「うし」で終わる四字熟語 — 42 件
「うし」で終わる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
愛多憎至(あいたぞうし)
人並みはずれてかわいがられると、そのぶん周りのねたみを招くということ。 恩が深すぎれば怨みが生まれ、愛が多すぎれば憎しみが生じる、という言葉から。 「愛多ければ憎しみ生ず」とも読む。 「愛多憎至」ともいう。
一夕九徙(いっせききゅうし)
一晩の間に何度も居場所が変わること。 または、一定の居場所にいないため、どこにいるかわからないこと。 「一夕」は一晩。 「九」は数が多いことのたとえ。 「徙」は移動すること。 中国の後漢の時代の李コウは、暗殺を恐れて夜中に何度も居場所を変えていたために、同居している人ですら居場所が分からなかったという故事から。
一本調子(いっぽんぢょうし)
ほとんど変化がなく、面白みがないこと。 音楽や文章、話し方などのことをいう。
雲行雨施(うんこううし)
天子の恩恵が広く行き渡ること。 雲が動いて様々な場所で雨が降り、全てのものを潤すという意味から。 「雲行(ゆ)き雨施(ほどこ)す」とも読む。
円顱方趾(えんろほうし)
人間のこと。 「円頭」は丸い頭。 「方足」は四角い足。 古代中国では、頭は天を、足は大地をかたどっており、人と天地は似ている存在と考えられていたことから。 「円首方足」「円顱方趾(円顱方址)」「方趾円顱(方址円顱)」ともいう。
家貧孝子(かひんこうし)
貧しい家庭で育った子どもは、親孝行な子どもになるということ。 または、人は苦しい状況のときこそ、本当の価値を発揮するということ。 「家貧しくして孝子顕れ、世乱れて忠臣を識る」を略した言葉。
閑居養志(かんきょようし)
世間から離れて、心を育てること。 「閑居」は静かな家。 「養志」は心を鍛錬すること。 「閑居(かんきょ)して志(こころざし)を養う」とも読む。
玩物喪志(がんぶつそうし)
必要の無いものに夢中になって、大切なことをなおざりにすること。 「喪志」は本来の目的を忘れること。 物に執着すれば志を失くしてしまうという意味から。 「物(もの)を玩(もてあそ)べば志(こころざし)を喪(うしな)う」とも読む。
禽息鳥視(きんそくちょうし)
何かを成すこともなく、ただ生きることのたとえ。 獣や鳥が息をしたり物を見たりするのは、食べ物を本能的に探しているだけで、意志などなくただ生きているだけという意味から。 「禽(けもの)のごとく息(いと)い鳥のごとく視る」とも読む。
勤労奉仕(きんろうほうし)
公の利益のために、報酬を得ずに仕事をすること。 「勤労」は報酬を得て、決まった時間働くこと。 「奉仕」は人のために尽力すること。
君子九思(くんしのきゅうし)
人格者が常に心がけるべき九つのこと。 「君子」は人格者、「九思」はいつも忘れないように心にある九つのこと。 物はしっかりと見る、話は正確に聞く、表情はいつも穏やかに保つ、手厚く礼儀正しい姿勢、言葉は真心を持って偽らない、仕事は慎重にする、疑問には質問する、怒る時にはその後どうするか考えておく、道義を犯して利益を貪らないという九つのこと。 「君子は九思あり」とも訓読する。
激而行之(げきじこうし)
善の本質を持つ人でも、欲望が激しくなると悪事を行ってしまうということ。 水の流れをせき止めて逆行させることから。 「激(げき)して之(これ)を行(や)る」とも読む。
荒怠暴恣(こうたいぼうし)
気持ちが荒れていて、わがままな様子。 「荒怠」は気持ちが荒れていて、やらなければならないことを怠けること。 「暴恣」は暴力的で自分勝手なこと。
左図右史(さとゆうし)
所蔵している書物が多いことのたとえ。 左右のどちらを向いても本ばかりということから。 「図」は書籍。 「史」は史書。
