『神仙伝』を出典とする四字熟語 — 5 件
『神仙伝』(しんせんでん)を出典とする四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全5件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
橘井杏林(きつせいきょうりん)
医者や医術をたたえていう言葉。 「橘井」は、仙人の蘇耽が母に、疫病がはやったら庭の井戸の水と軒の橘の葉で人を救えと言い残し、そのとおりに多くの人が助かったという故事から。 「杏林」は、医者の董奉が治療代を取らず、病の治った人に杏の木を植えさせたところ、やがて大きな林になったという故事から。 どちらも『神仙伝』にみられる。
滄海桑田(そうかいそうでん)「麻姑」
世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。 「滄海」は大海のこと。 「桑田」は桑畑のこと。 大海だった所が桑畑になるような変化が起こるとの意から。 「滄海変じて桑田と為る」を略した言葉。 「桑田滄海」「桑海之変」「滄桑之変」「桑田碧海」などともいう。
東海揚塵(とうかいようじん)「麻姑」
世の中の変化が激しいことのたとえ。 東にある大きな海が陸地になって、土ぼこりが立つという意味から。 「東海(とうかい)塵(ちり)を揚(あ)ぐ」とも読む。
麻姑搔痒(まこそうよう)「麻姑」
物事が思い通りにうまくいくこと。 または、細かい要望に対して満足する結果で応えることができること。 痒い所に手が届くという意味。 「麻姑」は手の爪が鳥のように長い中国の伝説の仙女の名前。 「搔痒」は痒いところをかくということ。 漢の桓帝の時代、蔡経が「麻姑の爪で背中をかかせたら気持ちが良いにちがいない」と思ったという故事から。
淮南鶏犬(わいなんのけいけん)「劉安」
他人の権力と勢力で自分の利益を得たり、出世したりすること。 「淮南」は国の名前。 中国の前漢の時代、淮南の王の劉安が昇天した後に、自身が調合した仙薬の残りを犬や鶏がなめると、犬や鶏も昇天できたという故事から。
