「りょ」を含む四字熟語 — 235 件
四字熟語一覧
一目瞭然(いちもくりょうぜん)
ほんの少し見ただけでも、はっきりとわかること。 「一目」はほんの少しだけ見ること。 「瞭然」はしっかりとした区別があり、わかりやすいこと。 「一目了然」とも書く。
一竜一猪(いちりょういっちょ)
努力して学ぶ人と、怠けて学ばない人との間には大きな賢愚の差ができるということ。 「竜」は賢く、成功した者のたとえ。 「猪」は豚のことで、無知で愚かな人のたとえ。 一方は竜になり、一方は豚になるということから。
一領具足(いちりょうぐそく)
鎧ひとそろい。 また、戦国時代の土佐で長宗我部氏に仕えた、半農半武の者たち。 ふだんは田を耕し、戦になると自分の鎧を身につけて駆けつけた。 替え馬も持たず、具足を一領しか持たなかったことからこの名があるという。
一了百了(いちりょうひゃくりょう)
一つが解決すれば、すべてのことが解決すること。 または、根本の一つから、全体を推測できること。 「一」と「百」は初めと終わりの意味。 「了」は終わること。
一力当先(いちりょくとうせん)
自身の力だけで、先頭で敵に当たること。 「一力」は自身の力。 「当先」は真っ先に敵と当たること。
一旅中興(いちりょちゅうこう)
衰退して滅亡しかけた国を立て直して栄えさせること。 「一旅」は五百人の兵士のこと。 「中興」は復興するという意味。 「一旅(いちりょ)にて中興(ちゅうこう)す」とも読む。
一挙両失(いっきょりょうしつ)
一つの行動がもとで、同時に他のことまでも駄目になってしまうこと。 「一挙」は一つの動作、行動のこと。
一挙両得(いっきょりょうとく)
一つの行動によって、二つの利益を得ること。 「一挙」は一つの動作や行動。 「両得」は二つの利益を得ること。
一口両舌(いっこうりょうぜつ)
前に話した内容と、後で話した内容とが食い違っていること。 以前に言ったことと違うことを、平気で言う人のこと。 一つの口に二つの舌があるということから。
一成一旅(いっせいいちりょ)
統治している土地が狭く、国民が少ないこと。 または、衰退した国などが努力によって勝利をおさめ、元の状態を取り戻すこと。 「一成」は十里四方の狭い土地。 「一旅」は五百人の兵士。
一致百慮(いっちひゃくりょ)
物事を色々と考えても、結論は結局一つになるということ。 「一致」は考えた末に出る結論。 「百慮」は色々な考え。 「致(ち)を一(いつ)にして慮(りょ)を百(ひゃく)にす」とも読む。
一刀両断(いっとうりょうだん)
ためらうことなく、物事をすぐさま決断すること。 または、思い切りよく、物事の始末をつけること。 「一刀」は刀を一度振り下ろすこと。 「両断」は二つに切断すること。 刀を一度振り下ろし、真っ二つに切断するという意味から。 「一刀両段」とも書く。
意料無限(いりょうむげん)
思いきわめた果てという意味。 「意料」は思いをめぐらすこと。 「無限」は限りなくを強調した言葉。
以力仮仁(いりょくかじん)
人徳による政治に見せかけているが、裏で武力による権力の拡大を行うこと。 「力(ちから)を以(もっ)て仁(じん)を仮(か)る」とも読む。
以力服人(いりょくふくじん)
力で他人を従わせること。 「力を以て人を服す」とも読む。
倚閭之望(いりょのぼう)
母親が子のことを思う愛情のこと。 「倚」は寄りかかるという意味。 母親が門に寄りかかって、子の帰りを待ち望むという意味から。 中国の戦国時代の斉の王孫賈は、朝早くから夜遅くまで出掛けることが多く、母親は家の前の門や、村の入り口にある閭という門に寄りかかって帰ってくるのを待ちわびたという故事から。
