「へん」から始まる四字熟語
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片簡零墨(へんかんれいぼく)
書物の欠片やちょっとした書き物のこと。 「片簡」は切れてばらばらになった書物。 「零墨」は一滴の墨ということから、千切れた書物の一欠けらのこと。
変幻自在(へんげんじざい)
好きなように姿を現したり消したり、思い通りに姿を変えたりすること。 「変幻」は幻のようにあっという間に消えたり現れたりすること。 「自在」は思うとおりに出来ること。
片言隻句(へんげんせきく)
少しだけの言葉。一言だけの短い言葉。 「片」は欠片、「隻」は一つという意味から、どちらも少しやわずかなことのたとえ。 「片言」と「隻句」は、どちらも少しの言葉や一言だけの短い言葉という意味で、同じ意味の言葉を重ねて強調したもの。
片言隻語(へんげんせきご)
少しだけの言葉。一言だけの短い言葉。 「片」は欠片という意味で、「隻」は一つという意味から、どちらも少しやわずかということのたとえ。 「片言」と「隻語」は、どちらも少しの言葉や一言だけの短い言葉という意味で、同じ意味の言葉を重ねて強調した言葉。
片言隻句(へんげんせっく)
少しだけの言葉。一言だけの短い言葉。 「片」は欠片、「隻」は一つという意味から、どちらも少しやわずかなことのたとえ。 「片言」と「隻句」は、どちらも少しの言葉や一言だけの短い言葉という意味で、同じ意味の言葉を重ねて強調したもの。
片言折獄(へんげんせつごく)
少しだけの言葉。一言だけの短い言葉。 「片」は欠片という意味で、「折」は一つという意味から、どちらも少しやわずかということのたとえ。 「片言」と「折獄」は、どちらも少しの言葉や一言だけの短い言葉という意味で、同じ意味の言葉を重ねて強調した言葉。
変成男子(へんじょうなんし)
女性が仏になるときに、一度男性になること。 古代のインドで女性は五つの地位を得ることはできないとされていたが、大乗仏教では道を得ると仏になれるとした。
変相殊体(へんそうしゅたい)
世間を離れて僧侶の姿になること。 「変相」は姿をいろいろと変えること。 「殊体」は他とは違う姿。 僧侶になって、普通の人とは違う容姿になることをいう。
変態百出(へんたいひゃくしゅつ)
次から次へと姿や形が変わること。 「変態」は形が変化すること。 「百出」は次々と出現すること。
偏袒右肩(へんたんうけん)
右肩を出して、左肩を袈裟で覆う着方で、恭順の意志を示す。 古代インドの礼法で、右手が利き腕ということから、攻撃の意志を示したもの。
偏袒扼腕(へんたんやくわん)
激しく怒ったり、ひどく悔しがる様子。 感情を昂らせる様子を表す言葉。 「偏袒」は着物の片方の袖を脱いで肩を出すこと。 「扼腕」は片手でもう片方の二の腕を強く握ること。 どちらも感情を昂らせることのたとえ。
偏袒右肩(へんだんうけん)
右肩を出して、左肩を袈裟で覆う着方で、恭順の意志を示す。 古代インドの礼法で、右手が利き腕ということから、攻撃の意志を示したもの。
遍地開花(へんちかいか)
色々なよい出来事が、様々な場所で次々に起こること。 または、よい出来事が広がっていくこと。 周囲一帯に花が咲くという意味から。 「地に遍(あまね)く花を開く」とも読む。
辺地粟散(へんちぞくさん)
辺境にある小さな国のこと。 粟の粒が散らばっているかのように、世界の果てにある小さな国という意味から。 中国やインドから見た日本のことをいう場合もある。 「辺地粟散」ともいう。
