「翼」で終わる四字熟語
「翼」で終わる四字熟語 — 12 件
為虎傅翼(いこふよく)
もとから強い力を持っているものが、さらに力をつけること。 「傅翼」は翼をつけることで、もとから強い虎に翼をつけて飛べるようにするという意味。
魚鱗鶴翼(ぎょりんかくよく)
中央が突出した、魚の鱗のような形の陣形と、左右に長く広げて敵を包囲しようとする鶴が翼を広げたようにみえる形の陣形。 どちらも兵法の八陣の一つで、「魚鱗之陣」と「鶴翼之陣」のこと。
鴻漸之翼(こうぜんのよく)
高い地位に就く素質があることのたとえ。または、大きな事業をやり遂げる器量があることのたとえ。 「鴻」は大白鳥、「鴻漸」は大白鳥が次第に上昇していくこと。
股肱羽翼(ここううよく)
主君を補佐する人のこと。 「股肱」は手足のことで、一番信頼できる人物のたとえ。 「羽翼」は鳥の羽と翼のことから、左右から助けること、補佐のたとえ。
細心翼翼(さいしんよくよく)
小心者でいつもびくびくしている様子。 「細心」は慎み深いこと。または、気が小さいこと。 「翼翼」は親鳥が雛を翼で覆って注意深くかばうという意味から、遠慮がちで控えめなことをいう。 元は慎み深く礼儀正しい様子のことで、周の文王をほめる言葉。
戢鱗潜翼(しゅうりんせんよく)
志を持ち続け、機会が来ることをひたすら待つことのたとえ。 「戢」はおさめることで、「戢鱗」は竜が鱗をおさめて動かないこと。 「潜翼」は羽を縮めて動かないこと。 「鱗(りん)を戢(おさ)め翼(よく)を潜(ひそ)む」とも読む。
小心翼翼(しょうしんよくよく)
小心者でいつもびくびくしている様子。 「小心」は慎み深いこと。または、気が小さいこと。 「翼翼」は親鳥が雛を翼で覆って注意深くかばうという意味から、遠慮がちで控えめなこと。 元は慎み深く礼儀正しい様子のことで、周の文王をほめる言葉。 「翼翼小心」ともいう。
蛇蚹蜩翼(だふちょうよく)
互いが互いを頼りにする関係にあること。 「蛇蚹」は蛇の腹の下の方にある鱗(うろこ)。 「蜩翼」はセミの羽。 蛇は腹の下の方にある鱗のおかげで動くことができ、鱗は蛇のおかげで動くことができる。セミは羽のおかげで飛ぶことができ、羽はセミのおかげで羽ばたくことができることから。
図南鵬翼(となんのほうよく)
大事業や海外進出などの大きな計画を立てること。 大きな目標を立てて、その目標を達成しようとすることをいう言葉。 「図南」は南の海へ行こうと計画すること。 「鵬」は伝説の大きな鳥。 鵬が南の海を目指して飛び立つ説話から。
図南之翼(となんのよく)
大事業や海外進出などの大きな計画を立てること。 大きな目標を立てて、その目標を達成しようとすることをいう。 「図南」は南の海へ行こうと計画すること。 「翼」は鵬のことで、伝説の大きな鳥のこと。 鵬が南の海を目指して飛びたったという説話から。
万里鵬翼(ばんりほうよく)
はるか遠くまで広がる大空や、遠い場所への旅路のたとえ。 または、極めて大きな気概や勢いのたとえ。 「万里」の「里」は距離の単位で、「万里」は非常に遠いことのたとえ。 「鵬」は中国の想像上の非常に大きな鳥で、翼を広げた大きさは何千里もあるとされていて、空の雲のように見えるとされている。
傅虎為翼(ふこいよく)
もとから強い力を持っているものがさらに力をつけること。 「為翼」は翼をつけることで、もとから強い虎のために翼をつけて飛べるようにするという意味。
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