残酷非道について

四字熟語 | 残酷非道 |
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読み方 | ざんこくひどう |
意味 | 人の道にはずれていて、見ていられないほど酷い様子。 または、そのように酷い振る舞いや行い。 |
出典 | - |
類義語 | 悪逆非道(あくぎゃくひどう) |
極悪非道(ごくあくひどう) | |
残忍非道(ざんにんひどう) | |
大逆無道(たいぎゃくむどう) | |
暴虐非道(ぼうぎゃくひどう) |
使用されている漢字
「残」を含む四字熟語
遺風残香(いふうざんこう)
過去の賢者やすぐれた風俗のなごり。 「遺風」は過去の賢者が残した教え。または、昔から受け継がれている風習。 「残香」は残り香。
残山剰水(ざんざんじょうすい)
戦争によって荒れ果てた山や川の様子。 または、山水画を描く技法のこと。 山や川の全体を描かずに、一部分を描いて雄大な自然を表現する技法をいう。 「残」と「剰」はどちらも残っているという意味。
残息奄奄(ざんそくえんえん)
どうにか呼吸が出来ているような、死んでしまいそうな状態のこと。 または、そのような状態のことから、広く色々なことが滅びてしまいそうな苦しい状況のこと。 「残息」は呼吸のこと。 「奄」は覆うやふさぐという意味で、「奄奄」は呼吸が止まってしまいそうな状態ということから、弱々しい状態のこと。 「残息奄々」とも書く。
残忍酷薄(ざんにんこくはく)
人のことを気遣うこともなく、むごいこと。 「残忍」と「酷薄」はどちらも無慈悲なこと。 「残忍刻薄」とも書く。
残念至極(ざんねんしごく)
非常に悔しいこと。 「至極」はこの上なくや、非常にという意味の言葉。
残念無念(ざんねんむねん)
たまらなく悔しいこと。 「残念」は目的を果たせずに思い残すこと。 「無念」は目的を果たすことが出来なくなることを悔しく思うこと。 似ている意味の言葉を重ねて強調したもの。
「酷」を含む四字熟語
厳談酷促(げんだんこくそく)
容赦無く借金を取り立てること。 「厳談」と「酷促」はどちらも激しい取り立てのことで、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
残酷非道(ざんこくひどう)
残忍酷薄(ざんにんこくはく)
人のことを気遣うこともなく、むごいこと。 「残忍」と「酷薄」はどちらも無慈悲なこと。 「残忍刻薄」とも書く。
冷酷無情(れいこくむじょう)
思いやりも同情心もないこと。 「冷酷」は思いやりがなくひどいこと。 「無情」は思いやりも、相手を哀れむ心もないこと。 似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
「非」を含む四字熟語
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「非道」は人としての道理にはずれていること。
有情非情(うじょうひじょう)
人間や動物、植物に加えて、命を持たない石や水などを含めた世界に存在する全てのもののこと。
拒諫飾非(きょかんしょくひ)
他人からの忠告を聞かず、道理にそむいた行いの言い訳をすること。 「拒諫」は他人からの忠告を受け入れないこと。 「飾非」は道理にそむいた行いの言い訳をすること。 「諫を拒み非を飾る」とも読む。
曲直是非(きょくちょくぜひ)
物事の善悪のこと。 「曲直」は曲がっていることと、まっすぐなこと。 「是非」は正しいことと、間違っていること。
口是心非(こうぜしんひ)
口に出して言うことと、気持ちが一致していないこと。 言葉では賛成しているが、心の中では反対していることをいう。 「口に是し心に非とす」とも読む。
今是昨非(こんぜさくひ)
今になって過去の行いが過ちだったと気づいて悔いること。 「是」は正しいこと、「非」は誤りのことで、今日は正しいが、昨日までは間違っていたという意味から。 「今の是にして昨の非なりしを覚る」を略した言葉。
「道」を含む四字熟語
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「非道」は人としての道理にはずれていること。
悪逆無道(あくぎゃくむどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「無道」は人としての道理にはずれていること。
隠居楽道(いんきょらくどう)
世間から離れ、山奥などの静かな場所に住み、清くゆったりとした気持ちで生活すること。または、文人が街中での生活を楽しむこと。 「隠居、道を楽しむ」とも読む。
王道楽土(おうどうらくど)
「王道」は徳をもって公平で無私の政治で、王が行うべき道、「楽土」は安楽の土地のことで、徳があり、公平な政治が行われている楽しくて平和な国のこと。
感応道交(かんのうどうこう)
仏の力が人々の信仰の心に応えて、仏と人々の心が通じ合うこと。 「感応」は仏と人々の心が通じ合うこと。 「感応の道交わる」とも読む。
詭道険語(きどうけんご)
人を困惑させるやり方や、分かりづらい言葉のこと。 「詭道」は人を不安にさせたり、好ましくない行動に走らせるやり方。 「険語」は難しく、理解し辛い言葉。