「自然」に関連する四字熟語 — 37 件
「自然」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全37件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
移山造海(いざんぞうかい)
自然を作り変えること。 山を移動させて、穴を掘って海を造るということから。 「山(やま)を移して海(うみ)を造る」とも読む。
一丘一壑(いっきゅういちがく)
俗世から離れ、自然の中に身をおき、風流をたのしむこと。 「一」は、”あるときは”という意味。 「丘」はおかのこと。 「壑」は谷のこと。
陰森凄幽(いんしんせいゆう)
植物が生い茂っていて、極めて静かで、薄暗いこと。 「陰森」は日の光を遮るほどに植物が生い茂っていること。 「凄幽」は静まり返っていること。
烟霞痼疾(えんかのこしつ)
自然を愛する気持ちが非常に強いこと。 または、隠居して自然と親しみながら生活すること。 「烟霞」はもやと霞のこと。転じて自然の景色。 「痼疾」は治ることなく長い期間患っている病。持病。 自然の風景を愛好する習性を病にたとえた言葉。 「煙霞痼疾」とも書く。
花鳥諷詠(かちょうふうえい)
四季の移り変わりなどの自然の世界の事象と、それに影響される人間の世界の事象を、客観的にそのまま詠むべきであるとする俳句の理念の一つ。 「花鳥」は『花鳥風月』を略したもので、自然のたとえ。 「諷詠」は詩歌を詠ったり作ったりすること。 高浜虚子が提唱し、ホトトギス派の基本的な理念となったもの。
花鳥風月(かちょうふうげつ)
季節によって変わる美しい自然の風景。または、そのような自然の風景を題材にして、書画や詩歌を作って楽しむこと。 「花鳥」は花と鳥、「風月」は風と月のこと。 代表的な自然の風物を並べた言葉。
高山流水(こうざんりゅうすい)
素晴らしい演奏や音楽のたとえ。または、自分のことを心から理解してくれる親友のこと。または、けがれのない澄んだ自然のこと。 中国の春秋時代の琴の名手の伯牙が、友人の鍾子期の前で泰山を思い浮かべながら演奏すると鍾子期は「泰山のように素晴らしい」と言い、流れる川を思い浮かべながら演奏すると「流れる川のように素晴らしい」と言ったという故事から。 「流水高山」ともいう。
採薪汲水(さいしんきゅうすい)
自然の中で質素な生活をすること。 山で薪(たきぎ)を採り、川の水を汲むという意味から。
山光水色(さんこうすいしょく)
山や海、川などの自然の風景。 「山光」は山の風景。 「水色」は海や川、湖などの水辺の風景。
山肴野蔌(さんこうやそく)
山や野原で採ることができる美味な食物。山の幸と野の幸。 「肴」は獣や鳥などの肉類のこと。 「蔌」は野菜のこと。
山紫水明(さんしすいめい)
自然の景観がとても澄み切っていて美しいこと。 山は日の光で紫色にかすみ、水はきれいに澄んでいるという意味から。 「水紫山明」ともいう。
山川草木(さんせんそうもく)
人間以外のあらゆる自然の総称。 山と川と草と木のことから、あらゆる自然という意味。
山容水態(さんようすいたい)
山や川などの美しい自然の風景のこと。 「容」と「態」は姿や、様子という意味。
自然淘汰(しぜんとうた)
環境に適したものが生き残り、適していないものが滅びること。自然選択。 ダーウィンが進化論で用いた言葉。 「淘汰」は劣っているものを選び、取り除くこと。
嘯風弄月(しょうふうろうげつ)
自然の景色を愛でて、風流を好んで楽しむこと。 「嘯風」は風に合わせて歌を歌うこと。 「弄月」は月を見て褒め称えること。 「風に嘯(うそぶ)き月を弄(もてあそ)ぶ」とも読む。
深山窮谷(しんざんきゅうこく)
人が入ったことのないような、奥深い山と深い谷のこと。 「深山」は人里から離れた場所にある山。 「窮谷」は深い谷。
深山幽谷(しんざんゆうこく)
人里から遠く離れ、誰も足を踏み入れたことがないような深く静かな自然の地のこと。 「深山」は人里から遠く離れた奥深い山のこと。 「幽谷」は山奥の静かな谷のこと。
千巌万壑(せんがんばんがく)
険しい岩山と深い谷が続く景色。 「巌」は険しい岩山。 「壑」は深い谷。 「千」と「万」は数が非常に多いことを言い表す言葉。
千山万水(せんざんばんすい)
多くの山と川のこと。また、奥深く広大な自然のこと。 「千」と「万」は数が多いことで、どこまでも山や川が続いているという意味から、遠く険しい道のりの形容としても用いられる言葉。 「万水千山」ともいう。