三思九思(さんしきゅうし)
何度も繰り返して深く考えること。 「三思」と「九思」はどちらも深く考えること。 「三…九…」は何度もという意味。
三蔵法師(さんぞうほうし)
仏教の三つの経典の経蔵、律蔵、論蔵に精通している僧侶のこと。 日本では、中国の伝奇『西遊記』の玄奘三蔵として知られているが、「三蔵法師」は固有名詞ではなく敬称。
捨根注枝(しゃこんちゅうし)
他の事に気をとられて物事の本質を忘れること。 または、問題の本質を調べることをせずに結果だけを問題にすること。 「捨根」は根を捨てること。 「注枝」は枝に水を注ぎかけること。
殊域同嗜(しゅいきどうし)
別の国の人と自分の趣味や嗜好が同じなこと。 「殊域」は外国のこと。 「同嗜」は同じ趣味を持っていること。
朱脣皓歯(しゅしんこうし)
美人を言い表す言葉。 「朱脣」は赤い唇、「皓歯」は白い歯。 「朱唇皓歯」とも書く。
春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)
春の日に感じる憂鬱と、秋に感じる寂しさのこと。 心地よい気候のときに急に気が塞いだり、寂しくなったりすることをいう。
生老病死(しょうろうびょうし)
人間が避けることが出来ない四つの苦悩のこと。 「生」は生まれること。 「老」は年老いること。 「病」は病気になること。 「死」は死ぬこと。 仏教の言葉で、四苦のことをいう。
酔生夢死(すいせいぼうし)
これといって価値あることを成し遂げぬまま、むなしく一生を終えること。 酒に酔ったような心地で日を送り、夢の中にいるかのように定まらぬまま死を迎える意で、生きる意義を自ら省みることなく、ただ歳月に流されていく生き方をいう。
吹毛求疵(すいもうきゅうし)
強引に人の欠点を探すこと。または、人の欠点をなじることで、逆に自身の欠点を暴かれること。 「吹毛」は毛を吹くこと、「求疵」は傷を探すことで、わざわざ毛を吹き分けて、隠れている傷を探し出すという意味から。 「毛を吹いて疵(きず)を求む」とも読む。
衰老病死(すいろうびょうし)
体力が衰え、歳をとって、病気になり、死ぬこと。
雪魄氷姿(せっぱくひょうし)
梅の花のこと。または、清く澄んだ心を持った人のたとえ。 梅の花は雪の残る冬の終わりに、白く美しく咲くことから。 「氷姿」は「冰姿」とも書く。 「雪魄氷姿(雪魄冰姿)」ともいう。
説三道四(せつさんどうし)
根拠のない適当なことをいうこと。 「説」と「道」は言うこと。 三と言ったり四と言ったりするということから。
桑弧蓬矢(そうこほうし)
男子が将来の目標や抱負をしっかりと決めること。 または、その目標や抱負のこと。 「桑弧」は桑の木で作った弓。 「蓬矢」はよもぎで作った矢。 古代中国の風習で、男の子が生まれると将来の活躍を願い、蓬矢を天地四方に射ていたことから。
大隠朝市(たいいんちょうし)
悟りを開いた真の隠者は、山中ではなく人の多い街中で生活しているという意味。 「大隠」は本当に悟りを開いた隠者のこと。 「朝市」は人が多く集まる場所。
大化有四(たいかゆうし)
人が生まれてから死ぬまでにたどる大きな変化を、四つの段階に分けてとらえた語。すなわち、生まれて間もない嬰孩(赤子・幼児の時期)、心身ともに盛んな少壮(青年から壮年の時期)、気力体力の衰える老耄(老いて衰える時期)、そして命の尽きる死亡の、四つの段階をいう。 「化」は生命のかたちが移り変わることを指し、人の一生を自然の推移として段階的に見る見方を表す。
大醇小疵(たいじゅんしょうし)
すぐれているが、細かいところに小さな欠点があることのたとえ。 「醇」はよく熟していて、味の濃い酒。 「疵」は欠点。
