「風習」に関連する四字熟語 — 42 件
「風習」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全42件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
一妻多夫(いっさいたふ)
一人の女性が同時に複数の夫を持つ婚姻形態。一夫多妻の対義にあたり、チベットやネパールなど一部地域で見られる。
一世一元(いっせいいちげん)
天皇や皇帝が一代ごとに一つの元号を定め、変えずに用いること。 日本では明治天皇のときに制度として実施された。
一夫多妻(いっぷたさい)
複数の妻を同時に持つことのできる結婚の制度のこと。 一人の夫と多くの妻という意味から。
移風易俗(いふうえきぞく)
習慣やしきたりをよりよく変えること。 「風俗を移易す」を一文字ずつ分けて、互いを補い合って表現した言葉。 「風(ふう)を移し俗を易(か)う」とも読む。
遺風残香(いふうざんこう)
過去の賢者やすぐれた風俗のなごり。 「遺風」は過去の賢者が残した教え。または、昔から受け継がれている風習。 「残香」は残り香。
烏帽子親(えぼしおや)
武家の男子が元服した時の儀式で、仮親として烏帽子を被せ、幼名の代わりとなる名前の名付けを行う役目の人。 多くは将来を託すことのできる有力者に依頼し、仮親となった人は子となった人の庇護(ひご)や世話などを行い、子となった人は仮親に忠誠や義理を尽くす関係となる。
公序良俗(こうじょりょうぞく)
社会の状態を安定させるための決まりと、一般的に良いとされている昔からの習慣や道徳の考え方のこと。 ”公共の秩序”と”善良な風俗”を略したもの。 法の解釈や適用をするときの基準の一つであり、全ての法の基本となる理念。 「公序」は公共の守るべき決まりのこと。 「良俗」は世間から認められている習慣や道徳の考え方のこと。
告朔餼羊(こくさくのきよう)
昔から続いている習慣や行事などを理由もなく止めるべきではないということのたとえ。または、実質がなくなっていて形式だけが残っていることのたとえ。 「告朔」は、古代中国で、諸侯が天子から受け取った新しい年の暦をいったん祖先の廟に納め、毎月一日に祭事を行い、その月の暦を国内に施行した儀式のこと。 「餼羊」は、その祭事に供えるいけにえの羊。 告朔の意義が廃れて羊を供える儀式だけが残った時、いけにえを廃止しようとしたが、孔子が告朔の儀式が全て廃れてしまうのを惜しんだという故事から。
黒歯彫題(こくしちょうだい)
黒い色に染めた歯と入れ墨をした額のこと。 「題」は額のこと。 古代中国の南方にいた異民族の風習。 「彫題」は「雕題」とも書く。 「彫題黒歯(雕題黒歯)」ともいう。
五障三従(ごしょうさんじゅう)
女性が持っているとされていた五つの障害と、女性が従わされていた三つのこと。 「五障」は仏教の言葉で、梵天、帝釈天、魔王、転輪聖王、仏のことで、この五つは女性がなれないとされていた。 「三従」は幼少時は親に従い、結婚後は夫に従い、老いたら子に従うべきということ。
左戚右賢(させきゆうけん)
君主が、身内よりも賢い人材を重んじること。 「戚」は親族、「賢」はすぐれた人。 漢の時代は右を尊び左を卑しいとしたので、親族を左に、賢者を右に置くという言い方で表した。 「右賢左戚」ともいう。
三跪九叩(さんききゅうこう)
中国の清の敬礼の方法。 三回跪(ひざまず)いて、頭を九回地面に打ち付ける礼のことをいう。
三従四徳(さんじゅうしとく)
昔の中国の女性への教え。 「三従」は従うべき三つのことで、幼い時は父親に従い、嫁いだ後には夫に従い、年老いたら子どもに従うべきであるということ。 「四徳」はいつもの生活で心がけるべき四つのことで、女性としての節操を守ることをいう婦徳、言葉遣いをいう婦言、身だしなみをいう婦容、家事をいう婦功のこと。
四神相応(しじんそうおう)
四神に基づき、最も理想的とされる地相のこと。 「四神」は四方位を守護する神々であり、東の青竜は流水、南の朱雀は窪地、西の白虎は大道、北の玄武は丘陵を象徴する。これらの地形が揃う地相が、吉兆とされている。 この地相は、官位や福禄、無病、長寿をもたらすと信じられており、平安京はその条件を満たす地に建設されたとされている。
七難九厄(しちなんくやく)
男女とも七と九のつく年齢のときには災厄に遭いやすいという俗信のこと。
士農工商(しのうこうしょう)
日本の江戸時代にあった四つの身分階級のことで、武士、農民、工人、商人のこと。
七五三縄(しめなわ)
鳥居や神棚などに飾ったり、神域を区別するために用いたりする縄のこと。 縄の網目に七、五、三筋のわらをはさんで垂らすことに由来する当て字。 「注連縄」「〆縄」「標縄」などとも書く。
殊俗帰風(しゅぞくきふう)
習慣や風習が違う国に移住して、その国の習慣や風習に従って染まること。 「殊俗」は習慣や風習が異なる国や土地、民族のこと。 「帰」は付き従うという意味。 「殊俗(しゅぞく)風(ふう)に帰す」とも読む。
