「儒教の言葉」に関連する四字熟語 — 26 件
「儒教の言葉」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全26件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
安心立命(あんじんりつめい)
どんなに困難な場面に遭遇しても心を安らかな状態に保ち、どんな時にも惑わされずに天命をまっとうすること。 「安心」は仏教の語で、信仰により得ることが出来る心の安らぎの境地。 「立命」は儒教の語で、天命をまっとうすること。 「立命安心」ともいう。
君臣有義(くんしんゆうぎ)
主君と家臣の間柄を支えるのは、道理にかなった筋目だということ。 「義」は人として行うべき正しい筋道。 儒教が守るべきとした五つの人の道(五倫)の一つで、『孟子』は父子・夫婦・長幼・朋友のあり方と並べてこれを挙げた。 「君臣(くんしん)義(ぎ)有り」とも読む。
五十知命(ごじゅうちめい)
五十歳になって天から与えられた使命を知ること。 「命」は天命、天から与えられた使命のこと。 孔子が自身の人生を振り返って言った言葉。 五十歳を意味する、「知命」という言葉の語源。 「五十にして天命を知る」を略した言葉。
三綱五常(さんこうごじょう)
儒教の言葉で、人として守るべき道徳と、常に行うべき道義のこと。 「三綱」は主君と臣下、父親と子、夫と妻の間の三つの道徳のこと。 「五常」は仁、義、礼、智、信の常に行うべき五つの道義のこと。
子為父隠(しいふいん)
子が父親の犯した罪や過失をかばって隠すこと。 身内の不正を世間にさらすよりも、肉親としての情によって庇護するほうが人の道にかなうとする立場を表す。 孔子が、直き者のあり方を問われた際、正直とは身内の過ちを暴くことではなく、親子が互いにかばい合うその情の内にこそ備わるものだと説いたことに由来する。 規範や法の順守よりも親への情愛を上位に置く、儒教的な倫理観を示す語。
四書五経(ししょごきょう)
代表的な儒教の経典のこと。 「四書」は「大学」、「中庸」、「論語」、「孟子」のこと。 「五経」は時代によって異説あるが漢以降は、「易経」、「詩経」、「書経」、「礼記」、「春秋」のこと。
四十不惑(しじゅうふわく)
孔子が生涯を述懐して語った言葉で、四十歳のときに自分の学問に自信をもって、向かう方向が妥当だと確信して迷わなくなったということから、四十歳で迷わなくなること。
至聖先師(しせいせんし)
「孔子」を言い表す尊称。 中国の前漢の時代から始まり、歴代王朝が封号を与えたもので、中国の明の時代に与えた封号。
修身斉家(しゅうしんせいか)
自身の心がけや普段の行いを正し、円満な家庭を築くこと。 「修身」は自身の心と行動を正すこと。 「斉家」は不満のないように家庭を整えて治めること。 儒教の経書『大学』にある、儒者の基本を説く八条目のうちの二つ。 「身を修め家を斉(ととの)う」とも読む。
辞譲之心(じじょうのこころ)
自分の立場や境遇から退いて、それを他者に譲ろうとする心。 儒教の「礼」の糸口とされる言葉。
儒家者流(じゅかしゃりゅう)
孔子の学問を受け継ぐ学問の流派。
鄒魯遺風(すうろいふう)
儒教、儒学のこと。 「鄒」は孟子の生まれた場所。 「魯」は孔子の生まれた場所。 「遺風」は後の時代に残っている教え。 孟子と孔子の教えという意味から。
鄒魯之学(すうろのがく)
孔子と孟子による学問。儒学のこと。 「鄒」は孟子の生まれた場所。 「魯」は孔子の生まれた場所。
聖経賢伝(せいけいけんでん)
聖人が作った書物と、それをもとに賢者が注釈や解説を加えた書物の総称。
大道微意(たいどうびい)
儒教の経典に記されている人の行うべき正しい道と、微妙で深い大儀のこと。 「大道」は道理にかなった人が行うべき正しい道のこと。 「微意」は奥深く微妙な大儀のこと。 儒教の経典の奥義をいう言葉。
中庸之道(ちゅうようのみち)
偏りがなく、過不足のない態度のこと。 儒教の中心的な思想とされ、考えや行動が中立であることをいう。
長幼之序(ちょうようのじょ)
年上と年下の間にある、守るべき社会的、道徳的な秩序のこと。 「長幼」は年齢が上の人と下の人。 「序」は順序、席次のこと。 儒教の五つの道徳法則、五倫のうちの一つ。
長幼有序(ちょうようゆうじょ)
年上と年下の間にある、守るべき社会的、道徳的な秩序のこと。 「長幼」は年齢が上の人と下の人。 「序」は順序、席次のこと。 儒教の五つの道徳法則、五倫のうちの一つ。
天人相関(てんじんそうかん)
儒教の政治思想で、天が人間を生み出し、その人間が行う政治の結果に応じて天が祝福したり、災厄を与えたりするというもの。 中国の前漢の時代の儒家の董仲舒が『春秋繁露』で唱えたもの。 「天人(てんじん)相関(あいかかわ)る」とも読む。
父為子隠(ふいしいん)
父親が我が子の罪や過ちを表沙汰にせず、そっとかばい隠すこと。 子の非をあえて公にしないのが親としての自然な情であり、そうした肉親の情愛のうちにこそ真の正しさがあるという見方に基づく。 他人の過ちを告発する行いを「正直」とする考えに対し、孔子は、親子が互いに庇護し合う関係にこそ人倫の要があると論じた。 血縁の情を社会的な規律に優先させる態度をいう。
夫婦有別(ふうふゆうべつ)
夫と妻とでは受け持つ役目が異なり、たがいにその区別をわきまえるべきだということ。 「別」はここでは、務めのうえでの区別。 儒教が守るべきとした五つの人の道(五倫)の一つで、『孟子』は父子・君臣・長幼・朋友のあり方と並べてこれを挙げた。 「夫婦(ふうふ)別(べつ)有り」とも読む。
父子有親(ふしゆうしん)
親と子の間柄を支えるのは、たがいをいつくしむ情だということ。 「親」はここでは、身近な者どうしの深い情愛。 儒教が守るべきとした五つの人の道(五倫)の一つで、『孟子』は君臣・夫婦・長幼・朋友のあり方と並べてこれを挙げた。 「父子(ふし)親(しん)有り」とも読む。
縫衣浅帯(ほういせんたい)
儒者の服のことで、袖の下から腋を縫った服と広い帯のこと。 また儒者、学者、文人のこと。 「縫衣」は袖の下から腋を縫いつけた服である縫腋のことで、「浅帯」は広い帯のこと。
褒衣博帯(ほういはくたい)
大きな裾の服と広い帯のことで儒者の服のこと。 また、儒者や学者、文人のこと。 「褒衣」は裾の大きい服のこと。
朋友有信(ほうゆうゆうしん)
友人どうしの間で最も大切なのは、たがいに信じあうことだということ。 「朋友」は友人。「有信」は信義があること。 儒教が守るべきとした五つの人の道(五倫)の一つで、『孟子』は父子・君臣・夫婦・長幼のあり方と並べてこれを挙げた。 「朋友(ほうゆう)信(しん)有り」とも読む。
六十耳順(ろくじゅうじじゅん)
六十歳になると、人の言葉をすぐに理解することができるようになり、異なる考えも素直に受け入れることができるということ。 孔子が生涯を述懐して語った言葉。
