楚囚南冠とは
楚囚南冠
そしゅう-なんかん
四字熟語 | 楚囚南冠 |
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読み方 | そしゅうなんかん |
意味 | 捕虜として捕らわれていても、祖国のことを忘れないこと。 または、捕らわれて他国にいる人のこと。 「楚囚」は他国に捕らわれた楚の国の人。 「南冠」は南方にある国の様式の冠で、この場合の南方は楚の国のことをいう。 中国の春秋時代、楚の鐘儀は晋に捕らえられていても、祖国である楚の国の冠をいつも被っていたという故事から。 |
出典 | 『春秋左氏伝』「成公九年」 |
漢検級 | 準1級 |
使用漢字 | 楚 / 囚 / 南 / 冠 |