時移俗易(じいぞくえき)
時代の移り変わりに応じて、風俗や習慣も変わること。 「時(とき)移(うつ)り俗(ぞく)易(か)わる」とも読む。
醇風美俗(じゅんぷうびぞく)
他人への思いやりのある、美しく望ましい風俗や習慣。 「醇風」は人への思いやりのある習慣。 「美俗」は美しい習慣。 「淳風美俗」とも書く。
女尊男卑(じょそんだんぴ)
男性よりも女性が尊いとする考え方のこと。 または、そのような社会的な慣習。 「女尊」は女性を敬い、高く扱うこと。 「男卑」は男性を軽んじて低く扱うこと。
先祖伝来(せんぞでんらい)
先祖から何代にも渡って受け継いだ物事。 「先祖」は同じ血筋に連なっている代々の人たちのこと。 「伝来」は何代も続いて受け継がれること。
桑弧蓬矢(そうこほうし)
男子が将来の目標や抱負をしっかりと決めること。 または、その目標や抱負のこと。 「桑弧」は桑の木で作った弓。 「蓬矢」はよもぎで作った矢。 古代中国の風習で、男の子が生まれると将来の活躍を願い、蓬矢を天地四方に射ていたことから。
桑蓬之志(そうほうのこころざし)
男子が将来の目標を心にしっかりと決めること。 「桑」は桑の木で作った弓、「蓬」は植物のよもぎの矢のこと。 古代中国で、男子が生まれるとこれから先に世間で活躍することを願い、矢を天地四方に射た風習から。
祖先伝来(そせんでんらい)
先祖から何代にも渡って受け継いだ物事。 「祖先」は同じ血筋に連なっている代々の人たちのこと。 「伝来」は何代も続いて受け継がれること。
男尊女卑(だんそんじょひ)
男を尊いものとし、女性を卑しいものとする考え方のこと。
断髪文身(だんぱつぶんしん)
野蛮な習慣のこと。 「断髪」は髪の毛を短い長さに切ること。 「文身」は刺青のこと。 中国で野蛮とされていた、呉越の一帯の風習。
剃頭辮髪(ていとうべんぱつ)
中国の周辺民族で見られた代表的な髪型。 清朝では漢民族にも強制された髪型。 「剃」は剃ること、「辮」は髪を編むことで、頭の頭頂部を残して、周囲を剃って残った頭頂部を編んで後ろにたらした髪型。
同風一俗(どうふういちぞく)
全国のしきたりや、ならわしが同じものになり、統一されること。 「風(ふう)を同じく俗を一(いつ)にす」とも読む。
入境問禁(にゅうきょうもんきん)
知らない土地に行ったら、はじめにその地での禁止事項を聞いて、それを守ることが大切だということ。 「入境」は国境を越えること。他の地域に行くこと。 「問禁」は禁止されていることを聞くこと。
女人禁制(にょにんきんせい)
女性が特定の場所に立ち入ることや行事に参加することを禁止したもの。 昔の仏教や修験道では、女性がいると修行に差し支えるとして、寺や聖域に入ることを禁止していた。
被髪左衽(ひはつさじん)
文明がないような地域にある野蛮な風習のこと。 「被髪」は束ねずに乱れた髪の毛。 「左衽」は左前にして着物を着ることで、普通とは逆に着るという意味。 「被髪左袵」とも書く。
被髪文身(ひはつぶんしん)
異なる民族の風習。 または、異民族の野蛮な風習。 「被髪」は束ねずに乱れた髪の毛。 「文身」は身体に入れ墨をすること。
風清弊絶(ふうせいへいぜつ)
しきたりや慣わしが改まり、悪行や弊害がなくなること。 「風清」は風習がよくなること。 「弊絶」は悪行や弊害がなくなること。 「弊絶風清」ともいう。
風俗壊乱(ふうぞくかいらん)
社会の風習や日常的に行っていることが乱れること。 「風俗」はしきたりや習慣。 「壊乱」は壊れて乱れること。
父祖伝来(ふそでんらい)
先祖から何代にも渡って受け継いだ物事。 「父祖」は同じ血筋に連なっている代々の人たちのこと。 「伝来」は何代も続いて受け継がれること。
名字帯刀(みょうじたいとう)
江戸時代、武士の特権であった姓を名乗り刀を持つことが、功績や財力などによって平民にも許されたこと。 「帯刀」は刀を腰に差して持ち歩くこと。
盟神探湯(めいしんたんとう)
古代日本で行われた、神に誓いを立て、真偽、正邪を判断する裁判の方法。 神に誓いを立てて熱湯に手をいれて、正しい者はやけどを負わず、罪のある者は手がただれるというもの。
有職故実(ゆうそくこじつ)
朝廷や武家の昔から伝わる儀式や制度、風俗や習慣のこと。 または、それらを研究する学問のこと。 「有職」は朝廷や武家に昔から伝わる慣例に詳しいこと。 「故実」は伝統的な儀式や制度の慣例のこと。
六合同風(りくごうどうふう)
天下が統一され、世の中が平和に治まっていて、教化や風俗を同じくすること。 「六合」は天と地と四方で天下のこと。 「同風」は同じ風俗ということ。
流風余韻(りゅうふうよいん)
後世にまで伝わるような、すぐれた風習。 「流風」は昔の人から伝えられているすぐれた風習、美風。 「余韻」は事の後に残る味わいのこと。
良風美俗(りょうふうびぞく)
美しく、素晴らしい風習や習慣。 「風」と「俗」はどちらも習慣やしきたり。
