「しつ」で終わる四字熟語 — 35 件
「しつ」で終わる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
一挙両失(いっきょりょうしつ)
一つの行動がもとで、同時に他のことまでも駄目になってしまうこと。 「一挙」は一つの動作、行動のこと。
一得一失(いっとくいっしつ)
利益を一つ得ると、別の部分では一つ損失があること。 利益と損失の両方がともにあるということから。 「一失一得」ともいう。
引狼入室(いんろうにゅうしつ)
自身にとって危険な可能性のある人などを近くに置くこと。 狼(おおかみ)を室内に入れるという意味から。 「狼(ろう)を引きて室(しつ)に入(い)らしむ」とも読む。
烟霞痼疾(えんかのこしつ)
自然を愛する気持ちが非常に強いこと。 または、隠居して自然と親しみながら生活すること。 「烟霞」はもやと霞のこと。転じて自然の景色。 「痼疾」は治ることなく長い期間患っている病。持病。 自然の風景を愛好する習性を病にたとえた言葉。 「煙霞痼疾」とも書く。
河魚腹疾(かぎょのふくしつ)
内側から腐敗して、国などが崩壊していくこと。 「腹疾」は内臓の病気のこと。 魚は内臓から腐り始めるという意味から。
患得患失(かんとくかんしつ)
所持していない時は手に入れるために悩み、所持したあとには失わないために悩むということ。 「患」は悩むこと。 「得」は利益。 「失」は損失。 利益や損失に振り回される器の小さい人を言い表す言葉。 つまらない人間と共に仕事はできないと、孔子が言ったという言葉から。 「得(う)るを患(うれ)い失うを患(うれ)う」とも読む。
外巧内嫉(がいこうないしつ)
見た目はわからないようにしているが、心の中ではねたんでいること。 「外巧」は外見をうまく飾る、「内嫉」は心の中でねたむということ。
妍姿艶質(けんしえんしつ)
華やかで美しい姿や、色っぽい身体のこと。 「妍」と「艶」はどちらも色っぽいこと。 「質」は生まれた時からもっていること。または、肉体のこと。
倹存奢失(けんそんしゃしつ)
節約する人は生き残り、無駄遣いをする人は滅びるということ。 「倹(けん)は存(そん)し奢(しゃ)は失す」とも読む。
膏肓之疾(こうこうのしつ)
決して治ることのない病や、治すのが難しい病のこと。または、物事に夢中になりすぎて、やめられないこと。 「膏」は心臓の下の部分、「肓」は横隔膜の上の部分、「疾」は病気のこと。 心臓の下の部分や横隔膜の上の部分は、体の中の奥にあって、薬も鍼も届かないという意味から。 古代中国の晋の景公が病に伏しているときに、「膏の上と肓の下に病が入ってしまえば、名医でも手が出せない」と童子が話し合っている夢を見たという故事から。 「病、膏肓(こうこう)に入(い)る」とも読む。
膠柱鼓瑟(こうちゅうこしつ)
その場に応じた対応ができないこと。融通が利かないこと。 「膠」は接着剤の一種。 「柱」は琴と弦の間に挟んで音階を調節するためのもの。琴柱(ことじ)。 「瑟」は大きい琴。 琴柱に膠(にかわ)を塗って固定すると音程を変えることができないことから。 「柱(ことじ)に膠(にかわ)して瑟(しつ)を鼓(こ)す」とも読む。
虎皮羊質(こひようしつ)
外見は立派だが、中身が伴わないこと。 虎の皮を羊に被せることから。 「虎皮羊質」ともいう。
山藪蔵疾(さんそうぞうしつ)
大きな事を成す人物は、どんな人でも包みいれる器量があるということのたとえ。 または、どんなすぐれた人物でも一つくらい弱点があるということ。 「山藪」は山と藪のことで、立派な人物のたとえ。 「蔵」は隠すや、しまい込むということ。 「疾」は害になるものという意味から、虫や毒蛇のこと。 山や藪は害虫や毒蛇ですら隠し包み込むという意味から。 中国の春秋時代、晋の景公が宋に救援を出そうとしたときに、伯宗がそれを諫(いさ)めたという故事から。 「山藪(さんそう)疾(やまい)を蔵(かく)す」とも読む。
資弁捷疾(しべんしょうしつ)
