万物斉同とは
万物斉同
ばんぶつ-せいどう
四字熟語 | 万物斉同 |
---|---|
読み方 | ばんぶつせいどう |
意味 | 荘子の思想で、相対的な知を否定して、唯一絶対の観点からすれば、全てのものは同じであるというもの。 人の認識は善悪などの対立する概念を相対化して成り立っているが、それらを超越した絶対的な無の境地から見れば、全ては同じものであるということ。 |
出典 | 『荘子』「斉物論」 |
漢検級 | 準2級 |
類義語 | 天地一指(てんちいっし) |
万物一馬(ばんぶついちば) | |
万物一斉(ばんぶついっせい) | |
万物一府(ばんぶついっぷ) | |
使用漢字 | 万 / 物 / 斉 / 同 |
「万」を含む四字熟語
- 遺憾千万(いかんせんばん)
- 遺臭万載(いしゅうばんさい)
- 一言万鈞(いちごんばんきん)
- 一念万年(いちねんばんねん)
- 一粒万倍(いちりゅうまんばい)
- 一将万骨(いっしょうばんこつ)
- 一天万乗(いってんばんじょう)
- 一波万波(いっぱばんぱ)
- 一碧万頃(いっぺきばんけい)
- 雲烟万里(うんえんばんり)
- 雲泥万里(うんでいばんり)
- 億万斯年(おくまんしねん)
- 階前万里(かいぜんばんり)
- 家書万金(かしょばんきん)
- 気炎万丈(きえんばんじょう)
- 奇怪千万(きっかいせんばん)
- 協和万邦(きょうわばんぽう)
- 君子万年(くんしばんねん)
- 経緯万端(けいいばんたん)
- 懸軍万里(けんぐんばんり)
- 光焔万丈(こうえんばんじょう)
- 広厦万間(こうかばんげん)
- 黄塵万丈(こうじんばんじょう)
- 山川万里(さんせんばんり)
- 咫尺万里(しせきばんり)
- 失敬千万(しっけいせんばん)
- 七珍万宝(しっちんまんぽう)
- 失礼千万(しつれいせんばん)
- 趣舎万殊(しゅしゃばんしゅ)
- 瞬息万変(しゅんそくばんぺん)
「物」を含む四字熟語
- 以身役物(いしんえきぶつ)
- 応機接物(おうきせつもつ)
- 開物成務(かいぶつせいむ)
- 格物究理(かくぶつきゅうり)
- 格物致知(かくぶつちち)
- 玩物喪志(がんぶつそうし)
- 事事物物(じじぶつぶつ)
- 人物月旦(じんぶつげったん)
- 人亡物在(じんぼうぶつざい)
- 天地万物(てんちばんぶつ)
- 儻来之物(とうらいのもの)
- 博物窮理(はくぶつきゅうり)
- 薄物細故(はくぶつさいこ)
- 万物一馬(ばんぶついちば)
- 万物一府(ばんぶついっぷ)
- 万物殷富(ばんぶついんぷ)
- 万物斉同(ばんぶつせいどう)
- 万物逆旅(ばんぶつのげきりょ)
- 万物流転(ばんぶつるてん)
- 風塵外物(ふうじんがいぶつ)
- 物換星移(ぶっかんせいい)
- 物色比類(ぶっしょくひるい)
- 物議騒然(ぶつぎそうぜん)
- 物情騒然(ぶつじょうそうぜん)
- 物是人非(ぶつぜじんぴ)
- 物物交換(ぶつぶつこうかん)
- 物論囂囂(ぶつろんごうごう)
- 忘憂之物(ぼうゆうのもの)
- 物我一体(もつがいったい)
- 物臭道心(ものぐさどうしん)
「斉」を含む四字熟語
「同」を含む四字熟語
- 阿附雷同(あふらいどう)
- 異曲同工(いきょくどうこう)
- 異口同音(いくどうおん)
- 医食同源(いしょくどうげん)
- 異体同心(いたいどうしん)
- 一味同心(いちみどうしん)
- 一視同仁(いっしどうじん)
- 一心同体(いっしんどうたい)
- 異路同帰(いろどうき)
- 偕老同穴(かいろうどうけつ)
- 嫁娶不同(かしゅふどう)
- 禍福同門(かふくどうもん)
- 牛驥同皁(ぎゅうきどうそう)
- 玉石同匱(ぎょくせきどうき)
- 玉石同砕(ぎょくせきどうさい)
- 形影相同(けいえいそうどう)
- 形名参同(けいめいさんどう)
- 堅白異同(けんぱくいどう)
- 堅白同異(けんぱくどうい)
- 公私混同(こうしこんどう)
- 呉越同舟(ごえつどうしゅう)
- 産学協同(さんがくきょうどう)
- 四海同胞(しかいどうほう)
- 次第不同(しだいふどう)
- 殊域同嗜(しゅいきどうし)
- 殊塗同帰(しゅとどうき)
- 笙磬同音(しょうけいどうおん)
- 随類応同(ずいるいおうどう)
- 千里同風(せんりどうふう)
- 楚越同舟(そえつどうしゅう)