鞭辟近裏とは
鞭辟近裏
べんぺき-きんり
四字熟語 | 鞭辟近裏 |
---|---|
読み方 | べんぺききんり |
意味 | 人からの励ましを受け、努力して学問や道理の奥深くを理解していくこと。または、身に切実なことだけを考えること。または、文章などがしっかりと考えられていて、深い意味が込められていること。
「鞭辟」は馬車の御者が鞭を打ち鳴らして、その音で人込みを切り開くこと。 「近裏」は内側という意味。 鞭を打ち鳴らして、人込みを掻き分けて、人込みの内側に馬車が入っていくということから。 「鞭辟(べんぺき)して裏に近づく」とも読む。 |
出典 | 『近思録』「論学」 |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 勉学に励む / 研究 / 詩文の深くに別の意味が隠されている / 文章 |
使用漢字 | 鞭 / 辟 / 近 / 裏 |