「資弁」は生まれつき弁舌が達者、「捷疾」は速いや素早いことから、生まれつき弁舌が達者で、行動が素早いこと。 中国古代の殷の紂王を評した故事が由来。
升堂入室(しょうどうにゅうしつ)
学問や技術の水準が高くなっていくことのたとえ。 「堂」は建物の表座敷のことで、学問や技術が一定の水準に達していることのたとえ。 「室」は建物の奥の部屋のことで、表座敷の更に奥にあるということから学問や技術を極めることのたとえ。 「堂に升(のぼ)り室(しつ)に入(い)る」とも読む。 「入室升堂」ともいう。
松柏之質(しょうはくのしつ)
体が丈夫なことのたとえ。 または、意志や信念が固いことのたとえ。 「松柏」は植物の松と柏のことで、どちらも常緑樹で一年中緑の葉をつけるということから、体力や意志が強いことのたとえ。 「松栢之質」とも書く。
芝蘭之室(しらんのしつ)
善人のたとえ。 または、賢者に影響を受けることのたとえ。 「芝」は霊芝のこと。 「蘭」は藤袴のこと。 どちらも植物で香り高いということから、善人や賢者のたとえ。 「善人と居るは芝蘭の室に入るが如し」を略した言葉。
心神喪失(しんしんそうしつ)
精神的に弱って、行動の結果がどうなるかを考える能力がなくなること。 「心神」は心、精神。 「喪失」は失う、無くすこと。 法律用語。
心腹之疾(しんぷくのしつ)
命を落とす可能性の高い、非常に危険な病気。 または、どうすることも出来ない災害や、大きな障害、手ごわい相手のことをいう。 「心腹」は心臓と内臓のこと。 人にとって重要な部分の病気という意味から。
時不可失(じふかしつ)
良い機会は逃さないようにするべきということ。 「時(とき)は失(うしな)う可(べ)からず」とも読む。
上漏下湿(じょうろうかしつ)
貧しい家、あばら家を言い表す言葉。 屋根からは雨が漏れてきて、床から湿気が上がってくるという意味から。 「上(かみ)は漏(も)れ下(しも)は湿(しめ)る」とも読む。
戦意喪失(せんいそうしつ)
戦おうとする気力がなくなること。 または、物事を解決しようとする気力がなくなること。 「戦意」は戦おうとする気持ち。 「喪失」はなくなること。
仙姿玉質(せんしぎょくしつ)
非常に美しい容姿の女性のこと。 「仙姿」は仙女の姿という意味から、気高く立派で優雅な姿のこと。 「玉質」は磨き上げた宝石のように、なめらかで美しい肌ということ。
千慮一失(せんりょのいっしつ)
どんな立派な賢者にも、失敗や間違いが一つはあるということ。 または、しっかりと考えて準備しても、予想もしていなかった手落ちがあるということ。 「千慮」は何度も考えること。 「一失」は一回の失敗。
智者一失(ちしゃのいっしつ)
どんなに賢い人にでも失敗や誤りはあるということ。 「智者」は賢者などの知恵のある人。 「一失」は一つの過失ということ。 どんな賢い人でも、多くの考えを出せば一つくらいは間違えることもあるという意味。
馬遅枚疾(ばちばいしつ)
司馬相如は文章を書くのが遅く、枚皐は文章を書くのが速かったという故事のこと。 「馬」は中国の前漢の人物、司馬相如のこと。 「枚」は中国の前漢の人物、枚皐のこと。 どちらも漢詩の表現、修辞による分類の一つの賦の巨匠。
腹心之疾(ふくしんのしつ)
命を落とす可能性の高い、非常に危険な病気。 または、どうすることも出来ない災害や、大きな障害、手ごわい相手のこと。 「腹心」は内臓と心臓のこと。 人にとって重要な部分の病気という意味から。
仏籬祖室(ぶつりそしつ)
仏門、主に禅宗のことをいう。 「仏籬」は竹や柴などを編んで作った、仏陀の垣。 「祖室」は禅宗の言葉で、達磨大師の室内ということで、禅宗の奥深い教えのたとえ。
蒲柳之質(ほりゅうのしつ)
生まれた時から体が弱く、病気になりやすいこと。 「蒲柳」は植物のかわやなぎ、ねこやなぎのことで、木が柔らかく、秋になると真っ先に葉が落ちるということから、病弱な体質のたとえ。
茫然自失(ぼうぜんじしつ)
予想外のことに、気が抜けて我を忘れること。 「茫然」は予想外のことに、気が抜けてぼんやりすること。 「自失」は放心してぼんやりすること。 「呆然自失」とも書く。
