優孟衣冠とは
優孟衣冠
ゆうもう-いかん
四字熟語 | 優孟衣冠 |
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読み方 | ゆうもういかん |
意味 | 他人の真似をする人。 または、演技をすること。 姿は似ているが、実態が違うもののたとえ。 「優孟」は人名。 「衣冠」は衣服と冠のこと。 中国の春秋時代の楚の国の宰相の叔敖は清廉な人だったが、叔敖の死後にその子孫は貧しく生活に苦しんでいた。 叔敖に恩があった俳優の優孟は、叔敖の衣服と冠を身に付けて叔敖になりすまし、叔敖の功績と子孫の不遇を訴えると、荘王は反省して子孫に領地を与えたという故事から。 |
出典 | 『史記』「滑稽伝」「優孟伝」 |
漢検級 | 準1級 |
使用語彙 | 衣冠 |
使用漢字 | 優 / 孟 / 衣 / 冠 |