胼胝之労(へんちのろう)
非常に辛い苦労をすること。 「胼胝」は皮膚が厚く固くなるたこやひび、あかぎれ。 たこやひび、あかぎれができるほどに苦労するという意味から。
偏聴生姦(へんちょうしょうかん)
論争をする場合に、一方の言い分だけを聞いて判断すると、災いが生まれるということ。 「偏聴」は一方の言い分だけを聞くこと。 「生姦」は道理に外れた悪い出来事が起きること。 「偏(かたよ)り聴けば姦(かん)を生ず」とも読む。
胼胝之労(へんていのろう)
非常に辛い苦労をすること。 「胼胝」は皮膚が厚く固くなるたこやひび、あかぎれ。 たこやひび、あかぎれができるほどに苦労するという意味から。
辺幅修飾(へんぷくしゅうしょく)
外見や世間体をよく見えるように飾って見栄を張ること。 「辺幅」は布の縁のこと。転じて外見のこと。 「修飾」は飾り立てること。 布の縁を縫って、ほころびを取り繕うことから。 「辺幅(へんぷく)を修飾す」とも読む。 「修飾辺幅」ともいう。
偏僻蔽固(へんぺきへいこ)
道理に暗く、考えが偏っていて、考えや態度を変えないこと。 「偏僻」は考えが偏っていて、心がねじけていること。 「蔽固」は道理に暗く、考えや意見を変えないこと。 「偏僻(へんぺき)にして固(こ)を蔽(おお)う」とも読む。
偏旁冠脚(へんぼうかんきゃく)
漢字の部首の総称。 「偏」は漢字の左側の部分、へん。 「旁」は漢字の右側の部分、つくり。 「冠」は漢字の上部分、かんむり。 「脚」は漢字の下部分、あし。 漢字の部首は他にもあるが、それらを一まとめにしていう言葉。 「偏傍冠脚」とも書く。
偏傍冠脚(へんぼうかんきゃく)
漢字の部首の総称。 「偏」は漢字の左側の部分、へん。 「旁」は漢字の右側の部分、つくり。 「冠」は漢字の上部分、かんむり。 「脚」は漢字の下部分、あし。 漢字の部首は他にもあるが、それらを一まとめにしていう言葉。 「偏傍冠脚」とも書く。
駢拇枝指(へんぼしし)
役に立たないもののたとえ。 「駢拇」は足の親指と人差し指がくっついて一つになっていること。 「枝指」は手の親指が枝分かれして、親指の隣に六本目の指があること。
変法自彊(へんぽうじきょう)
法律や制度を新しくして国力を上げること。 中国の清の時代に、光諸帝からの支持を得て、康有為や梁啓超などが日本の明治維新を手本に、立憲君主制を目指して行った政治改革運動。 保守派の西大后を幽閉または暗殺しようとしたが、戊戌の政変を起こされて阻止された。 「変法自彊」とも書く。
変法自強(へんぽうじきょう)
法律や制度を新しくして国力を上げること。 中国の清の時代に、光諸帝からの支持を得て、康有為や梁啓超などが日本の明治維新を手本に、立憲君主制を目指して行った政治改革運動。 保守派の西大后を幽閉または暗殺しようとしたが、戊戌の政変を起こされて阻止された。 「変法自彊」とも書く。
片利共棲(へんりきょうせい)
一緒に生活していて、片方だけが利益を得ているが、片方は利益も損害も受けないこと。 「片利」は一方だけが利益を得ること。 「共生」は別の種類の生き物が一緒に暮らすこと。 「片利共棲」とも書く。
片利共生(へんりきょうせい)
一緒に生活していて、片方だけが利益を得ているが、片方は利益も損害も受けないこと。 「片利」は一方だけが利益を得ること。 「共生」は別の種類の生き物が一緒に暮らすこと。 「片利共棲」とも書く。
偏露右肩(へんろうけん)
右肩を出して、左肩を袈裟で覆う着方で、恭順の意志を示す。 古代インドの礼法で、右手が利き腕ということから、攻撃の意志を示したもの。