雲蒸竜変(うんじょうりょうへん)
英雄や豪傑などが良い時期に現れて活躍すること。 「雲蒸」は雲がわき起こること。 「竜変」は竜が思うままに動きまわること。 舞い上がる竜は雲をわき起こし、さらに勢いを増しながら自在に活躍するという意味から。
雲竜井蛙(うんりょうせいあ)
地位や知恵の差が非常に大きいこと。 大空を翔る竜と井戸の中にいる蛙という意味から。 竜は地位や知恵が高いことをたとえたもの、蛙は低いことをたとえたもの。
雲竜風虎(うんりょうふうこ)
似た同士が互いに引きつけ合うこと。 または、英雄や豪傑のたとえ。 竜は雲と共に現れ、虎は風を引き連れて現れると考えられていたことから。
鋭意努力(えいいどりょく)
集中し、全力を尽くして行うこと。 「鋭意」は力を尽くして一心に取り組むこと。
轅門二竜(えんもんにりょう)
中国の唐の烏承玭と烏承恩の二人のこと。 二人が戦場ですぐれた功績をあげたことを評した言葉。 「轅門」は軍営の門のこと。 二台の戦車の轅(ながえ)を向かい合わせにして門にしたことから。
延陵季子(えんりょうのきし)
中国の春秋時代の呉の季札のこと。 「延陵」は中国の呉の地名。 「季」は兄弟の四男のこと。 賢者の季札は、父親の呉王の寿夢の四男で、延陵を与えられて、見事にその地を治めたということから。
遠慮会釈(えんりょえしゃく)
他人のことを考えて控えめな態度で接すること。 「遠慮」は控えめにすること。 「会釈」はおじぎをして挨拶すること。転じて他人を思いやること。 多くは否定の語句をつけて、強引に物事を行うことを批判するときに使う言葉。 「会釈遠慮」ともいう。
遠慮近憂(えんりょきんゆう)
これから先のことをしっかりと考えて行動しないと、突然切迫した心配事が起きるということ。 「遠慮」は将来のことをしっかりと考えること。 「近憂」は身近なところで起こる心配事のこと。 「遠き慮り無ければ、必ず近き憂い有り」を略した言葉。
王良造父(おうりょうぞうふ)
王良と造父。どちらも人名で、すぐれた御者とされている。
温潤良玉(おんじゅんりょうぎょく)
温かく優しい性格のこと。 「温潤」は優しく穏やかなこと。 「良玉」は質のよい宝石のこと。 人の性格を良質の宝石にたとえた言葉。
温良恭倹(おんりょうきょうけん)
素直で穏やかで、礼儀正しくひかえめなこと。 「温良」は穏やかで素直なこと。 「恭倹」は人に対して礼儀正しく、丁寧で穏やかなこと。
温良篤厚(おんりょうとっこう)
優しく穏やかで、思いやりがあること。 「温良」は優しく穏やかなこと。 「篤厚」は情に厚いこと。 孔子が儒教の基本経典の『詩経』を評した言葉で、詩は昔の純朴な民情で満ちていて、これが人に感動を与えて教化する力を持っていると説いたもの。
怪力乱神(かいりょくらんしん)
人の知識では理解することが出来ない、怪しく奇怪な現象や物事のこと。 「怪」は奇怪な現象。 「力」は勇ましく、力が強いこと。 「乱」は道徳に反することや社会の秩序を乱すこと。 「神」は人が見ることの出来ない超人的な力を持つ存在、鬼神や神霊のこと。 原文では「子は怪力乱神を語らず」とあり、理解できない奇怪なものは教訓にしないという孔子の姿勢を示す言葉。
下陵上替(かりょうじょうたい)
世の中が乱れている様子。 「陵」は下のものを超えて上になるという意味。 「替」は衰えるという意味。 下のものが、衰えた上のものを超えて上になるという意味で、下克上の世の中をいう。 「下(しも)陵(しの)ぎ上(かみ)替(すた)る」とも読む。