泉石煙霞(せんせきえんか)
人里から離れて、自然の中で生活したいという願いが極めて強いこと。 「泉石」は泉水と石ということから、自然の景色や、自然そのもののこと。 「煙霞」は煙と霞。 自然の中で生活したいという気持ちが、煙や霞がかかっているように、すっきりとしないという意味から。
泉石膏肓(せんせきこうこう)
人里から離れて、自然の中で生活したいという願いが極めて強いこと。 「泉石」は泉水と石ということから、自然の景色や、自然そのもののこと。 「膏肓」は心臓の下の部分と、横隔膜の上の部分のことで、病気になると治療のための鍼も薬も届かないために、治すことが出来ないとされている。 自然の中で生活したいという気持ちが、治せない病気のようになるということから。
絶巧棄利(ぜっこうきり)
人によって作られた便利な機械を捨てて、自然の生活に戻ること。 「絶巧」は人の力で技巧を凝らした道具を捨てること。 「棄利」は人の力で便利に作られた道具を捨てること。 「巧(こう)を絶ち利(り)を棄(す)つ」とも読む。
断鶴続鳧(だんかくぞくふ)
理由もなく、どうなるかも考えずに自然に手を加えて害すること。 無闇に自然に手を加えるべきではないという戒め。 「鳧」は鳥の鴨のこと。 足の長い鶴の足を切って、足の短い鴨に継ぎ足して長くしても意味はないということから。 「鶴(つる)を断ちて鳧(ふ)に続(つ)ぐ」とも読む。
鋳山煮海(ちゅうさんしゃかい)
たくさんの財産を蓄えること。 または、山や海の資源が豊かなこと。 「鋳山」は山から銅を採掘して銅貨を作ること。 「煮海」は海水を煮て塩を作ること。 「山に鋳(い)、海を煮る」「山に鋳(い)、海に煮る」とも読む。
適者生存(てきしゃせいぞん)
環境に適応できた生物のみが生き残り、適応できない生物は淘汰されて絶滅すること。 イギリスのハーバート・スペンサーによる生物進化論の用語。
天然自然(てんねんしぜん)
人の手が加わっていない、あるがままの状態のこと。 人の手が加わっていないという意味の「天然」と「自然」を重ねて強調した言葉。 「自然天然」ともいう。
天変地異(てんぺんちい)
奇妙な自然現象や自然災害のこと。 「天変」は天の異変という意味から、隕石、彗星、日食、月食などの天体の異変のことや、雷、竜巻、大雨、暴風などの気象の異変のこと。 「地異」は地震、洪水、津波、噴火などの地上で起こる異変のこと。
風雲月露(ふううんげつろ)
風に吹かれる雲と月光にひかる露の玉という意味で、詩を作りたくなるような美しい自然の風景のこと。 または、自然の風景を詠んだだけで、毒にも薬にもならない詩文のこと。
風光明媚(ふうこうめいび)
自然の景色が澄んでいて美しいこと。 「風光」は景色や眺め。「明媚」は景色が美しく澄んでいる様子。
負薪汲水(ふしんきゅうすい)
自然の中で質素な生活をすること。 薪を採って谷川の水を汲むということから。
別有天地(べつゆうてんち)
人が暮らしている世界とは違う、他の世界があるということ。 人が足を踏み入れたことのない大自然の美しい景色や、理想郷などのことをいう言葉。 「別に天地の人間(じんかん)に非(あら)ざる有り」を略した言葉で、「別に天地有り」とも読む。
無為自然(むいしぜん)
人の手を加えずにあるがままにまかせること。 「無為」は何もしない、「自然」は人の手が入っていないありのままの状態。
无何之郷(むかのきょう)
果てしなく広くて見渡す限り何もなく、人の手が入っていない場所のこと。 「无」は何もない、「郷」は場所という意味から何もない場所という意味。
名山勝川(めいざんしょうせん)
景色のいい山と川。 「名勝」と「山川」を組み合わせた言葉。 「名勝」は景色がよいことで有名な場所のこと。
遊山玩水(ゆうざんがんすい)
山や川などの美しい自然の景色を見て、自然を楽しむこと。 「玩」は満足するまで楽しむこと。 「山に遊びて水を玩(もてあそ)ぶ」とも読む。 「遊山」は「游山」とも、「玩水」は「翫水」とも書く。
落花啼鳥(らっかていちょう)
自然の風情のこと。 または、春の風情を表す言葉。
柳緑花紅(りゅうりょくかこう)
人が手を加えていない自然のままの美しさのこと。 緑の柳と紅い花のことから、春の美しい景色をいう言葉。 禅宗では、柳は緑で花は紅いという自然そのものの姿こそが悟りの境地であるということ。 「花紅柳緑」ともいう。
