。
高鳳漂麦(こうほうひょうばく)
心を込めて学問に取り組むこと。 「高鳳」は中国の後漢の人の名前。 高鳳は妻に干した麦の番をするように頼まれたが、読書に夢中になり、雨が降って麦が流されたことに気がつかなかったという故事から。
彩鳳随鴉(さいほうずいあ)
女性が身分の劣る男性に嫁に行かされること。また、そのことに不満を持つこと。 美しい鳳(おおとり)が鴉(からす)に嫁ぐことから。 妻が夫のことをいい加減に扱うことにも用いる言葉。 「随鴉彩鳳」ともいう。
随鴉彩鳳(ずいあさいほう)
女性が身分の劣る男性に嫁に行かされること。また、そのことに不満を持つこと。 美しい鳳(おおとり)が鴉(からす)に嫁ぐことから。 妻が夫のことをいい加減に扱うことにも用いる言葉。 「随鴉彩鳳」ともいう。
騰蛟起鳳(とうこうきほう)
才能が抜群にすぐれていること。 「騰蛟」は天に躍り上がる蛟竜のことで、雷雨を呼び洪水を起こすとされる伝説の竜。 「起鳳」は飛び立つ鳳凰のこと。鳳凰は伝説の鳥。
攀竜附鳳(はんりゅうふほう)
力のある人に付き従うことで、自身も出世すること。 「攀」はすがりつくということ。 「鳳」は中国の伝説上の鳥の鳳凰の雄のこと。 竜や鳳凰にしがみつくという意味から。 「竜(りょう)に攀(よ)じ鳳(ほう)に附(つ)く」とも読む。
攀竜附鳳(はんりょうふほう)
力のある人に付き従うことで、自身も出世すること。 「攀」はすがりつくということ。 「鳳」は中国の伝説上の鳥の鳳凰の雄のこと。 竜や鳳凰にしがみつくという意味から。 「竜(りょう)に攀(よ)じ鳳(ほう)に附(つ)く」とも読む。
伏竜鳳雛(ふくりゅうほうすう)
能力を発揮する機会がないために人に知られていない英雄。 または、将来的な活躍が期待されている若者のこと。 「伏竜」は地面の中に潜って隠れている竜。 「鳳雛」は中国の伝説上の鳥、鳳凰の雛。
伏竜鳳雛(ふくりょうほうすう)
能力を発揮する機会がないために人に知られていない英雄。 または、将来的な活躍が期待されている若者のこと。 「伏竜」は地面の中に潜って隠れている竜。 「鳳雛」は中国の伝説上の鳥、鳳凰の雛。
鳳凰于飛(ほうおううひ)
「鳳凰」はおおとりのことで、「鳳」は雄、「凰」は雌とされ、つがいになって飛ぶことから、夫婦の中がとてもよいこと。 または、徳の高い天子の下に、賢臣が多く集まること。
鳳凰銜書(ほうおうがんしょ)
天子の使者が命令の書かれた文書を持ってくること。 「鳳凰」は聖天子が出現する時に現れるとされる想像上の鳥。 「銜」は口にくわえるという意味。 鳳凰が勅書を口にくわえて持ってくるという意味からきた言葉。
鳳皇在笯(ほうおうざいど)
秀でた才のある人が公職に就かず、地位に恵まれないことのたとえ。 「鳳凰」は古代中国の伝説上の鳥のことで、徳の高い天子が世に現れた時に現れるとされている。 「笯」は鳥籠(とりかご)のこと。 鳳凰が鳥籠の中にいて自由に動けないという意味から。 「鳳凰(ほうおう)笯(ど)に在り」とも読む。 「鳳皇在笯」とも書く。
鳳凰在笯(ほうおうざいど)
秀でた才のある人が公職に就かず、地位に恵まれないことのたとえ。 「鳳凰」は古代中国の伝説上の鳥のことで、徳の高い天子が世に現れた時に現れるとされている。 「笯」は鳥籠(とりかご)のこと。 鳳凰が鳥籠の中にいて自由に動けないという意味から。 「鳳凰(ほうおう)笯(ど)に在り」とも読む。 「鳳皇在笯」とも書く。
鳳凰来儀(ほうおうらいぎ)
世の中が平和であることのたとえ。 「鳳凰」は聖天子が出現するときに現れるとされる想像上の鳥。 「来儀」は鳳凰が飛来して、威厳のある姿を示すこと。
鳳翥竜蟠(ほうしょりょうばん)
筆勢に活気があり、思い通りに変化する様子。 「鳳翥」は古代中国の伝説上の鳥の鳳凰が力強く飛び立つこと。 「竜蟠」は竜がとぐろを巻いて絡み合う様子。 鳳凰が自在に飛び、竜がとぐろを巻いて絡み合うという意味から。 元は書聖と称された王羲之(おうぎし)の筆遣いをたたえた言葉。
鳳鳴朝陽(ほうめいちょうよう)
世の中が平和なことを示すめでたいしるしのこと。または、すぐれた能力のある人が大きな志を発揮する機会を得ること。 「鳳」は徳の高い天子が現れたときに出現するとされる、中国の伝説上の鳥、鳳凰のこと。 「朝陽」は朝日がよく当たる場所ということから、山の東側のこと。 鳳凰が山の東側で鳴くということから、すぐれた才能や行動のたとえ。 「鳳(ほう)朝陽(ちょうよう)に鳴く」とも読む。
鳳友鸞交(ほうゆうらんこう)
