『五灯会元』を出典とする四字熟語 — 9 件
『五灯会元』(ごとうえげん)を出典とする四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全9件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
鴉巣生鳳(あそうせいほう)「一二」
無能の親から頭の良い子どもが生まれること。 または、貧しい家から聡明な人がでること。 鴉(からす)の巣に伝説の瑞鳥である鳳凰が生まれるという意味から。
一日不食(いちにちふしょく)「三」
毎日、仕事の後でないと食事をしないこと。 何よりも仕事を大切にする心得。 唐のある禅師は、老齢にして毎日人一倍労務を行っていた。みかねた弟子たちが農具を隠し、師に休息をとるよう願った。禅師は農具を探したが見つからず休息をとったが、その日は食事をとることはなかった。弟子たちが理由を尋ねると「一日作らざれば一日食らわず」と答えたという故事から。
臭肉来蠅(しゅうにくらいよう)「一一・三聖彗然禅師」
良心に恥じることがあると、悪者に利用されるということのたとえ。 生臭い肉に蠅が群がるという意味から。
焦眉之急(しょうびのきゅう)「一六」
危険が間近に迫ってきていることのたとえ。 「焦眉」は眉が焦げるほどに火が近づくということ。 「焼眉之急」とも書く。
頂天立地(ちょうてんりっち)「二〇」
誰に頼ることもなく、一人で堂々と生きていること。 「天(てん)を頂(いただ)いて地に立つ」とも読む。
鉄樹開花(てつじゅかいか)
将来の可能性がないこと。または、非常に珍しいこと。 「鉄樹」は鉄でできた木のことで、鉄でできた木は花が咲かないという意味から。 または、「鉄樹」は六十年に一度だけ花が咲くといわれているということから。 「開花」は花が咲くこと。
電光石火(でんこうせっか)「七」
動きが極めて早いこと。または、ごく短い時間。一瞬。 「電光」は雷の光。 「石火」は火打ち石などを打ち付けたときに出る火花。 どちらも一瞬の光であることから。 「石火電光」ともいう。
馬痩毛長(ばそうもうちょう)「五祖法演禅師」
貧しいと生きるだけで手一杯で、気力がなくなるということ。 馬が栄養を取ることができずに痩せて、毛だけが長くなるということから。 「馬(うま)痩(や)せて毛(け)長し」とも読む。
揺頭擺尾(ようとうはいび)「六」
気に入られるために相手の機嫌をとること。 「擺尾」は尾を振ること。 川の流れに逆らって泳ぐ魚の動作のことをいい、頭を揺らしながら尾を振るという意味から。 「頭(かしら)を揺(うご)かし尾を擺(うご)かす」とも読む。
