「能力を生かせない」に関連する四字熟語 — 15 件
「能力を生かせない」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全15件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
懐才不遇(かいさいふぐう)
物事がうまく進まなくて、地位や境遇に恵まれないこと。 「不遇」は能力はあるが、運がよくないために相応の地位や境遇を得ていないこと。
夏鑪冬扇(かろとうせん)
時期が合わず、役に立たないものや、無用な意見や才能のこと。 または、今は不要でも適切な時期が来れば役に立つようになること。 君主からの愛情や信用を失ったものや、恋人に捨てられた女性などを指す場合もある。 「夏鑪」は夏の火鉢や囲炉裏、「冬扇」は冬の扇のことで、どちらも季節外れであることから。 「夏鑪」は「夏炉」とも書く。 「冬扇夏鑪(夏炉)」ともいう。
臥竜鳳雛(がりょうほうすう)
才能はあっても、機会がないために才能を発揮できない人のこと。 または、才能を発揮する機会がなく、世間に知られていない英雄や賢者のこと。 「臥竜」は寝ている竜。 「鳳雛」は中国の伝説上の鳥、鳳凰の雛。 どちらもまだ知られていない英雄や賢者、または、将来に期待されている若者のたとえとしても使われる。 中国の三国時代、有能な人材を探していた劉備に、司馬徽が諸葛亮を臥竜に、龐統を鳳雛にたとえてすすめたという故事から。
驥服塩車(きふくえんしゃ)
すぐれた能力を持った人が、能力に見合わない低い地位にいたり、誰でも出来るような仕事をさせられること。 「驥服」は一日で千里走るとされるすぐれた馬に車を引かせること。 塩を運ぶための車を名馬に引かせるということから。 「驥(き)、塩車(えんしゃ)に服(ふく)す」とも読む。
器用貧乏(きようびんぼう)
何でも人並み以上にうまいために、色々なことに手を出してしまい、どれも中途半端となり極めることができないこと。 または、そのような器用さを都合よく利用され、個人としての実績を上げることが出来ないこと。
秀而不実(しゅうじふじつ)
才能があっても功績や評価などを残せないことのたとえ。 穂が出ているのに実ができないことから。 「秀(ひい)でて実(みの)らず」とも読む。
消化不良(しょうかふりょう)
胃や腸の働きが鈍くなり、食物の消化がうまくいかないこと。 または、知識や技術をうまく使いこなせないことのたとえ。 「消化」は食べ物を吸収しやすいように、胃や腸で分解すること。 「不良」は状態が悪いこと。
大器小用(たいきしょうよう)
優れた才能がある人にくだらない雑務をさせること。 または、そのような人をうまく使いこなせていないこと。 「大器」は優れた才能を持つ人を大きな器にたとえたもの。 「小用」は小さなことに用いること。 大きな器を小さなことに使用するという意味で、使い方が適切ではないことのたとえ。
大器晩成(たいきばんせい)
偉大な人は大成するのが遅く、歳をとってから頭角を現すようになるということ。 また、才能があるにもかかわらず報われていない人を同情するときに用いる言葉。 「大器」は大きい器のことから優れた才能を持つ人のこと。 「晩成」は普通より遅れて形になること。 大きな器は出来上がるまでに時間がかかるという意味から。
大材小用(たいざいしょうよう)
能力のすぐれた人にくだらない仕事をさせること。 小さなことに必要以上に大きな材料を使うという意味から。
団雪之扇(だんせつのおうぎ)
時期がずれたために、必要がなくなったもののたとえ。 または、男性にすてられた女性のたとえ。 中国の漢の成帝からの寵愛を失った班婕妤が、自身が捨てられることを、夏から秋になり、涼しくなって捨てられる扇にたとえた詩で、その扇が丸くて雪のように白いということから。
東家之丘(とうかのきゅう)
すぐれた人物を見抜くことが出来ないこと。 人を見る目がないこと。 または、すばらしい才能を持っているのに世間に知れ渡っていないこと。 「東家」は東隣にある家。 「丘」は孔子の名前。 孔子の家の隣人が、孔子のことを聖人とは知らずに「東隣の丘さん」と呼んでいたという故事から。
南華之悔(なんかのくい)
よけいな一言で目上の人の機嫌をそこね、才能がありながら世に出られないこと。 唐の詩人温庭筠(おんていいん)は、自分の使った言葉の出どころを時の宰相である令狐綯にたずねられ、『南華経』(『荘子』の別名)にありますと答えた。 そこでやめておけばよかったのに、「珍しい本ではありません、政務の合間に古典もお読みになるとよいでしょう」と言い足した。 宰相に向かって勉強不足だと言ったのと同じで、面目をつぶされた令狐綯は、あの男は才能はあるが人物がよくないと朝廷に告げた。 そのため温庭筠は、役人になるための試験である科挙に、生涯受かることができなかったという。
伏竜鳳雛(ふくりょうほうすう)
能力を発揮する機会がないために人に知られていない英雄。 または、将来的な活躍が期待されている若者のこと。 「伏竜」は地面の中に潜って隠れている竜。 「鳳雛」は中国の伝説上の鳥、鳳凰の雛。
匏瓜空繋(ほうかくうけい)
すぐれた才能の人が活用されることなく、何も役立っていないことのたとえ。 「匏瓜」は植物のウリ科のひさごのこと。 「空」はむなしいという意味。 「繋」はぶら下がっていること。 誰にも食べられることなく蔓からぶら下がっているひさごということから。 「匏瓜(ほうか)空(むな)しく繋(かか)る」とも読む。