男女の肉体関係のたとえ。また、男女が結婚することのたとえ。 「鳳」と「鸞」はどちらも中国の伝説の鳥。 「鳳」は鳳凰、「鸞」は鳳凰に似ている霊鳥。 それらの美しい鳥の交わりを人の男女にたとえた言葉。 「鸞交鳳友」ともいう。
鸞交鳳友(らんこうほうゆう)
男女の肉体関係のたとえ。また、男女が結婚することのたとえ。 「鳳」と「鸞」はどちらも中国の伝説の鳥。 「鳳」は鳳凰、「鸞」は鳳凰に似ている霊鳥。 それらの美しい鳥の交わりを人の男女にたとえた言葉。 「鸞交鳳友」ともいう。
鸞翔鳳集(らんしょうほうしゅう)
賢者や英雄が集結することのたとえ。 「鸞」は鳳凰に似ている伝説の霊鳥のこと。 「鳳」は伝説の霊鳥の鳳凰のこと。 賢者や英雄などのすぐれた人を「鸞」と「鳳」にたとえもので、それらが飛来するという意味から。
竜駒鳳雛(りゅうくほうすう)
すぐれた才能を持っている賢い少年のこと。 「竜駒」は名馬、「鳳雛」は伝説上の鳥の鳳凰のひな。 中国の晋の詩人の陸雲は幼い頃から天才と呼ばれていて、呉の大臣の呂閔鴻が陸雲を評したという言葉から。
竜舟鳳艒(りゅうしゅうほうぼう)
天子や高い身分の人などが乗るための見事な舟。 船首などに竜や鳳凰(ほうおう)の装飾をしているもので、竜や鳳凰は伝説上の存在であり、天子の象徴とされている。 「艒」は大きさの小さい舟。小舟。
竜章鳳姿(りゅうしょうほうし)
立派で威厳のある容姿のこと。 竜のように勇ましく、鳳凰のように気品がある立派な姿ということから。 「竜」と「鳳」は竜と鳳凰のことで、どちらも伝説上の生物のこと。 「章」は模様という意味。
竜瞳鳳頸(りゅうどうほうけい)
非常に身分が高く、気品のある人の容貌のこと。 竜のような瞳と鳳凰のような頸のように神々しいという意味から。 中国の唐の時代の唯一の女性の帝王が、幼い頃に男と偽って人相を見てもらうと、仮に女性であっても天子になるだろうと評されたという故事から。
竜飛鳳舞(りゅうひほうぶ)
山々が連なっていて立派な様子。または、文字の書き方や筆の勢いが生き生きとしていて、自在なこと。 伝説上の存在である竜が飛び上がって、鳳凰が空を舞う様子から。 「竜(りゅう)飛び鳳(ほう)舞う」とも読む。
竜駒鳳雛(りょうくほうすう)
すぐれた才能を持っている賢い少年のこと。 「竜駒」は名馬、「鳳雛」は伝説上の鳥の鳳凰のひな。 中国の晋の詩人の陸雲は幼い頃から天才と呼ばれていて、呉の大臣の呂閔鴻が陸雲を評したという言葉から。
竜舟鳳艒(りょうしゅうほうぼう)
天子や高い身分の人などが乗るための見事な舟。 船首などに竜や鳳凰(ほうおう)の装飾をしているもので、竜や鳳凰は伝説上の存在であり、天子の象徴とされている。 「艒」は大きさの小さい舟。小舟。
竜章鳳姿(りょうしょうほうし)
立派で威厳のある容姿のこと。 竜のように勇ましく、鳳凰のように気品がある立派な姿ということから。 「竜」と「鳳」は竜と鳳凰のことで、どちらも伝説上の生物のこと。 「章」は模様という意味。
竜瞳鳳頸(りょうどうほうけい)
非常に身分が高く、気品のある人の容貌のこと。 竜のような瞳と鳳凰のような頸のように神々しいという意味から。 中国の唐の時代の唯一の女性の帝王が、幼い頃に男と偽って人相を見てもらうと、仮に女性であっても天子になるだろうと評されたという故事から。
竜飛鳳舞(りょうひほうぶ)
山々が連なっていて立派な様子。または、文字の書き方や筆の勢いが生き生きとしていて、自在なこと。 伝説上の存在である竜が飛び上がって、鳳凰が空を舞う様子から。 「竜(りゅう)飛び鳳(ほう)舞う」とも読む。
両鳳連飛(りょうほうれんぴ)
兄弟がそろって高い地位を得ること。 鳳凰が二羽並んで飛び立つという意味から。 中国の南北朝時代、北斉の崔悛と仲文の兄弟が共に出世して、共に大臣に任命されたことを評して言った言葉から。 「両鳳(りょうほう)連(つらな)り飛ぶ」とも読む。
麟角鳳嘴(りんかくほうし)
非常に珍しいもののたとえ。 伝説上の霊獣の麒麟の角と、鳳凰の嘴という意味から。
麟子鳳雛(りんしほうすう)
将来に期待が持てる、すぐれた資質のある子どものたとえ。 「麟子」は伝説上の霊獣の麒麟の子ども。 「鳳雛」は伝説上の霊獣の鳳凰の雛。
麟鳳亀竜(りんぽうきりゅう)
世の中が平和に治まっているときに現われるとされる、麒麟、鳳凰、亀、竜の四種類の伝説の霊獣。 または、賢者や賢人のたとえ。
麟鳳亀竜(りんぽうきりょう)
世の中が平和に治まっているときに現われるとされる、麒麟、鳳凰、亀、竜の四種類の伝説の霊獣。 または、賢者や賢人のたとえ。