酒入舌出とは
酒入舌出
しゅにゅう-ぜっしゅつ

四字熟語 | 酒入舌出 |
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読み方 | しゅにゅうぜっしゅつ |
意味 | 酒に酔いすぎると口数が多くなって、失言する恐れがあるということを戒めた言葉。
中国の春秋時代の斉の桓公は、大臣たちに酒を振る舞った時に、宰相の管仲は半分ほど飲んで捨てたのを見て、それを咎めると、「酒に深く酔うと失言する恐れがあり、失言して身を捨てるよりは酒を捨てるほうがよい」と答えたという故事から。 「酒(さけ)入(い)れば舌(した)出(い)ず」とも読む。 |
出典 | 『説苑』「敬慎」 |
場面用途 | 戒めの言葉 / 言葉 |
使用されている漢字
「酒」を含む四字熟語
- 悪酔強酒(あくすいきょうしゅ)
- 飲酒高会(いんしゅこうかい)
- 花天酒地(かてんしゅち)
- 求漿得酒(きゅうしょうとくしゅ)
- 琴歌酒賦(きんかしゅふ)
- 金亀換酒(きんきかんしゅ)
- 琴棋詩酒(きんきししゅ)
- 金谷酒数(きんこくのしゅすう)
- 儀狄之酒(ぎてきのさけ)
- 葷酒山門(くんしゅさんもん)
- 紅灯緑酒(こうとうりょくしゅ)
- 高陽酒徒(こうようのしゅと)
- 酒甕飯嚢(しゅおうはんのう)
- 酒家妓楼(しゅかぎろう)
- 酒食徴逐(しゅしちょうちく)
- 酒酔酒解(しゅすいしゅかい)
- 酒池肉林(しゅちにくりん)
- 酒嚢飯袋(しゅのうはんたい)
- 漿酒霍肉(しょうしゅかくにく)
- 朮羹艾酒(じゅっこうがいしゅ)
- 截髪易酒(せっぱつえきしゅ)
- 簇酒斂衣(そうしゅれんい)
- 粗酒粗餐(そしゅそさん)
- 太羹玄酒(たいこうげんしゅ)
- 置酒高会(ちしゅこうかい)
- 灯紅酒緑(とうこうしゅりょく)
- 斗酒隻鶏(としゅせきけい)
- 斗酒百篇(としゅひゃっぺん)
- 呑花臥酒(どんかがしゅ)
「入」を含む四字熟語
- 一入再入(いちじゅうさいじゅう)
- 一球入魂(いっきゅうにゅうこん)
- 一超直入(いっちょうじきにゅう)
- 開示悟入(かいじごにゅう)
- 下喬入幽(かきょうにゅうゆう)
- 感情移入(かんじょういにゅう)
- 含笑入地(がんしょうにゅうち)
- 鬼出電入(きしゅつでんにゅう)
- 窮鳥入懐(きゅうちょうにゅうかい)
- 胡孫入袋(こそんにゅうたい)
- 出将入相(しゅっしょうにゅうしょう)
- 升堂入室(しょうどうにゅうしつ)
- 実相観入(じっそうかんにゅう)
- 漸入佳境(ぜんにゅうかきょう)
- 単刀直入(たんとうちょくにゅう)
- 泥牛入海(でいぎゅうにゅうかい)
- 入境問禁(にゅうきょうもんきん)
- 入幕之賓(にゅうばくのひん)
- 入木三分(にゅうぼくさんぶ)
- 悖出悖入(はいしゅつはいにゅう)
- 悖入悖出(はいにゅうはいしゅつ)
- 病入膏肓(びょうにゅうこうこう)
- 量入為出(りょうにゅういしゅつ)
- 量入制出(りょうにゅうせいしゅつ)
「舌」を含む四字熟語
「出」を含む四字熟語
- 鬼出電入(きしゅつでんにゅう)
- 議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
- 四門出遊(しもんしゅつゆう)
- 出奇制勝(しゅっきせいしょう)
- 出家遁世(しゅっけとんせい)
- 出谷遷喬(しゅっこくせんきょう)
- 出将入相(しゅっしょうにゅうしょう)
- 出処進退(しゅっしょしんたい)
- 出世本懐(しゅっせのほんがい)
- 出言不遜(しゅつげんふそん)
- 出没自在(しゅつぼつじざい)
- 出藍之誉(しゅつらんのほまれ)
- 出離生死(しゅつりしょうじ)
- 出類抜萃(しゅつるいばっすい)
- 深居簡出(しんきょかんしゅつ)
- 神出鬼没(しんしゅつきぼつ)
- 推陳出新(すいちんしゅっしん)
- 水落石出(すいらくせきしゅつ)
- 賤斂貴出(せんれんきしゅつ)
- 超塵出俗(ちょうじんしゅつぞく)
- 独出心裁(どくしゅつしんさい)
- 悖出悖入(はいしゅつはいにゅう)
- 悖入悖出(はいにゅうはいしゅつ)
- 破綻百出(はたんひゃくしゅつ)
- 抜群出類(ばつぐんしゅつるい)
- 変態百出(へんたいひゃくしゅつ)
- 門外不出(もんがいふしゅつ)
- 立身出世(りっしんしゅっせ)
- 量入為出(りょうにゅういしゅつ)