「還」を含む四字熟語 — 8 件
「還」を含む四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
衣錦還郷(いきんかんきょう)
「故郷に錦を飾る」の語源で、出世して故郷に帰ること。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物のこと。
空手還郷(くうしゅげんきょう)
手に何も持たずにふるさとへ帰ること。 鎌倉時代の禅僧道元は、宋に渡って天童如浄のもとで学んだが、経典も仏像も持ち帰らずに帰国した。 そこでつかんだのは、目は横に、鼻は縦についているという、ありのままの姿をありのままに受け取ることだった。 遠い国にだけ特別な教えがあるわけではないのだから、持ち帰る物などない、という思いをこの言葉で表している。 「空手(くうしゅ)にして郷(きょう)に還(かえ)る」とも読む。
還相回向(げんそうえこう)
浄土へと往生した人がこの世に戻り、全てのものに功徳を還元して浄土へ往生させること。 「還相」は浄土へと往生した人が、全てのものを救うためにこの世へと戻ってくること。 「回向」は積み重ねた功徳を全てのものへと与えること。
還俗復飾(げんぞくふくしょく)
僧や尼が俗世の人に戻ること。 「還俗」は僧や尼が俗世の人に戻ること。 「復飾」は髪を伸ばすこと。
借屍還魂(しゃくしかんこん)
役に立たなくなったものや忘れられていたものを担ぎ出して、自分の勢いを取り戻すこと。 「屍」は死体のこと。 「還魂」は魂が戻ること。 死んだ者の体を借りて生き返るという意味から。 すでに用済みと思われている名目や人物を、あえて利用する策略をいう。 兵法三十六計の第十四計。 「屍(しかばね)を借(か)りて魂(たましい)を還(かえ)す」とも読む。
大政奉還(たいせいほうかん)
江戸時代の末期である一八六七年、江戸幕府の十五代将軍徳川慶喜が、明治天皇に政権を返上したこと。 「大政」は天下の政治。 「奉還」は天皇に返すという意味。
版籍奉還(はんせきほうかん)
明治維新の後に行われた政治改革で、日本全国の藩主が朝廷に領地と領民を返還したこと。 「版籍」は版図と戸籍のことで、土地と領民のこと。 「奉還」は返すという意味の言葉で、それを謙って言う言葉。 「藩籍奉還」とも書く。
買櫝還珠(ばいとくかんしゅ)
見た目が立派なだけで実質のないものを価値があるものとして扱うこと。または、重要なことをないがしろにして、本筋から外れたことを重要視すること。また、取捨選択を間違えること。 「櫝」は蓋のついた箱のこと。 見た目の立派な箱を買い、その中に入っていた珠玉を相手に返してしまったことから。 「櫝(とく)を買いて珠(たま)を返す」とも読む。
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