大義滅親とは
大義滅親
たいぎ-めっしん
![大義滅親](https://yoji.jitenon.jp/eyecatch/779.png)
四字熟語 | 大義滅親 |
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読み方 | たいぎめっしん |
意味 | 国や君主の正義を貫くためには、親や兄弟などの身内すらかえりみないこと。
「大義」は人として大切な道義。 「親」は親や兄弟などの身内。 春秋時代に衛の州吁と石厚が、共謀して君主を殺し王位を奪ったが、民心をつかむことができなかった。 石厚の父親「石サク」は石厚に”陳の国に助けを求めよ”と命じ、その裏で陳王に「君主を殺したものを処刑してほしい」と伝えた。 州吁と石厚は陳王に処刑され、正義を貫くために自分の子供の命すらかえりみなかった石サクは民に純臣として賞賛されたという故事から。 |
出典 | 『春秋左氏伝』「隠公四年」 |
漢検級 | 3級 |
類義語 | 以義割恩(いぎかつおん) |
使用語彙 | 大義 |
使用漢字 | 大 / 義 / 滅 / 親 |